ヴァントルテ ミネラルシルクファンデーション ライトベージュをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

化粧品コンサルタントの赤星恵美子さんは、「余計な成分を削ぎ落としたつくり」とコメント。謳い文句どおり、シンプルな成分構成でした。

UVカットに関する成分は、紫外線散乱剤の酸化亜鉛・酸化チタンです。敏感肌への刺激になりうる紫外線吸収剤は入っていませんでした。

保湿成分の配合数が少ないのは惜しいものの、マイルドな成分へのこだわりは十分感じられます。口コミでは「肌に合わない」という意見を見かけましたが、敏感肌にも使いやすい商品といえるでしょう。

仕上がりの評価も上々です。比較したなかで、ルースタイプのパウダーファンデーションは、塗りムラや粉っぽさが出やすい傾向がありました。しかし、こちらはモニターから「質感が均一できれい」と好評です。

毛穴の補正力が高く、口コミの「毛穴落ちする」という声に反して「凹凸がさりげなく補整される」とプラスコメントがあがっていました。口コミで指摘されていたとおり赤みへのカバー力はいま一歩なものの、素肌のように自然な質感を目指す人にはぴったりです。

＜カバー力についてのモニターコメント＞

1. 「毛穴は隠れるけど赤みは隠れない。均一なマット肌になるなという感じ。フェイスパウダーと役割が似ているかも」
2. 「色ムラはカバーできていないが、質感は均一できれい。自然にカバーできそう。セミマットな質感で、凹凸をさりげなく補整する感じ。トレンド感はないが、世代を問わずに使えそうな質感かつカバー力だと思った」
3. 「肌の色味が補正されていて、均一な肌に。セミマットっぽい仕上がり。フレッシュなツヤ感と大人っぽいマット感がいい感じに融合していてよいと思う」

コメントは一部抜粋

耐水性は上々。人工汗液をかけても、水分によるにじみ・ヨレは一切ありません。分銅で摩擦を加えても、ほとんど色落ちしませんでした。よく見るとうっすら色が薄くなっている程度で、ほぼ塗りたての発色を保っています。

比較したなかで、パウダータイプのミネラルファンデーションは比較的崩れにくい傾向がありました。こちらはそのなかでもトップクラスの耐久性を記録。こまめにお直ししなくても、塗りたての均一肌をキープできますよ。

「しっとりうるおう新感覚の使用感」という謳い文句とはやや異なる印象です。乾燥肌だとより浮きやすくなるので、使用前にしっかり保湿しましょう。油分の多い下地を併用するのもおすすめです。

＜テクスチャについてのモニターコメント＞

1. 「全然なじまなくて浮いてる感じ。パウダーなのでさらさらしているが、粉っぽさが残る」
2. 「肌表面に浮いている感じがかなりある」
3. 「かなりなじみにくいが、伸びは普通にいいと思う。ベタつきはない」

コメントは一部抜粋

粉飛びの多さも気になりました。ふわふわのパフは、一度に粉をたっぷり含みます。そのため、モニターは「顔のまわりに舞う」「服につきそう」と指摘。「適量を取り出しにくい」という声もありました。

比較したルースタイプの商品には、取る量が調節できて粉飛びしにくいものもありました。こちらは力加減に注意が必要です。中ブタにごく軽く押し当てるように意識し、少量ずつ塗布してみてください。

＜容器についてのモニターコメント＞

1. 「パフを一度乗せただけで、粉がかなりつく。その粉が顔のまわりに舞うので、服にもつきそう。フタはミゾが多いのか、結構クルクル回す必要がある」
2. 「粉飛びがすごい、とにかくすごい」
3. 「適量は取り出しにくい。自分がほしい量より多く取ってしまう」

コメントは一部抜粋

香りについては全員が「無臭」と回答しました。顔に直接つけるものなので、ニオイを気にせず使えるのは魅力。好みが分かれる心配が少ないので、気軽に使えますよ。

＜香りについてのモニターコメント＞

1. 「ニオイはしない」
2. 「無臭」

コメントは一部抜粋