ウイルソン TEAMJ BACKPACKは、荷物をスムーズに出し入れしたい人におすすめです。比較したなかには開け口が小さいものもありましたが、こちらはバッグの底までガバッと開きます。中に何が入っているかひと目で確認でき、スピーディに練習の準備ができるでしょう。荷物を入れた状態でバッグが自立するのもうれしいポイントです。背負い心地も良好。比較したなかには肩ベルトが薄い商品もあったのに対し、こちらはクッション性の高い素材が使われており肩に食い込みにくいつくりです。背中との接着面も柔らかく、痛みを感じにくいでしょう。荷物が重いときも、快適に移動できそうです。シューズ専用収納スペースの開け口が大きいのもメリット。「ポケットが分かれていて使いやすい」という口コミどおり、貴重品などの小さな小物を収納できるチャックつきポケットや、内側にサーモガード素材の小ポケットも備わっていました。ただし、ラケットは半分しか収まらずグリップがはみ出るので、全体を保護したい人には不向きです。惜しかったのは耐久性。ベルトの本体への縫いつけ部分のパイピングに不織布素材が使われており、商品をチェックした専門家は「耐久性がやや落ちる」とコメントしました。とはいえ、表面の素材は撥水性が期待できるため、雨の日でも中身が濡れるのをある程度防げるでしょう。「縫製が悪い」という口コミに反し、ポケットも丁寧に返し縫いされていました。開け口が大きく中身を確認しやすいため、忘れ物をしやすい人にもぴったり。リュックタイプで両手が自由になるので、ほかの作業をするときも便利です。とはいえ、耐久性を重視する人は、ほかの商品もあわせて検討してみてくださいね。
YONEX パワークッションエクリプション4メンGC
ヨネックス パワークッションエクリプション4メンGC SHTE4MGCは、オムニ・クレーコート用テニスシューズを検討しているすべての人におすすめです。モニターに実際に履いてもらうと、「足運びがスムーズ」「クッション性があり動きやすい」と好評。比較したなかにはかかとの浮き・踏ん張りにくさが目立つ商品もありましたが、こちらは弾むように動けました。「シューズが軽くて動きやすい」という声も。比較したなかで軽すぎる商品は安定感が少なく、重すぎると動くときに違和感がありました。300g台前半の商品が高評価の傾向があり、こちらは348gとちょうどよい重さです。軽さと安定感のバランスが取れており、全方向に動きやすい印象。ボールを逆サイドに打ち返されても、素早く切り返せるでしょう。適度なフィット感も魅力です。横幅が若干狭いため口コミどおり少し窮屈に感じたモニターもいますが、「体重を乗せやすい」「次の一歩を踏み出しやすい」といった声がほとんど。側面が硬くて痛みを感じた商品もあるなか、こちらは足を守られているような感覚でスムーズに動けます。オムニ・クレーコートで着用したまま急ブレーキをかけてみると、比較した商品中トップクラスのグリップ力を発揮。「ピタッと止まって次の動きがしやすい」とモニター全員が満足できました。シングルス・ダブルスのどちらにも対応。初心者・上級者を問わず、ぜひ候補に入れてほしい一品です。
ヨネックス ラケットバックパックは、練習時の荷物をきれいに整頓して収納したい人におすすめです。比較したなかには荷物がぐちゃぐちゃになりやすい商品もありましたが、こちらは収納スペースに取り外し可能な仕切りやシューズ専用のポケットがあり、汚したくないものを分けて入れられます。ラケットも全体がすっぽり収まるため、傷や劣化を防げるでしょう。開け口はそれほど広くないものの、荷物が崩れてくることなく安定して収納できるのもグッド。比較したなかで本品と同じリュックタイプの商品は、テニスの練習に必要な荷物を入れるのにちょうどよいサイズのものが多く、こちらも同様です。リュックタイプは両手が空くため、ほかの作業をしたいときにも便利。「使い勝手がよい」という口コミにも頷けます。口コミどおり、背負いやすいところも魅力。背中との接着面には柔らかくクッション性の高い素材が採用されているため、背中が痛くなりにくいでしょう。比較したなかには肩ベルトが硬めのものもありましたが、こちらは柔らかい素材が使われていました。荷物が重いときも肩への負担が和らぎ、快適に過ごせそうです。耐久性も高評価を獲得。本体・裏地ともに破れにくいポリエステル素材が使われており、商品をチェックしたアパレル・服飾雑貨の専門家は「耐久性は問題ない」とコメントしました。肩掛けベルトやファスナーにも補強が施されており、丁寧なつくりといえます。ファスナーも滑らかに動かせたため、短期間で壊れる心配は少ないでしょう。試合用の大荷物を持ち運ぶには不向きですが、最小限の荷物をひとまとめにできるため、近所で行うテニスの練習や部活動にぴったり。練習用のテニスラケットバッグ選びに迷ったら、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
ヨネックス パワークッションフュージョンレブ4メンACは、どんなコートでも軽やかに動きたい人におすすめ。5人のモニターがハードコート・オムニコートで履いたところ、「足と靴が一体化したように走れる」「素材が軽くて動きやすい」との声が。今回の比較では特定の方向に足を出しにくいものがあったなか、全方向に思い通りに動けました。フィット感について意見を聞くと、「足の真ん中からつま先にかけて、とくに密着感がある」とのコメントが。足を包むパーツを搭載しているとの謳い文句に違わず、靴に足がピタっと収まる感覚がありました。口コミの指摘どおりつま先が細めなので、足幅が狭い人によく合うでしょう。比較した商品にはグリップコントロールがしにくいものがあるなか、ハードコートでは急ブレーキをかけてもピタッと止まれるグリップ力を発揮。反復横跳びをするとしっかり踏ん張れるうえ、切り返しもスムーズでした。モニターからは「次の動きに繋げやすい、ほどよいグリップ力」と好評です。一方、砂の上では滑りやすく、オムニコートでのグリップ力はいまひとつ。急ブレーキをかけるとやや滑る感覚がありました。靴紐をしっかり結べば問題ない程度ですが、かかとの浮きを気にする声もあがっています。足幅が広い人やオムニコートで使う人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
結論からいうと、アシックス GEL-GAME 7は、硬いシューズの圧迫感が苦手な人に向いています。アッパー部分が適度に柔らかいうえに、つま先が広めのつくりなので、締め付けられるような感覚がありませんでした。しかし足が合わない人にとっては、つま先の広さが扱いにくさの原因になってしまうかもしれません。モニター5人が実際に履いてみたところ、ハードコート・オムニコートどちらでも足先があまりホールドされず、フィット感はいまひとつ。モニターからは「つま先が余る」という声が寄せられました。急ブレーキをかけたり反復横跳びをしてみると、若干踏ん張りにくく滑ってしまいます。「最低限のグリップ力はある」との意見もありましたが、しっかり止まるには下半身のフォローが必要です。コートのタイプによってグリップの効き方が異なるほかの商品もあったのに対し、こちらは大きな違いは感じられませんでした。またコート内を走り回ると、つま先にスペースがあるぶん靴の中で足がブレてしまいます。ハードコートで履いたときに比べると、オムニコートで履いたときのほうが動きやすく感じたので、どちらかというとオムニコートで使うのがよいでしょう。ゆったり履けるシューズが好きなら、ぜひ検討してみてくださいね。