TEIQ 二重強化ガラスフィルム GFDS-CLR-12をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

比較したほかの商品には、50cmの高さからの正面落下1回目でヒビが入ったものもありました。対して本品は「すぐにヒビが入った」という口コミがあるものの、買い替え費用や交換の手間を抑えられるといえます。

斜め落下の検証では、75cmの高さからの落下1回目で画面の17%にヒビが発生。ヒビの範囲は狭いものの耐久回数は少なく、上位商品には及びませんでした。総じて落下の衝撃への耐性は高めといえますが、よくスマホを落とす人は注意が必要です。

比較したところ、ガラス製でヒビが入らなかった商品は見られず。ただ斜めからでも50cm・75cmでは傷がつかなかった「NIMASO ガラスフィルム iPhone14用」のように、より丈夫なものもありました。PET素材の商品も、傷には弱いものの落下によるヒビが見られなかったので注目してみてください。

保証の充実度は比較した商品のなかでもトップクラスです。保証期間は3年と長いうえ、初期不良・貼りつけミス・使用中の破損と広範囲に対応。保証の案内は本体に付属され、申請方法もLINEと手軽です。ただし1回までしか交換できない点は押さえておきましょう。

保証期間が2年以上の商品は長期間使いやすく、対応していたのは比較した商品の約3割と少数でした。たとえば人気の「NIMOSO ガラスフィルム iPhone14用」の保証期間は1年で、保証の充実度は本品のほうが優秀です。

比較した結果、傷がつかなかったモース硬度の最大値は6で半数以上の商品が該当（※執筆時点）。ただ、PET素材を使ったものは傷や打痕がつきやすい傾向がありました。PET素材は落下には強いため、どちらを重視するかで決めてくださいね。

貼りつけ前の掃除に使うウェットワイプ・クリーニングクロス・ホコリ取りや、気泡を抜くヘラも付属。比較したなかには、ダイソーなどで売れられている「山田化学 マットガラス保護フィルム」のように専用ツールが付属していないものもあるので、価格と貼りやすさのバランスを考えながら選ぶとよいでしょう。

また、写真つきの説明書があるうえ、公式YouTubeで説明動画も視聴可能。はじめて使用する人も安定して貼りつけられそうです。比較した約3割の商品には説明動画がなかったため、映像を見ながら慎重に貼りつけたいなら本品のような商品に注目ですよ。

検証の結果、ケースとの相性も上々です。純正MagSafeケース・iFace・NIMASOなど一般的なTPUケース・CASETiFYインパクトケースのいずれも干渉せず、ケースの種類を問わず取り入れやすいことがわかりました。

比較した大半の商品はケースと干渉しませんでしたが、貼りつけガイド枠がないものはズレやすく邪魔になりやすい傾向が。貼りつけやすさはもちろん、その後の使いやすさという観点からも本品のような貼りつけガイド枠つきが便利といえます。