ウイスキー藤村
ウイスキーブロガー
蒸溜所をめぐって数多くのウイスキーを体験し、発信するブロガー。
「ウイスキーブロガー」として各所で行われるウイスキーイベントに参加し、レビューを投稿している。また「ウイスキー奢られ屋」という独特な活動でもウイスキー業界から注目を集める。
イベントではインドのチャイとのコラボハイボール「チャイボール」や、特製のおつまみを提供するなどユニークな活動も。2018年6月にはウイスキーの本場スコットランドにて「ウイスキー文化」を学ぶため短期留学。日本におけるウイスキー文化を促進すべく、幅広く活動している。全部見る
コレクション
愛用アイテム

キルホーマン
キルホーマン サナイグ 700ml
6,709円アイラモルト最新の蒸溜所「キルホーマン」をご紹介します。2005年。アンソニー・ウィルス氏によって設立されました。スコットランド最小の蒸溜所として有名だった「エドラダワー蒸溜所」と同じ大きさ。つまりキルホーマン蒸溜所もまたスコットランド最小の蒸溜所となりました(←正確にはどちらなのか…)。
小さいのは敷地だけでなく「蒸溜器」もです。法律でアウトギリギリな小ささの蒸留器から生産されています。年間生産量はアイラ島最大の生産量を誇る「カリラ蒸溜所」で約350万リットルなのに対し、「キルホーマン蒸溜所」は約15万リットルと約23分の1。
<実際に飲んだ感想>
香りはシンプルなスモーキー。そしてオレンジマーマレードのような印象。味はスモーキーで麦芽由来の甘さとリッチさが最後に顔を出します。チョコっぽさも…。これからますます楽しみな蒸溜所からの1本です。

アサヒビール
ブナハーブン 12年
4,224円「大人のコク」と言うものが想像できるのが「ブナハーブン」でしょう。1881年に設立した蒸溜所。アイラ島最大を誇る「カリラ蒸溜所」から少し北に進むと、こちらにたどり着きます。
「ブナハーブン」とはゲール語で「河口」を意味し、仕込水を取る「マーガデール川の河口」を指していると言われます。
アイラモルトは一般的に麦芽にピート処理(スモーキーフレーバーにするための処理)を施すのですが、ブナハーブンはっそれを行わないのが特徴です。その選択が“アイラでもっとも軽いテイスト感”になると言われています。
<実際に飲んだ感想>
香りはフレッシュな潮風、日向に置かれた漁網。味はスィートでフレッシュ。潮のアクセントがあり、塩大福のようにも感じます。コク感が印象的な一本。ゆえに「大人のウイスキー」と表現される方がいたりします。

ブルックラディ
ザ・クラシック・ラディ 700ml
5,474円なんども操業停止しながら、奇跡の復活をとげた蒸溜所ブルックラディより、「ザ・クラシック・ラディ」をご紹介します。
設立は1881年。「ハーヴェイ兄弟」というブレンダーとして有名だった兄弟によって設立されました。1929年まで家族による経営が続きましたがその後買収、操業停止⇒再開⇒また操業停止と繰り返し(←つらすぎる)、1995年でまた操業停止になりました。
しかしブルックラディの株主、ボウモア蒸溜所のブランドアンバサダーであった伝説の男「ジム・マッキューワン」氏を始めとする株主たちの働きかけで、2005年に見事復活!コンピューターに頼らない製法でありながら、キャラクターがまったく異なる製品を作り続けている、奇跡の復活を遂げた蒸溜所です。
<実際に飲んだ感想>
香りは刺激臭がなくライトな印象。メロン、柑橘系、ナッツ、バナナ…味はナッティ(豆っぽさ)でありながらパイナップルっぽさも感じます。全体的に「田舎系清楚」な印象です。

MHD モエ ヘネシー ディアジオ
ラガヴーリン 16年
10,890円29%OFF(15,400円)
アイラモルトの「エレガント」といったら「ラガヴーリン」です。ラガヴーリン蒸溜所は1816年に設立した…ことになっており、創業者は「ジョン・ジョンストン」、密造酒時代の1724年から設備があったことが知られています。
有名なウイスキー評論家に、故マイケル・ジャクソン(←世界的エンターテイナーとたまたま同じ名前)という人がいて、その方が95点という高評価を付けています。個人的な評価ですが、アイラモルトの中で1番だと思っているのがこの「ラガヴーリン」です。
<実際に飲んだ感想>
香りはスモーキーでありながら深みがありリッチ。「正露丸のようだ」とよく表現されますが、その向こう側にはフルーツのみずみずしさを感じます。味は滑らかでスイート。オレンジやダークチョコを思わす奥深い味わいです。スモーキーに慣れてきた方に1番オススメしたい1本です。

サントリーホールディングス
ラフロイグ 10年
6,753円12%OFF(7,711円)
独特な個性が強烈な1本といったら「ラフロイグ」です。ラフロイグ蒸溜所は1815年、アイラ島で双璧をなすアードベッグ蒸溜所と同じ年に設立されました。
ウイスキー作りには高い税がかかる関係で、「密造する」という時代があったりしたものですから、「ラフロイグ蒸溜所もアードベッグ蒸溜所もその10年ほど前からあったのでは?」という話もあります。
ラフロイグについて特筆すべきなのは「チャールズ皇太子の御用達」であること。1994年に「プリンス・オブ・ウェールズの勅許状」を受け、チャールズ皇太子が「あなたたちの作るウイスキーは世界で1番だと思います」と大絶賛したことが有名です。
<実際に飲んだ感想>
香りはスモーキーでありながら甘さを感じます。味については「ボディ(コクや深みなど総合的なテイストが持つ主張の強さ)」が厚く、甘さの正体はバニラのようです…。

カリラ
カリラ 12年 647661
5,798円寡黙な男の真っ直ぐな酒、といったらやっぱり「カリラ」でしょう。カリラ蒸溜所は1846年に「ヘクター・ヘンダーソン」という人物によって設立されました。生産量は年間700万リットルとアイラ島の中でも1番を誇ります。
ウイスキーを作る過程で「蒸溜」という工程があり、そこで使う「蒸溜器(ポットスチル)」が蒸溜所のシンボルになることが多いのですが、カリラ蒸溜所の蒸溜器は特段に大きい。これが大量の生産を可能にしている秘訣です。
<実際に飲んだ感想>
香りはスモーキー・薬品・削りたて白木。製材所に足を踏み入れたような気持ちになります。味は軽く、でもスパッとパンチの効いた一本です。


