
どこでも吸えるタバコ!?オーラルタバコ(無煙タバコ)とは…?ヘビースモーカーがVELO・Nordic Spirit・ZYNを吸い比べ!
喫煙者にとって、「吸える場所」がどんどん減っています。飲食店の喫煙席はほぼ消え、喫煙所も年々縮小。臭いの少ない加熱式タバコでさえも、吸える場所が限られてきて、肩身の狭さを感じている人も多いでしょう。
そんな中、最近コンビニやドラッグストアで小さな缶型のパッケージを見かけませんか?「あれ、ガム?」と気になっていた人も多いのでは。実はこれが、今じわじわ話題になっている「オーラルタバコ(無煙タバコ)」。火も煙も水蒸気も一切出ないので、オフィスでも新幹線でも使えてしまう、まさに今の喫煙者の救世主になるかもしれないアイテムです。
とはいえ、「実際のところ、ちゃんと満足できるの?」と気になりますよね。そこで今回は社内の喫煙者に3ブランド「VELO」「Nordic Spirit」「ZYN」を実際に使い比べてもらい、喫煙具担当の私、市山のレビューもまとめました。ぜひチェックしてくださいね!
本コンテンツの情報は公開時点(2026年5月8日)のマイペストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

日用品・ガーデニング用品・DIY向け電動工具・喫煙具・家事代行サービス・クリーニングなど、暮らしや生活に関わる幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「一人ひとりが選んでよかったと感じる選択肢を提供すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
そもそも、オーラルタバコ(無煙タバコ)とは?

オーラルタバコとは、唇と歯茎の間に挟んで使うタイプのタバコ製品。デバイスも火も不要で、パウチを口に入れるだけで粘膜からニコチンを吸収できます。
オーラルタバコはもともとスウェーデンで「スヌース」という名前で普及し、それをアレンジしたのがVELO・ZYN・Nordic Spiritといったブランド。日本では2024年ごろから本格展開が始まり、今まさに広がり始めている新ジャンルのタバコなんです。
ちなみに、オーラルタバコは紙タバコや加熱式タバコのスティックと同じ「タバコ製品」に分類され、20歳以上の人しか購入できません。
どこでも吸えるってホント!?紙タバコや加熱式タバコとの違いは?

オーラルタバコは従来のタバコと異なり、火を使いません。煙や水蒸気も出ず、においもほぼしないんです。他の人に煙やにおいが及びやすい紙タバコや加熱式タバコと違って、周りへの影響がほぼゼロなのっていいですよね。
煙やにおいが出ないので、新幹線や飛行機でも使えます。また、口に含むだけなので両手が使えて、PC作業中やゲーム中に使いやすいのも魅力的だと感じました。

わたしはオーラルタバコを使うと、浮遊感があるというか酔っ払ったような感じになるんですよね。私の場合は集中力を保ちにくくなってしまうので、新幹線や飛行機などの移動中で、ボーッとリラックス気分を味わいたいときに向いているかなと思います。
まずは、オーラルタバコの大手3ブランドの基本情報をチェック!

現在日本で手に入るオーラルタバコの主なブランドは、VELO・Nordic Spirit・ZYNの3つです。
- VELO
- グローなどを展開するBATの新ブランド
- フレーバーが8種類と一番豊富で、ニコチンの強さも4段階から選べる
- コンビニでも販売されており360円と安価
- Nordic Spirit
- 2026年にPloomなどを展開するJTの新ブランド
- コーラフィズとベリーミックスの2種類からスタート
- 1缶500円・14パウチ入り
- コンビニでも販売中で今後新フレーバーが登場予定
- ZYN
- IQOSで有名なフィリップ・モリスが展開するブランド
- フレーバーはクールミント・スペアミント・ピーチ・アップルミントの4種類
- ニコチンの強度は2段階
- 現時点では、主にIQOS公式やIQOSストアなど限られたルートでの販売
VELO・Nordic Spirit・ZYNを吸い比べて、徹底レビュー!
今回は社内の喫煙者8人(20〜30代・紙タバコ・加熱式タバコを日常的に使用している人)に、VELO・Nordic Spirit・ZYNの3ブランドを実際に使い比べてもらいました。会社のなかでもとくに喫煙歴が長い私の感想も交えてお伝えしますね!
レビューの前に確認!オーラルタバコの使い方は?

オーラルタバコの使い方はとてもシンプル。4ステップで完結します。
- 缶からパウチを1つ取り出す
- 上唇または下唇と歯茎の間に挟む
- 30分程度そのままにする
- 使い終わったらガムのようにティッシュに包んで捨てる

【VELO】スッキリ感がほしいならコレ!360円と低価格な点も魅力

まずはBATが展開している「VELO」から。今回は「ベロ・ブリージー・マンゴー・インテンス」を試してみました。
「VELO」の1番の魅力はスッキリ感!ほかの製品では「スッキリ感が物足りなかった」という人もいましたが、VELOを試した人はほぼ全員が「スッキリ感があった」とコメント。
なかには「約15分間スッキリ感が続いた」という人もいて、普通のタバコよりも長い時間リフレッシュできそうです。「メンソールのタバコのような爽快感があった」や「ミントガムのようなスッキリ感」との声もあがりました。
VELOはコンビニでも販売しており、フレーバーも8種と豊富なうえに、15個で360円と安価な点も魅力。スッキリ感があるものを試してみたいと考えている人は、まずはVELOから試してみるとよいでしょう。

「VELO」は以前にも使ったことがありますが、ピリピリした刺激が強くて、味や風味もけっこう辛めだなと感じました。刺激をスッキリ感と捉えるなら、「VELO」は3ブランドのなかでも比較的強いスッキリ感がある印象です。
普段、強烈なミントのブラックガムを噛んでいる私でも刺激が強いなと感じたので、苦手な人もいると思います。相当スッキリしたものが好きな人には向いているかもしれません。
【Nordic Spirit】JT発のオーラルタバコ。ピリピリとしたニコチンの刺激が欲しい人に

次に2026年にJTからスタートした注目ブランド「Nordic Spirit」。今回は「コーラフィズ」を試してみました!
3商品のなかで最も刺激が強いと感じた人が多く、それが気になる人もいました。ただし、コーラガムのような甘めのフレーバーは人気が高く、フレーバーへの満足度は高かった印象。
実際に使用した喫煙者からは「コーラ味で風味も良かった。3つ味わってみると最も刺激が強い」や「辛味が強く、鼻に抜けるようなさっぱりした感覚があった」といった辛味やピリピリ感といった刺激へのコメントが集まりました。
店頭で販売しているコンビニもあり、購入のしやすさも魅力。しっかりした刺激感がほしい人・コーラ系のフレーバーが好きな人におすすめですよ。

華やかなコーラの香りで甘さが際立つフレーバーの商品でしたが、一番気になったところは効きの強さ。「VELO」はパウチが触れている部分に感じる刺激だったのに対して、「Nordic Spirit」は唾液すらも辛くなり、飲み込むたびに喉が詰まるような感じがして、少し怖いと思うところもありました。
ただ、粘膜や唾液からニコチンを摂取するという体験のオーラルタバコに慣れれば、問題なく使用できるのかな?と、今後の慣れ次第かとも思います。オーラルタバコをまだ使ったことがない人はほかの商品で慣れてから、Nordic Spiritを試してみると良いでしょう。フレーバーのコーラ味は甘くておいしかったです!
【ZYN】フレーバーを楽しみやすい、口寂しさを紛らわせたい人に!

最後にIQOSで人気のフィリップ・モリスが展開する「ZYN」。今回は「アップルミント」フレーバーを試してみました。
フレーバーを楽しみやすいと感じた人が多く、タバコで口寂しさを埋めていた人におすすめの商品。今回使用した「アップルミント」は特に青リンゴとミントの爽やかな味わいが好印象でした。
実際に使ってみた喫煙者からは「アップルの清涼感とメンソール感とミントの清涼感がマッチしていた」や「甘さが適度で強すぎず、ずっと味わっていられる」といったコメントが寄せられました。
IQOSストアや公式ショップなど購入できる場所は限られるものの、ガムのような感覚で口寂しさを抑えたいという人はZYNがおすすめですよ。

ニコチンの刺激やピリピリ感が穏やかで、スッキリ感というよりはじんわりとリラックスできるような感じがしました。辛みが控えめでフレーバーを楽しみやすかったところも、うれしいポイント。3つの製品のなかでは辛みや刺激が少なく、一番推しの商品でした!
わたしは普段強めのメンソールを吸っていますが、紙や加熱式タバコの爽快感とオーラルタバコの爽快感は別物だと感じました。まずは刺激が少ないものから試すのが良いかなと思います。

【まとめ】ぶっちゃけ紙タバコや加熱式タバコの代用にはできない。今後の商品の進化に期待!
実際に使ってみた喫煙者8人の声をまとめると、スッキリ感・リラックス感は紙タバコ・加熱式には及ばないため、完全に乗り換えるというよりも「喫煙できないシーンで補助的に使いたい」というのが共通した評価でした。これまでとの喫煙とは異なる体験こそが、オーラルタバコが提案する新たな形といえるでしょう。
ふと思い出すと、2014年に加熱式タバコが初めて登場したときも、同じような空気が漂っていたような記憶があります。「味が薄くメンテナンスも面倒で、誰も紙から乗り換えることはないだろう」と思っていませんでしたか?ですが、この10年ほどで加熱式タバコは大きく進化をし、今やタバコ市場の半分を占めています。
まだオーラルタバコを試したことがない愛煙家は、まずは一度試してみてほしいなと思います。そして一緒に今後の進化を見守っていきましょう!
