フィカス・アルテシマのおすすめ人気ランキング【2025年】

観葉植物であるアルテシマのサイズは、植木鉢の大きさから選びます。植木鉢のサイズは号という単位で表記され、1号あたり直径3cm。フィカス・アルテシマは4～10号（直径12～30cm）が多く販売されています。

テーブルや窓際などのアクセントとして飾りたいなら、4〜6号がぴったりです。市販で小さいサイズの4号は、高さ40cm・横幅30cm程度。6号までなら床以外の限られたスペースにも置きやすいため、コンパクトサイズのフィカス・アルテシマが気になる人はチェックしてみてください。

一方、床や玄関などに置いて存在感を楽しむなら、7〜10号がうってつけ。10号のアルテシマには、高さが2mを超えるものもあり圧巻です。のびのび育てるために広さと高さが必要ですが、吹き抜けの広い部屋などにはとくにマッチするでしょう。

フィカス・アルテシマの形には、まっすぐ上に伸びたストレートと個性的な曲がりの2種類あります。それぞれインテリアとしての映え方が異なるため、気に入るものを選びましょう。

アルテシマを選ぶときに見逃せないのが葉の見た目。自然の緑を室内に取り入れたいなら、斑のない少ないグリーンの強いものを選ぶとよいでしょう。きれいな緑がより楽しめる見た目で、どんな部屋にもマッチします。

一方、インテリア性を重視するなら斑入りがベター。斑入りの品種は「アルテシマ・バリエガータ」という学名で表記される場合もあるので、選ぶときには注目してください。人の手のような見た目をしている斑入りの葉は、運気を寄せ集める縁起のよいものともいわれています。

なお、葉の見た目は置かれた環境によって変化する点に注意。たとえば、日光の少ない環境では葉の色が全体的に濃くなり、斑入りの葉ほどその傾向は強めです。見た目を変えないためにも、観葉植物にやさしい環境を用意しましょう。

手入れに余計な手間がかからないように、虫の沸きにくいアルテシマを選びましょう。観葉植物が原因で発生する虫は、見た目を悪くするのはもちろん、手入れの手間を発生させます。せっかくおしゃれな観葉植物を買っても楽しめなくなるため、購入前に状態を確認できるとベターです。

カイガラムシ・ナメクジのように観葉植物本体につくものは直接除去するしかありませんが、コバエ・トビムシなどは土の性質も関連。土を介して繁殖する虫は人工用土・堆肥不使用の土を使っていると生じにくくなるため、商品説明に記載があればリスクを避けるひとつの目安になります。

ただし、通信販売で購入する場合は実物を目視できないため、カギになるのは商品レビュー。コバエが湧いた・到着後すぐに枯れてしまったなど、問題のあるレビューがないか購入前にチェックしてください。

アルテシマ本体ではなく、鉢のデザインもインテリア性に影響します。たとえば、北欧モダンのナチュラルテイストが好みなら、温かみのあるベージュや清潔感のあるホワイトの鉢がぴったり。落ち着いた雰囲気づくりには、バスケットのような手作り感のある鉢もマッチします。

カフェなどでおしゃれな雰囲気を演出したいなら、ワンカラーに印象的な文字列が刻まれている鉢もおすすめ。そのほか、焼き物の感触を前面に出した鉢もあり、芸術性の高い空間づくりにうってつけです。

明るさや風通しが重要なアルテシマは窓辺に置くケースも多く、カーテンなど窓周辺のインテリアとの相性を重視するのもあり。インテリアと同じ色で統一感を出したり、反対にアクセントになるカラー・デザインでアルテシマを目立たせたりと、さまざまな楽しみ方があります。

ちなみに、鉢のデザインが思っていたほど部屋にマッチしなかった場合、鉢カバーを使ったアレンジが可能。気分を変えるために鉢カバーを交換してみるのもよいでしょう。