私は50代で、年齢とともに髪のパサつき、うねり、ツヤ不足がはっきり出てきました。正直、Bioprogramming レプロナイザー 107D Plus は価格を見た瞬間かなり迷いましたが、「これでダメなら諦めよう」という気持ちで使い始めました。結果から言うと、今まで使ってきたドライヤーとは別物です。
まず驚いたのは、乾かしている途中から髪が落ち着いていく感覚。熱を当てているのに水分が奪われる感じがなく、むしろ髪が柔らかくなっていきます。毛先までスルッと指が通り、50代特有のゴワつきや広がりが明らかに減りました。
仕上がりは、いわゆる「しっとり」ではなく、重くならないのにまとまる感じ。ツヤが出て、何もつけていないのに髪が整います。翌朝も寝癖がつきにくく、ブローし直す時間が減ったのは想像以上に楽でした。
風量は十分ありますが、爆風ではありません。その代わり、髪に当たる風がとてもやさしい。長時間使っても地肌が熱くならず、ドライヤー後の疲労感がありません。音も比較的落ち着いていて、夜でも使いやすい印象です。
正直なところ、重さと大きさはあります。軽さを求める人には向きませんし、家族全員で気軽に使うというよりは、「髪を大切にしたい人が主に使うドライヤー」だと思います。実際、夫や子どもは「普通のドライヤーでいい」と言いますが、私はもう戻れません。
価格は高額ですが、トリートメントや美容院でのケアにかける費用や時間を考えると、毎日自宅で髪を整えられる価値は十分あります。50代になって「もう仕方ない」と思っていた髪に、まだ可能性があると感じさせてくれました。
総合的に見ると、レプロナイザー 107D Plus は
「速乾家電」ではなく「髪の質そのものに向き合う美容機器」。
家族向けではありませんが、年齢による髪悩みを本気で改善したい50代女性には、覚悟して選ぶ価値のある一台だと思います。