スーパー最安値のお米がワンランク上のおいしさに!? 秋の新米は「ごはん鍋」でふっくらツヤツヤ化しませんか?
「世にあふれる数々の商品のなかから一体どれを選べばいいの?」という疑問に答えるべく、 "1番いいもの"を探して日々検証している『マイベスト』 。
のべ3万2000点もの商品を使い比べたなかから、テーマ別にべストバイ・アイテムを紹介していくのが本特集です。
長い猛暑を乗り越えて、やっと訪れた秋。秋鮭やサンマなど、旬のおかずを添えてほかほかのご飯を味わう……秋の至福のひとときですよね。
待望の新米をよりおいしく食べるために注目されているアイテムが、「ご飯がめちゃくちゃおいしく炊ける!」と言われる「炊飯鍋・ご飯鍋」。
「料理がうまくないと焦げちゃいそう」「芯が残るんじゃない?」と手を出しづらいイメージがあるかもしれませんが、実は「初心者でも簡単においしく炊ける優秀な商品」があるんです。
今回は「#食欲の秋」をテーマに、そんな炊飯鍋・ご飯鍋21商品の比較検証で1位になった商品をピックアップします。
丁寧な暮らしに憧れる人だけでなく、「とにかくおいしいご飯が食べたい!」という人も、ぜひチェックしてみてくださいね。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年10月6日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。

製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
- おすすめスコア:★4.37(1位 /21商品中)
- 炊きあがりのおいしさ:★4.70
- お米の炊きやすさ:★4.25
- 手入れのしやすさ:★3.50
炊飯鍋・ご飯鍋といえば、お店で食べるようなふっくらとおいしい印象がある一方で、「火加減が難しそう」「重くて扱いづらそう」というイメージがあるかもしれません。
「自宅に炊飯器があるし、わざわざ買うまでもないかな?」と感じがちな、ニッチなジャンルではないでしょうか。
ところが、今回オススメするエールネット「ごはん鍋」(販売価格:3,695円)でご飯を炊けば、「いつものお米なのに、こんなにおいしく炊けるの!?」と驚くはず。
炊飯にかかるトータル時間は、今回試した際は「浸水約20分+炊飯約13分+蒸らし約20分」とおおよそ1時間弱でした。
点火してから火を止めるまでの約13分間、火加減を調整しなくても、ふっくらツヤツヤのご飯が炊き上がるんです。
お米の一粒一粒までふっくらとムラなく仕上げてくれて、口に含めばもっちり。お米の甘さやおこげの香ばしい香りも楽しめて、お米のポテンシャルを最大に引き出してくれるんです。
ちなみに、筆者も自宅で愛用していますが、スーパーの最安値のお米がワンランク上のおいしさにアップすることに驚いています!
炊きたてがおいしいのはもちろんですが、余ったごはんを鍋ごとレンジで再加熱することができて、そのときにももっちり感が十分に感じられるんです。
昨今のお米の値上げから、ブランド米が高すぎて買えないという人も多いはず。そんな人にも、いつものお米がよりおいしく炊ける方法として、ぜひ知ってほしい選択肢です。
エールネット「ごはん鍋」が21商品中1位だった理由
マイベストでは「炊くのも手入れも簡単なうえ、ふっくらとおいしく仕上がる商品」をベストな炊飯鍋・ご飯鍋と定義して21商品を徹底比較!
おいしさや使いやすさを左右する「炊きあがりのおいしさ」「お米の炊きやすさ」「手入れのしやすさ」の3項目を検証しました。
ここからは、エールネットの「ごはん鍋」がNo.1になったポイントとして下記を深掘りしていきます!
- 理由①:丸い形状=対流が起きやすいのでふっくら炊ける
- 理由②:火加減調節なしだから誰でも簡単!
詳しい検証方法やランキング、ほかのおすすめ商品も知りたいという人は、検証コンテンツも要チェックです!
理由①:丸い形状=対流が起きやすいのでふっくら炊ける
炊飯鍋・ご飯鍋には、昔ながらの土鍋タイプもあれば、一見普通の鍋と変わらないような形状のものも。
単に見た目の好みで選べばいいわけではなく、実は形状によって炊き上がりに差が出る傾向がみられるんです。
ご飯をおいしく炊くのにより向いているのは、丸い形状の炊飯鍋・ご飯鍋。
鍋が丸い形状になっていることによって、鍋の中で対流が起きやすく、一粒一粒しっかり芯まで火が通り、ふっくらとしたご飯に仕上がりました。
それに対し、底面が平らな鍋や、角張った形状の鍋は、炊きムラになりやすい傾向に。
エールネット「ごはん鍋」は、ご覧の通りコロンとした丸い形状で、食感・味わい・香りのバランスが取れたご飯に仕上げてくれます。
お米の芳醇な甘みや、ほどよい粘り気、もちもちとした歯応えがたまりません!
理由②:火加減調節なしだから誰でも簡単!
エールネット「ごはん鍋」をイチ押しする理由は、おいしさだけではありません。
もう一つのおすすめポイントは、難しい火加減の調整ナシで簡単に炊けること。
初めて炊飯鍋・ご飯鍋を使う人でも失敗が少なく、おいしいご飯が手軽に炊けちゃうんです。
昔話で見るようなかまど炊きのご飯の場合は、「はじめちょろちょろ中パッパ……」と言われるように、火加減を調整しながら炊く必要があります。
一方、エールネット「ごはん鍋」なら、点火してから約13分間ずっと「やや強めの中火」で炊けばOK。 途中で火加減を調整しなくても炊けるので、圧倒的に簡単なんです。
加熱が終了したら、蓋を閉めたまま何もせずに20分程度放っておけば“蒸らし”の工程も完了。あとは蓋を開ければ、ふんわり湯気の立ち上るふっくらツヤツヤのご飯が待っています!
また、鍋の内側に水の量を表すガイドラインがついているので、計量カップを用意しなくても、水の分量を測ることができる点もGOOD。
このように炊き方がとてもシンプルなので、使いやすいんです。
難点を挙げるとすると、構造上多少の吹きこぼれは避けられないという点と、IHクッキングヒーターでは使用することができないという点。
ですが、「とにかく簡単、なのにおいしい!」というメリットは強大! 家でガスコンロを使っている人には、ぜひ試してみてほしいアイテムです。
とにかく簡単にめちゃウマのご飯が炊けるエールネット「ごはん鍋」なのですが、炊いている間に蓋の隙間や空気穴から少し吹きこぼれがみられる点が気になる人もいるかもしれません。
また、内部にこびりつきを防ぐフッ素加工はされていないため、使用後は水に浸けておく必要があります。
そうした点が気になる人にオススメなのが、HARIO「フタがガラスのIH対応ご飯釜雪平 GIS-200」(販売価格:7,757円)です。
お米がこびりつきにくいフッ素加工が施されており、吹きこぼれにくい構造になっているのがメリット。
食洗機にも対応しているので、とにかく扱いが楽なんです。
また、エールネット「ごはん鍋」はIH不可ですが、こちらは熱源がIHでも使用できます。
ご飯はしゃっきりとした炊き上がりであっさりとした味わいですが、手入れのしやすさを重視したい人ならこちらもぜひ選択肢に入れてみてください。
まとめ:初めてコンロでご飯を炊くならコレ!
「吹きこぼれにくい商品は?」「有名メーカーの商品も気になる!」という人は、ぜひ検証コンテンツもチェックしてみてくださいね。
(執筆/マイベマガジン編集部・増山かおり)