利用者が多く、恋活向きと評判のタップル。しかしサクラや業者がいるのではないかと不安で、登録を躊躇している人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、タップルにサクラや業者はいるのかを詳しく解説します。業者の特徴や見分け方も解説するので、ぜひ利用時の参考にして素敵な出会いを手に入れてください。
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
タップルにはサクラはいないと運営元が明言していますが、業者が紛れ込んでいる可能性はあります。まずはサクラと業者の違いを正しく理解しましょう。
タップルにサクラはいないと運営元が公式サイトで明言しています。タップルを運営する株式会社タップルはIT大手、サイバーエージェントのグループ企業です。
マッチングアプリのサクラとは、アプリの登録者数を多く見せかけたり、会員に課金を促したりするために運営元が雇う人を指します。しかしタップルは累計会員数が1,500万人を超えており、会員数の水増しや賑やかしは必要ないでしょう。
また利用料は定額制で、会員に追加課金を促す必要もないので、タップルにはサクラはいないと考えられます。
サクラはいなくても、業者が会員を装って紛れ込んでいる可能性はあるので注意が必要です。業者とは運営元とは無関係の外部の人間で、会員を騙して利益を得ようとするグループのこと。代表的なものは以下のとおりです。
①詐欺や投資、マルチ商法のカモを探している
お金を騙し取ったり、投資話でお金を引き出したり、商品を売りつけたりすることを目的に会員を物色している業者です。やり取りのなかでお金の話が出てきたら注意しましょう。
②宗教の勧誘を目的にしている
マッチングした相手を宗教に勧誘するのも業者の代表例。宗教に興味がない場合は、相手に流されずはっきり断ることが大切です。
③ホストクラブ・キャバクラなどへの誘導
ホストクラブやキャバクラで働く人が客を増やすために、アプリで知り合った相手を自分の店へ誘い出すケースもよくあります。ぼったくりバーのような悪質店へ連れて行かれる場合もあるので注意が必要です。
④有料サイトへの誘導や個人情報の収集
URLを送ってくる業者もいます。有料サイトへ飛ばされたり、個人情報を抜き取られたりといった被害が想定されるので、送られたリンクはクリックしないようにしてください。
続いて業者の特徴を紹介します。すぐに会いたがったり連絡先を聞いてきたりする場合は、業者でないかしっかり見極める必要があるので、特徴を覚えてうまく対処しましょう。
業者は「いいかも」に対する反応が早いのが特徴です。「ありがとう」がすぐに返ってきたら気をつけましょう。
タップルではマッチングしたい相手を見つけたら「いいかも」をタップ。これに対して「ありがとう」が返ってくるとマッチング成立となり、相手とやり取りできます。
もちろん、真剣な出会いを求めて「ありがとう」を返してくれる会員もいるので、これだけで業者と判断することはできません。しかし、あまりにマッチング成立が早いと感じたら、そのあとのやり取りは少し慎重になることをおすすめします。
マッチング成立後、すぐに会いたがるのも業者の特徴です。お店や投資、宗教に勧誘したい業者は、アプリ上で長くやり取りする手間を省き、誘い出そうとします。
会う場所や日時を一方的に指定してくる場合は、ホストクラブやキャバクラに誘導しようとしている可能性を疑ってみましょう。また大人数の集まりに誘われたら宗教や投資のセミナーの場合も考えられます。
マッチングした相手と会う約束は、アプリ上でしっかりやり取りをして、信頼関係を深めてからにするのが無難。また待ち合わせの場所や日時は相手のいいなりにならず、相談して決めるのがおすすめです。
LINEなどタップル以外の連絡手段に移行したがるのも業者の典型的なパターンです。ビジネス目的で登録していることが運営元にばれて強制退会になる前に、IDを聞き出そうとします。
「アプリの使い方がよくわからない」「LINEのほうが気楽」「アプリはもうすぐ退会する」など、もっともらしい理由をつけてLINEを聞き出そうとする相手には注意してください。
またtwitterやインスタグラムなどをしきりに知りたがる場合も、ダイレクトメッセージでのやり取りを目的にしていることがあるので注意が必要です。IDの交換は利用規約で禁止されているので、もし聞かれたら「規約違反になるから教えられない」ときっぱり断りましょう。
お金儲けの話をしてくるのも業者の特徴です。株やFXの投資客を探している可能性があります。
「最近困っていることはないか?」「仕事は辛くないか?」と悩みを聞くふりをしながら、「お小遣いを稼ぐ方法がある」などさりげなくお金の話をちらつかせてきたら注意。また「仮想通貨で儲けた」といった自慢話も警戒しましょう。
プロフィールでお金持ちアピールをしている場合も、投資などに誘い込もうとしている可能性があるので気をつけてください。
すぐにURLを送ってくるのも業者の典型。運営元はこれまでに、悪質サイトに誘導するビジネス目的の会員を確認しており、注意喚起をしています。
URLを送ることは起用規約で禁止されているので「面白いサイトを見つけたよ」などといってURLを送られても、クリックしないようにしましょう。
このような会員を見つけたときは、相手のプロフィールページから「問題を報告する」をタップし、運営元に調査・監視を依頼してください。
次に業者の見分け方を解説します。プロフィールがスカスカだったり写真が少なかったりする傾向があるので、業者とのマッチングを避けられるよう、見分け方を覚えておいてください。
プロフィールがスカスカの場合は業者の可能性があります。また定型文のようなありきたりな文言しか入力されていない場合も疑わしいでしょう。
真剣に出会いを求めている会員は、自分の人柄や好み、性格などが伝わるように、しっかりプロフィールを埋める傾向があります。「いいかも」や「ありがとう」をタップする前に必ず相手のプロフィールを確認してください。
また、プロフィール欄に過度にセクシーな内容が書かれている場合も、業者の可能性があるので注意が必要です。
プロフィールに載せている写真が少ない場合も業者の疑いがあるでしょう。ネット上で見つけたフリー素材などを使っていることがあります。
登録されているのがメイン写真のみで、サブ写真が1枚もない場合は注意。マッチングした相手が業者かどうか判断がつかないときは「ほかの写真も見てみたい」といってリクエストするのがおすすめです。
また、最近はアプリで加工した写真をアップしている人もいるので、美男美女だからといって必ずしも業者とは限りませんが、美男美女すぎる写真は要注意です。
やり取りが噛み合わない場合も業者の可能性があります。定型文を作成して、適当に返信していることが考えられるので注意してください。
相手の返答が質問に対する答えになっていない、一方的に質問をしてくる、相手のペースで話を進めようとするなどという場合は疑ってみましょう。うまく話が深まっていかず信頼関係を築けない場合は、やり取りの打ち切りを検討してください。
マッチングした相手が業者だと思ったら運営元に報告しましょう。調査が行われ、規約違反が認められる場合は適正に対処してもらえます。
報告は相手のプロフィールページから行います。画面右上、3つ点が並んでいるところをタップしたら「問題を報告する」を選んでください。また、相手から連絡が来ないようにブロックもしておくと安心です。
もし、相手に会ってから業者だと気付いた場合はすぐに逃げることをおすすめします。お金を騙し取られたり、おかしな場所に連れて行かれたりしないよう十分注意してください。
タップルは、本人確認をしないとメッセージのやり取りができません。免許証や保険証、パスポートなどで18歳以上であることを確認しています。
また、本人確認書類の写真とプロフィールの写真が一致している場合は本人確認済バッジがつきます。バッジがついている会員は業者ではない可能性が高いでしょう。
ただし、本人確認済バッジは、メイン写真を変更すると消えてしまい、認証のやり直しになります。そのため審査中でバッジがついていない人もいるので、バッジがない人すべてが業者というわけではないことを頭に入れておきましょう。
タップルは利用者が多く使い勝手がよいと評判です。しかし、ほかにも年齢層や住んでいる地域に合わせたマッチングアプリがあるので、いくつか登録して使い比べてみるのもおすすめです。
以下の記事では目的や条件に合わせたマッチングアプリの選び方を詳しく解説しています。おすすめのアプリもランキング形式で紹介しているので、ぜひ素敵なパートナーを見つけてください。