静岡の温泉宿のおすすめ人気ランキング【2025年】

熱海温泉のお湯は無色透明で、香りも少なめ。泉質は塩化物温泉と硫酸塩温泉が約9割を占めています。エリア内には「湯宿 一番地」「熱海シーサイド スパ＆リゾート」のように、源泉かけ流しの温泉を楽しめる宿が多いのが特徴。自家源泉を引いていて、複数の温泉に入れる施設もあります。

風情のある温泉街に行ってみたいときは、伊東市にある伊東温泉がおすすめ。豊富な湯量を誇る温泉地で、街のあちこちで源泉かけ流しのお風呂が楽しめます。緑に囲まれた旅館や、昔ながらの外観・内装を残している宿が多数あり、和風情緒たっぷりの雰囲気を感じられるでしょう。

泉質はさらりとした単純泉と、ぽかぽかとした肌当たりが特徴の弱食塩泉が中心。熱海温泉と同じく、色がほとんどない無味無臭のお湯なので、子どもからお年寄りまで幅広い層が入りやすいでしょう。

「伊藤ホテルジュラク」では、伊東の景色を眺めながら「美人の湯」とも呼ばれる癒しの温泉に浸かれます。「アンダの森 伊豆いっぺき湖」のように、伊豆高原の大自然のなかで温泉を満喫できる宿もありますよ。

また、首都圏の東京や名古屋からのアクセスがよく、大型の宿泊施設も多いことから団体での旅行もしやすいでしょう。泉質はアルカリ性単純泉で、刺激が少なくとろりとしています。

「福狸亭 小川屋」では、男女でそれぞれ違った内風呂や露天風呂に入ることが可能。いろいろな温泉に入ってみたいときは、趣の異なる15種類以上のお風呂がある「ホテルサンバレー伊豆長岡」もおすすめです。

夫婦やカップルの記念日、卒業旅行など特別感のある旅にしたいときは、高級な宿を検討してみてください。数万円程度の予算はかかりますが、そのぶん丁寧な接客・おしゃれな内装・充実した設備など、高級宿ならではの楽しみがあります。

たとえば「湊のやど 汀家」は、全8室しかない高級旅館。露天風呂だけでなく部屋風呂もついており、非日常的な空間のなかで温泉を堪能できます。

落ち着いた雰囲気の高級宿に宿泊したいなら「山水館欣龍」もよいでしょう。自慢のお風呂は総檜造りで、部屋からは浜名湖が一望できる贅沢なロケーションです。

宿泊にあまり予算をかけられない場合は、価格が安めの宿を選ぶのもありです。高級宿に比べるとサービスの質や部屋の広さといった面では劣りますが、観光スポット巡りや食べ歩きなど、ほかの目的予算を割きやすくなります。仕事の出張で泊まるときにも便利です。

「ホテル セタスロイヤル」は、朝食つきのプランでも時期によっては1人10,000円以下の料金で宿泊可能。野天風呂もついており、温泉も十分に楽しめるでしょう。

「実篤の宿いづみ壮」も、素泊まりプランなら1人5,000円前後で宿泊できる格安宿です。リーズナブルながら、文豪・実篤先生の言葉が書かれた内風呂や洞窟風呂など、少し変わったお風呂に入れますよ。

温泉宿に泊まるなら、まずはメインとなる大浴場の特徴に要注目。浴場の広さはもちろんのこと、泉質や温泉から見える景色なども調べておくと、より満足のいく旅になるでしょう。

伊東温泉にある「青山やまと」では、源泉かけ流しの大浴場と、緑と吹く風が心地よい露天風呂を用意しています。また、「安田屋旅館」のように、庭園檜風呂・野天石風呂・石風呂といった、いろいろな温泉を楽しめる宿もありますよ。

家族や子どもと一緒に行くなら、貸切風呂や露天風呂つき客室を利用できる宿もおすすめです。ほかの宿泊客と会わないプライベートな空間で温泉に入れるので、子連れでも人目を気にせずお風呂を満喫できます。

「金目鯛の宿 こころね」では、絶景の露天風呂を貸し切りで利用可能。宿泊の組数が少ないときは、内風呂も貸し切りにできます。

そのほか、「ホテルふたり木もれ陽」は、すべての部屋に源泉かけ流しの露天風呂がついている旅館です。目の前には水平線が広がっており、贅沢な大人の時間を過ごせます。

静岡で気軽に温泉旅行をしたいなら、日帰り温泉ができる宿を探すのも1つの方法です。宿泊よりも費用を抑えつつ温泉も楽しめるため、ちょっとした旅にはぴったり。また、ほかの宿に泊まりつつ温泉だけ利用するためにも使えます。

たとえば「ニュー八景園」は、宿泊とは別に日帰り温泉プランを利用可能です。もちろん、最上階にある天空露天風呂や内風呂を含め、通常と同じようにすべての温泉やサウナに入れます。