綿の敷きパッドのおすすめ人気ランキング【2025年12月】

オールシーズン使いたいなら、パイル生地がおすすめ。タオルのようなやわらかい肌触りで、吸水性が高く程よい保温性もあるため、シーズン問わず使用できます。

夏は汗をしっかり吸収し、冬は布団に入ったときに冷たさを感じないような生地であることが重要。パイル生地なら、オールマイティーに活躍してくれるでしょう。

ただし、パイル生地は糸がほつれて抜けやすい点がデメリット。また、洗濯の際に柔軟剤を入れすぎると吸水性が悪くなる恐れがあるため、柔軟剤は入れすぎないように注意しましょう。

夏に使用するなら、サッカー生地・しじら織り生地・ガーゼ生地などの涼しい生地をセレクトしましょう。サッカー生地やしじら織り生地は、表面に凸凹の風合いがありサラッとベタつかない肌触りが特徴。ガーゼ生地は肌触りがやさしく、吸湿性・通気性に優れています。

肌にまとわりつかず、汗の吸収に優れているものは、じめじめした暑い夏にぴったり。汗を吸収するだけでなく、速乾性が高いのもポイントです。寝ている時間を快適に過ごせるだけでなく、洗濯頻度が高くなる夏には手入れしやすい点もメリットといえるでしょう。

冬に使用するなら、綿フラノなどの起毛生地がおすすめ。ふんわりとやわらかく温かみがある生地で、寒い季節にぴったりです。吸湿性にも優れているため蒸れを防ぎます。

ただし、起毛生地は使用しているうちに、摩擦による毛羽立ちが起こりやすいのが欠点。洗濯の際にも摩擦が発生してしまうので、手洗いモードなどでやさしく洗うことを心がけましょう。

吸水性・吸湿性を重視するなら、綿をセレクトしましょう。綿は寝汗をしっかりと吸収するので、オールシーズン快適な寝心地を叶えてくれます。

しかし、放湿性が低く乾きにくいのがデメリット。お手入れにはやや時間がかかってしまうため、手間に感じるならポリエステルがブレンドされた中綿を選ぶのもよいでしょう。

吸水性・吸湿性・放湿性などをバランスよく兼ね備えたものがほしいなら、麻や羊毛を選びましょう。吸収した汗を素早く放湿するので、快適な睡眠をキープできます。

麻は、天然繊維のなかでも特に吸湿性と速乾に優れているため、清涼感があり夏にも適しています。綿やポリエステルに比べるとやや価格が高くなりますが、汗をかきやすい人にはおすすめの素材です。

羊毛は吸水性・吸湿性・放湿性に優れているのはもちろん、保温性も兼ね備えているので、冬は暖かく夏は涼しい万能の素材です。ただし、価格が高く商品によっては家でクリーニングできないものもあるため、購入の際は必ず洗濯表示を確認しましょう。

手入れのしやすさとコスパを重視するなら、ポリエステルを選びましょう。ポリエステルは、ほとんどのものが洗濯機での丸洗いに対応しており重量も軽いため、手入れしやすいのがうれしいですよね。価格も安く購入できるので、コスパ重視の人にうってつけです。

ポリエステルには抗菌防臭・防ダニ・蓄熱など、機能性加工されたものが多くあるのもメリット。機能性にこだわりたいなら、どんな機能が施されているかも確認してみましょう。

しかし、ポリエステル100%のものは吸湿性が低く、蒸れやすいのがデメリット。汗をかきやすい人や睡眠の質にこだわりたい人には不向きなので、綿とブレンドされている中綿を選ぶとよいでしょう。

敷きパッドを常に清潔に保ちたいなら、洗濯機で丸洗いできるものがおすすめ。敷きパッドは寝ている間にかいた汗や皮脂によって汚れやすく、放っておくと嫌なニオイや黄ばみの原因になるため、こまめに洗濯するようにしましょう。

しかし、商品によっては洗濯機での丸洗いや水洗いに対応していないものもあるため、購入の際には洗濯表示の確認がマスト。こまめに洗う必要があるものだからこそ、簡単に手入れできるものを選ぶのがポイントです。

ダニやニオイによる衛生面が気になるなら、防ダニ・防臭などの衛生加工が施されたものを選びましょう。薬品加工や高密度の生地の使用によりダニを寄せつけないものや、細菌の増殖を抑制することでニオイを防ぐものなどがあります。

ただし、防ダニ・防臭加工が施されているからといって、洗濯しなくてよいわけではありません。敷きパッドは、1〜2週間に1回のペースで洗濯するのが理想なので、こまめに洗濯して清潔に保ちましょう。