EENOUR 冷温庫 CWP10L-JPをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
温度調節が細かくでき、棚位置を変えると高さのあるものも入れやすいと評判のEENOUR 冷温庫 CWP10L-JP。しかしネット上の口コミには、「温度が10℃くらいまでしか下がらない」「500mlのペットボトルが立てられない」などの声もあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか？
そこで今回は、EENOUR 冷温庫 CWP10L-JPを含む冷温庫7商品を実際に使ってみて、保冷・保温力の高さ・収納力の高さ・使い勝手のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】保温力・保冷力が優秀。タッチパネルでの操作もわかりやすい
EENOUR 冷温庫 CWP10L-JPは、保冷・保温機能を重視する人におすすめです。
525mlのペットボトルを2本入れた状態で、0.8℃までしっかりと冷やせました。保温も最高59℃と優秀で、自動販売機の缶コーヒーほどの温かさになっています。調整範囲が-2～60℃と幅広い中で、ほぼ設定とおりの温度になるのは見事です。
タッチパネル式で温度調整がしやすいのもメリット。車用のDC電源への切り替えも簡単でした。庫内は525mlのペットボトルが4本立てられる広さで、2段にすると缶コーヒーが9本入ります。ドアポケットもあり、用途に合わせた使い方ができるでしょう。
公式サイトでの販売価格は、執筆時点で税込15,980円です。検証した全商品と比較すると金額はやや高めですが、保冷・保温を重視するなら第一候補。中途半端な温度ではなく、夏ならキンキンに冷えた、冬なら温かい飲み物を飲みたい人におすすめです。
EENOUR 冷温庫 CWP10L-JPとは
EENOURは、アウトドアや車中泊に便利な商品を販売する会社です。冷温庫 CWP10L-JPも屋外使用を想定していて、DC・AC・ポータブル電源からの給電に対応しています。
保温・保冷効力を高めるため、省エネ効果が期待できる断熱材とツイン冷却システムを採用。-2～60℃まで1℃単位で温度調整できるので、季節問わず一年中使うことができます。
容量は10Lで、1Lパックの大きさまで立てられます。収納目安は、330mlの缶が12本・500mlのペットボトル6本（メーカー公表値）。本記事では実際にどれくらい入るかのを検証しているので、ぜひご覧ください。
LEDディスプレイに設定温度が表示されるのもポイントです。扉を閉めた状態で操作・温度の確認ができるので、不要な開閉を減らせます。
EENOURでは、20Lまで入る冷温庫 CWP20L-JPも販売しています。330mlの缶が26本・1Lパック4本（メーカー公表値）が入る大容量です。
温度調整や操作・給電方法などは同じですが、静音設計にもこだわっているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
実際に使ってみてわかったEENOUR 冷温庫 CWP10L-JPの本当の実力！
今回は、EENOUR 冷温庫 CWP10L-JPを含む冷温庫全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①：保冷・保温力の高さ
検証②：収納力の高さ
検証③：使い勝手のよさ
検証① 保冷・保温力の高さ
まずは、保冷・保温力の高さを検証します。
525mlのペットボトルを2本入れた状態で、設定温度と実際の温度を比べて評価しました。
保冷も保温も非常に優秀。設定とおりの温度になる
検証の結果、保温・保冷力がかなり優れていることがわかりました。-2～60℃まで設定でき、実際の検証でも保冷時が0.8℃・保温時が最高で59℃とほぼ設定とおりの温度を記録。
10℃程度までしか下がらなかった商品が多いなか、しっかりと冷えました。保温性能もすばらしく、触ると自動販売機で売られている缶コーヒー並みの温かさです。ドリンク用として夏にも冬にも重宝するでしょう。
検証② 収納力の高さ
次は、収納力の高さを検証します。
525mlのペットボトルと180ml缶を収納し、入る本数・置き方を確認して評価しました。
缶コーヒーは2段にすると9本。525mlのペットボトルも立てた状態で4本入る
525mlのペットボトルが4本入り、まずまずの評価を獲得しました。仕切り棚を外せば立てた状態で入ります。
缶コーヒーは、仕切りをつけて2段で収納すると9本入りました。棚位置の変更・着脱で入れられるものを大きく変えることができます。
検証③ 使い勝手のよさ
最後に、使い勝手のよさを検証します。
以下の7つの項目を確認し、総合的に使いやすさを評価しました。
- 仕切り板が取り外ししやすいか
- 庫内が2段以上になっているか
- 結露用の受け皿がついているか
- 温度の設定方法が直感的にわかるか
- ファン周りのパーツは簡単に取り外せるか
- ドアポケットはついているか
温度調整やDCへの切り替えが簡単。ドアポケット収納も便利
使い勝手の検証では、直感的に操作できる点が高く評価されました。温度調節がタッチパネルででき、給電方法の切り替えもスムーズです。説明書がなくても困らないでしょう。
仕切り板は少し取り外しにくいと感じるものの、庫内を2段に分けられて用途の幅が広がります。板チョコが入るくらいのドアポケットもあり、軽食を入れるのにも便利です。
EENOUR 冷温庫 CWP10L-JPの価格比較
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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容量が大きい商品を探している人には、こちらもおすすめ
EENOUR 冷温庫 CWP10L-JPは保冷・保温力の高さが魅力でしたが、最後にほかの商品もご紹介します。
オーム電機の保冷保温ボックスは、庫内を3段に仕切れます。ドアポケットも2段仕様で、入れるものに合わせたレイアウトが可能。保温・保冷性能はEENOURに少し劣りますが、飲み物は温かさ・冷たさを感じられる温度になりました。
ベルソスの冷温庫は、最大25Lの大容量。実際に飲み物を入れてみると、缶コーヒー25本・525mlペットボトルが9本入りました。扉を閉めたままでも庫内を確認でき、天井にライトもついているので、室内用のサブ冷蔵庫としても便利ですよ。
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