4000円でちょびっと快眠化!? 横向き派に、ふんわりフィットな「抱き枕」がいい理由【24商品比較】
実はその原因は、寝るときの"姿勢"にあるかもしれません。とくに横向き寝は背骨が曲がりやすく、知らず知らずのうちに足腰に負担がかかっていることも……。
そこでおすすめしたいのが、お手頃な快眠グッズ「抱き枕」です。
抱いて寝るとなんとなくリラックスできる、そんなイメージがあるかもしれませんが、実はとっても実用的。使うことで、よりラクな姿勢で寝れるように、背骨や骨盤をサポートしてくれるアイテムなんです。
「毎日リラックスして眠りにつきたい!」「爽快な朝を迎えられるようになりたい!」よりよい睡眠への願望は尽きないもの。理想の睡眠のために、まずは手頃な「抱き枕」を取り入れてみてはどうでしょうか?
商品比較サービス『マイベスト』では、形状や肌触りが異なる24商品の抱き枕を比較検証。今回は、No.1を獲得した「姿勢が安定して気持ちよく眠れる抱き枕」を紹介します!
本コンテンツの情報は公開時点(2024年8月27日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
ハグして心地いい、だけじゃない!横向き寝が"ラクになる"実力派アイテムなんです
横向き派のみなさま、横向きで寝ると体の片方に体重がかかって、首や肩、腰に負担がかかるほか、背骨がまっすぐにならず骨盤が歪んでしまいがちなの、知ってました?この影響で朝起きた時に首や肩が凝ったり、体に痛みを感じることにつながっちゃうんです。
こうした横向き寝の姿勢のサポートや、体重による肩や腰への負担を和らげる効果を期待できるのが「抱き枕」。ただ安心感を得るリラックス目的のアイテムではなく、ないよりあったほうが確実にいい、実用的なアイテムなんです。
寝姿勢が悪くなると首こり・肩こりの原因にもなるので、姿勢を整えることはとても重要。寝姿勢が整うことで体がリラックスできるようになれば、快適な入眠にもつながるでしょう。
さまざまな"進化タイプ"が登場中です!
コロナ禍を経て健康が見直されるなか、「睡眠」への関心も高まっている近年。「抱き枕」も進化を続ける快眠グッズのひとつです。
今までの定番だったストレート型や流線型、三日月型のほかに、最近では抱き枕に頭を乗せるような形状をした波型や、体がすっぽり埋まるU字型のものが登場しています。
そこで、抱き枕24商品を比較検証したところ、意外にも1位を獲得したのはベーシックな「流線型」。複雑な形をした進化系タイプよりも、体にフィットしやすく、寝姿勢をサポートしやすいことがわかりました。
姿勢が定まらずに寝つくまで時間がかかってしまう人や、朝起きた時になんとなく体に痛みを感じている人は睡眠グッズを変えたり、足したりしてみるのもひとつの手。まずは抱き枕を手に入れて、"ラクに寝る"サポートからはじめてみましょう。

より良い睡眠のために、できるだけ体に負担のない体勢で寝ることはとても重要です。
抱き枕のマストバイ:アイリスオーヤマ「シンカーシャーリング抱き枕」/ 約4,020円
- おすすめスコア:★4.72(1位/24商品中)
- 横向きでの寝姿勢のよさ:★4.84(3位)
- 抱き心地:★4.43(7位)
- 蒸れにくさ:★5.00(1位)
今日のマストバイは、アイリスオーヤマ「シンカーシャーリング抱き枕」(販売価格:4,020円)。『マイベスト』で比較検証した結果、No.1のスコアを獲得した優秀アイテムです。
「横向きでの寝姿勢のよさ」を確かめるため、身長150〜180cmの一般モニター6人が実際に抱いて寝たところ、全員が背骨をまっすぐ保持できました。身長や体型を問わず横向き姿勢をしっかりサポートできるため、横向きの寝姿勢を安定させたいすべての人におすすめです。
ふわふわした柔らかい生地に加えて抱き枕自体に適度なハリがあるので、抱きついた時の肌触りや安心感も上々です。また、1kg以下と軽量なので、寝返りをうつにもジャマになりません。
比較した商品には伸縮性がなくキシキシした生地のものや肌触りが悪い商品もあったなか、「シンカーシャーリング抱き枕」は優しい肌触りでずっと抱きついていたいような気持ちよさもあります。
さらに、抱き枕に長時間抱きついていると蒸れて暑くなってしまいがちですが、「シンカーシャーリング抱き枕」は通気性がよく、15分抱きついても温度上昇の平均値は2.8℃ほど。同じ素材にもかかわらず、7℃以上も温度が上がってしまった商品もあったため、暑がりの人でも使いやすいでしょう。
人生のほぼ3分の1は睡眠。そんな睡眠時間の快適さをより追求したいなら、まずは手頃な「抱き枕」を取り入れてみてはどうでしょうか?
24商品を比較してわかった!「シンカーシャーリング抱き枕」がマストバイな3つの理由
理由①:ラク〜に寝転がれる!ゆるやかなカーブで、横向きの体にフィット
理由②:ふわふわの肌触りで安心感あり。ずっと抱きついていたい!
理由③:暑がりさんもOK!蒸れにくいから、夏場もずっと抱きついていられる
ほかの抱き枕も見てみたい人は、マイベストの抱き枕検証コンテンツも参考にしてください!
理由①:ラク〜に寝転がれる!ゆるやかなカーブで、横向きの体にフィット
「シンカーシャーリング抱き枕」は体へのフィットのしやすさが抜群。腕を回してしっかり抱きつける、しかも脚を乗せても挟み込みやすい形状になっています。
身長150〜180cmの6人の一般モニターに実際に使ってもらい姿勢をチェックしたところ、全員が首の骨である頚椎から、骨盤の中央に位置する仙骨にかけて、背骨をまっすぐ保てました。同じ流線型でも、150cm台の低身長の人や180cmの高身長な人の寝姿勢が大きく崩れてしまう商品もあったので、上半身の安定感はかなり優秀です。
ただし、長さは105cmほどなので、身長によって足の挟みやすさには差がつく結果に。180cm前後の高身長さんは、足先に少し物足りなさを感じるかもしれません。
抱き枕に頭を乗せるタイプは、短時間のゴロ寝やリラックス向き
「シンカーシャーリング抱き枕」はいつも使っている枕と併用するタイプ。
「抱き枕に頭を乗せるタイプのほうが枕がいらなくてお得じゃない?」と思いがちですが、そういったタイプの商品だと頭が下に下がるので、首に負担がかかりやすくなってしまいます。
長時間の睡眠で使用するなら、枕は別で用意したほうが体への負担を減らせます。一方で、抱き枕に頭を乗せる進化系タイプは、長時間の睡眠ではなく、短時間の昼寝やリラックスするのに向いています。
とくにU字型は体全体がすっぽり包み込まれるので、体の力を抜いてゆったりするのにはピッタリ。目的や使い方に応じて抱き枕を選ぶのもいいでしょう。

頭を乗せるタイプの抱き枕がリラックスできると話題になっていますが、一晩使用するには向いていません。枕は睡眠中の頭を正しい位置で支える必要があるのに対して、抱き枕は柔らかすぎるためです。
また、U字型のものだとベッドのスペースをとってしまい寝返りがうちにくいこともデメリットといえます。
理由②:ふわふわの肌触りで安心感あり。ずっと抱きついていたい!
体に密着する抱き枕は、生地の肌触りや抱き枕自体のハリもとても重要。「シンカーシャーリング抱き枕」は柔らかくふわふわの生地に加えて適度なハリがあるため、ずっと抱きついていたいような安心感と気持ちよさがありました。
比較した商品のなかには、カバーが同じ綿製にもかかわらず、肌触りがキシキシするものも……。でも「シンカーシャーリング抱き枕」は、実際に体験したモニーターから「毛足の短いボアのようでなめらか」「もこもこで気持ちいい」といった声が多くあがりました。
「寝返りを打ちやすい」軽さなことも大切です
人間は寝ているあいだ、20回以上も寝返りをうつといわれています。そのため検証では、モニターに実際に抱き枕を抱いた状態で寝返りをうってもらい、寝心地もチェックしてもらいました。
その結果、1.5kg以上の重めの抱き枕だと抱いたまま動きにくいことが判明。
「シンカーシャーリング抱き枕」は0.9kgと軽量。寝返りの際にジャマになりにくく、抱えたままでも体をくるっと回転できます。
検証に参加したモニターからは、
- 「とても軽く綿がしっかり詰まっているので、制御しやすくしっかり抱えやすかった。くるっと回転しやすく寝返りが楽に打てた。足も適度に開いて動きやすい姿勢を取りやすかった」(150cm女性)
- 「軽くてもちもちしているので、体に吸い付いていく感じ。体にフィットして寝返りしやすかった」(160cm女性)
- 「軽く小ぶりなので寝返りはしやすかったですが、長さがないのが気になりました」(170cm女性)
- 「軽いので抱えながら寝返りしやすい」(160cm男性)
- 「サイズが小さく、寝返りするうえで阻害する要因はなかった。寝返りしやすかった」(170cm男性)
- 「サイズがコンパクトで寝返りしやすいが、反発感があり硬めなので、サイズのわりに扱いにくさも感じた」(180cm男性)
という声があがりました。

無意識の状態でも、ゴロンと寝返りできる軽さのある抱き枕を選べば、快適な睡眠につながりますよ。
理由③:暑がりさんもOK!蒸れにくいから、夏場もずっと抱きついていられる
蒸れにくさの検証では顔・腕・足が触れる部分にあらかじめマーキングを行い、15分間抱き枕を抱いて検証を実施。
各部位の抱きつく前と15分後の温度差を確認し、上昇温度が低いものほどおすすめとしてスコア化したところ、同じ素材でも蒸れにくいものと蒸れやすいものがあることが判明しました。なかには、+7℃も上昇するものもあり、とくに夏場に使うには不向き。
一方で、「シンカーシャーリング抱き枕」は、抱きついた後の上昇温度が+4℃と低めだったので、長時間抱きついていても不快感を覚えにくいでしょう。
まとめ:あるのとないのとでは大違い。横向き派は"ラク〜に寝れる"抱き枕を手に入れて!
抱き抱えることでリラックスできたり、横向きの寝姿勢をサポートして体への負担を和らげてくれたり、抱き枕は毎日の睡眠がよりよくなるための手助けになります。
なかでも「シンカーシャーリング抱き枕」は身長や体型を問わずに肩から腰までをしっかりサポートでき、ふわふわした肌触りで蒸れずに気持ちよく使える抱き枕です。
毎日心地よく眠りたい、朝も気持ちよく起きたい……!抱き枕を使うことで、毎日の睡眠のちょっとした願望を叶えてくれるかもしれません。
最後に、ほかの抱き枕も確認しておきたいという人はこちらをチェックしてください。
(執筆/マイべマガジン編集部・佐藤 航)
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