Final社からはゲーミング用イヤホンやヘッドホンが多くリリースされています。本製品はFinal製ゲーミングワイヤレスヘッドホンのフラッグシップに当たります。
ボディーは樹脂が多く使われており、高級感よりも軽量化やコストパフォーマンスを重視しています。イヤーパッドは大変厚く、クッションは耳の周りに吸い付くような程よい硬さです。
側圧は強めで密閉性が非常に高く、ノイズキャンセリング機能は付いていないものの環境音をシャットアウトします。密閉性が高いがゆえにやや蒸れやすいと思いました。
接続はBluetoothでもできますが、メインはUSB-Aトランシーバーだと思います。Bluetoothの10分の1以下の遅延しかなく、ほぼ有線接続と言って良い程のラグになります。
音質はゲーミングの名が付いているだけあって特徴的です。高音域から中音域が非常に明瞭な一方で、低音域は極端に抑えられています。敵の足音を強調する「足音モード」では、おそらく中音域を上げて足音を聞こえやすくしています。前述のUSB-Aトランシーバーを使うと低遅延で動画視聴にも使いやすいのですが、私には低音域の迫力がやや欠ける印象です。
音量は本体付属のダイヤル型ボリュームで直感的にレスポンスの良い調整ができます。このあたりもゲーミングならではです。
口元まで伸びるマイクが内蔵されています。独立したコンデンサーマイクには及ばないものの音質は良く、ボイスチャット用途はもちろんのこと配信用としても問題なく使えます。実際に私は配信で使っています。
ゲーム用ワイヤレスヘッドホンとしてはSony INZONEシリーズが最高峰と思いますが、コスパの良い本機も負けず劣らずの製品だと思います。