しっかりと床に密着し、椅子を動かしてもズレにくいと評判の、HAODEMI チェアマット。インターネット上ではキャスターもなめらかに転がると高評価の口コミが多くみられる一方で、「表面がザラザラしている」「薄すぎる」といった気になる声もあり、購入に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、HAODEMI チェアマットを含むチェアマット全13商品を実際に使ってみて、ズレにくさ・キャスターの滑りやすさ・吸音性・肌触り・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
結論からいうとHAODEMIのチェアマットは、吸音性を重視する人におすすめです。素材にはポリエステルが使われており、裏面の全体には滑り止め加工が施されています。実際にフローリング・畳にマットを敷き、キャスター付きの椅子を使用する検証ではほとんどズレませんでした。
厚みも0.4cmと薄手のためキャスターは沈み込みすぎず、なめらかに動かせます。比較したほかの商品には、マットとキャスターが擦れる音がしたものもありましたが、本品では動作音もしっかり抑えられていました。マンションなど階下に音が響かないよう配慮したい人に向いているでしょう。
手入れのしやすさも優秀。裏面の滑り止め加工のおかげでゴミが溜まりにくく、掃除機だけでもきれいを保ちやすいといえます。丸洗い可能なため、こまめに洗濯すれば清潔に使い続けられるでしょう。
一方で口コミでも「表面がザラザラしている」と懸念の声が出ていたように、肌触りは惜しい結果に。カーペットタイプで毛足が短く、触り心地をチェックしたモニターからは「硬くてゴワゴワする」との意見がみられました。
柔らかな質感が好みの人には不向きな印象ですが、ポリエステル製により汗をかいてもべたつく心配が少ないのはうれしいポイントです。手入れが簡単なうえに吸音性など機能面も充実しているので、ぜひ購入を検討してみてください。
そもそもチェアマットは、床やカーペットを傷や汚れから保護したいときに役立ちます。直接、椅子の脚やキャスターが床に触れないため、キャスターの動きのサポートや回転音を低減できるのが魅力です。
今回ご紹介するHAODEMIのチェアマットは、素材にポリエステルを使用し、カーペットのような質感に仕上げています。さらに床にしっかり吸着するよう、裏面に滑り止め設計を採用しているのも特徴です。
販売元であるHAODEMIは、2021年に設立した日本の家庭用品ブランド。Amazon限定で販売を行っており、チェアマットをはじめジョイントマットなどさまざまな種類のマットを手がけています。
サイズは、幅90×奥行120cm・幅90×奥行140cm・幅140×奥行160cmの3種類。カラーもブラウンやダークグレーなど、全部で8色を展開しています。大型のデスクにも十分対応できるので、部屋の雰囲気にあわせて選んでみてください。
今回は、HAODEMI チェアマットを含むチェアマット全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずはチェアマットを選ぶうえで最も気になる、ズレにくさの検証です。
フローリング・畳のそれぞれにチェアマットを敷き、その上で50kgの重りを乗せたオフィスチェアを使います。オフィスチェアを前後に10往復させたあと、どれほどマットが動いたかチェックしました。
実際にフローリングに敷いたマットの上で椅子を動かしたところ、ズレはみられませんでした。裏面全体に滑り止め加工が施されており、フィルムをはがすと床にしっかりと吸着します。
比較したほかの商品には、滑り止めがついているにもかかわらず効果がいまひとつだったものがあったことをふまえると、床に傷がつく心配も少ないでしょう。
畳の上に敷いた場合も同様に、マットはズレませんでした。キャスターの動きにあわせてマットが四方に動いたほかの商品に比べると、本品には安定感があるといえます。
ただしキャスターを動かすたびに、裏面の滑り止めが床に吸着する音がしました。床からはがす際もピリピリと音がするほど、高い吸着性を備えています。
ただし、はがして収納しようとすると滑り止め同士がくっつく場面もあったため、一度敷いたらこまめに場所を変えないようにしましょう。
次は、キャスターの滑りやすさ・吸音性を検証します。
フローリング・畳それぞれの上で50kgの重りを乗せたオフィスチェアを10往復前後に動かし、スムーズにキャスターを動かせるか・動かした際の音は気にならないかチェックしました。
マット上で椅子を往復させた際のキャスターの動きに着目してみると、フローリング・畳ともに引っかかることなくなめらかに動かせました。畳の上に敷いた際には動くとマットにややよれが生じたものの、気になるほどではないといえます。
検証では、ポリエステル製の商品は厚手のものほどキャスターが滑りやすい傾向にありましたが、本品の厚みは0.4cmと薄めです。キャスターが沈み込みすぎず、スムーズにキャスターを動かせます。
また吸音性も高く、検証に参加したモニター6名全員が「満足」と回答。マットとキャスターが擦れる音はわずかに聞こえましたが、キャスターが転がる音はしっかり防げています。
比較したほかの商品には、少し音が静かになった程度のものもあったなか、本品は「まったく音がしない」「下の階に音が響く心配がない」とモニターからも好評でした。
椅子を動かしても音は気にならなかったため、集合住宅など周囲に配慮したい人にもおすすめです。
コメントは一部抜粋
チェアマットを使う際には、肌触りもチェックしておきたいですよね。そこで実際に6名のモニターが素足でマット上に立つ検証をしたところ、「触り心地はゴワゴワしている」との声が多く寄せられました。
「表面がザラザラしている」という口コミがみられたように毛足は硬く短めため、柔らかい質感を求める人には不向きな傾向にあります。
しかしポリエステル製によりPVC素材の商品に比べ、汗をかいても足がベタつかないのは利点です。カーペットタイプなので、冬場にも使えますよ。
コメントは一部抜粋
最後は、手入れのしやすさを検証します。
チェアマットの手入れ方法を確認し、丸洗い可能か・掃除機をかけやすいかの2点を評価しました。
実際に掃除機をかけたところ、引っかかることなくスムーズに動かせました。裏面の滑り止め加工がしっかり床に吸着するため、マットの下にゴミが入り込む心配も少なめです。
掃除機をかけるだけでも、十分清潔を保てます。さらに撥水加工も施されており、丸洗いが可能です。比較したほかの商品には洗濯に対応していないものも複数あったなか、本品は手軽に手入れできます。
また、サイズは自由にカットして調節できます。加えて耐熱温度は-10〜80℃までと幅広く、床が熱くなっても対応できるとのこと。
衛生的に使い続けられるうえに、使い勝手がよいのはうれしいですね。
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HAODEMIのチェアマットは、Amazonにて購入が可能です。カラー・サイズともに豊富なので、お気に入りの1枚をみつけてみてくださいね。
最後に、肌触りのよさで高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
サンコーのおくだけ吸着 チェアマットは、短めの毛足ながら肌触りは柔らかでした。表面はポリエステル製のため、素足で使用しても汗による蒸れはあまり感じません。モニターからも「季節を問わず使える」と好評でした。フローリング・畳どちらの敷いてもズレにくく、床をしっかり保護できますよ。
ビーズのデスクごとチェアマットは、11mmと厚手なのが特徴です。毛足が長く、きめ細やかな毛布のような柔らかさを感じます。ズレにくいうえに吸音性も十分で、椅子を激しく動かしても音を抑えられていました。サイズも幅130×奥行160cmと大判タイプのため、大型のデスクを使用している人にも向いています。
素材 | 表面:ポリエステル/裏面:アクリル樹脂(カテキン入り) |
---|---|
撥水性あり |
良い
気になる
形状 | スクエア型 |
---|---|
重量 | 635g |
サンコー おくだけ吸着 チェアマットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
枚数 | 1枚 |
---|---|
素材 | ポリエステル |
幅 | 130cm |
形状 | スクエア型 |
奥行 | 160cm |
厚さ | 11.0mm |
撥水性あり | |
毛・パイルの長さ | 不明 |
セルフカット可能 | |
裏貼り加工 | 不明 |
掃除機可能 | |
防ダニ加工 | 不明 |
抗菌・防臭加工 | 不明 |
床暖房対応 | |
丸洗い可能 | |
重量 | 5400g |
滑り止め付き |
Bauhutte デスクごとチェアマット BCM-160BKをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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