ソニー ブルーレイレコーダー BDZ-FBT4200は、好きな芸能人の出演番組を見逃したくない人におすすめです。グループ名を登録するだけで単身で出ている番組を自動録画できたり、「先録」で新作ドラマ・アニメを1か月前から予約できたりと、独自の機能が豊富。比較した商品はメーカーによって独自機能が異なり、こちらは推しを見逃したくない人にぴったりです。再生機能も充実しています。4K・地デジ放送での1.3倍速再生に対応。チャプターを指定するだけでCMを削除できるなど、ソニー独自のチャプター編集機能も搭載していました。「操作が複雑」「チャプターの正確さに欠ける」との口コミに反し、バーを動かすだけで簡単に編集でき、オートチャプターの精度も正確です。起動・動作もスムーズで、リモコンの電源ボタンを押してから起動するまでの時間はわずか2秒でした。比較したなかには起動まで6秒以上かかった商品もあったなか、レスポンスが速いのはメリットです。スクロール時間も3.12秒と速く、謳い文句どおり見たい録画を探しやすいでしょう。画質も素晴らしいとの評判どおり。高圧縮では若干解像度が落ちたものの、低圧縮では高画質を楽しめました。比較した商品には4K長時間モードを搭載しないものもあったのに対し、本商品は8段階での画質調整まで対応しています。4Kならではの高画質を維持しながら、たくさん録画できますよ。実際に操作したモニターからの評価も上々です。番組表はTVでもスマホでも視認性が高く、「文字と配色のバランスがよい」と好評でした。しかし、シーン再生はシークバーを手動で動かして探さなければならず、利便性はいまひとつ。「早送りとの差を感じない」との声が多くあがりました。価格は公式サイトで税込157,300円(※執筆時点)と高価ですが、大容量の4TBで4K放送もどんどん録画できます。3番組同時録画が可能なうえ、圧縮しても高画質で番組を楽しめる本商品。大容量と自動録画機能を使って、推しの出演番組やドラマ・アニメをたっぷり録画したい人は、ぜひ選択肢に入れてみてくださいね。
REGZA ハイブリッド自動録画4Kレグザブルーレイ
REGZA ハイブリッド自動録画4Kレグザブルーレイ DBR-4KZ400は、地デジ放送メインで録画したい人におすすめです。比較した多くの商品が4K放送の長時間モードに対応していたのに対し、本品含む東芝の商品は圧縮に非対応。容量が埋まりやすく4K放送メインで録りたい人には不向きですが、全番組の自動録画ができ、録画し忘れた…とならずに済みますよ。ほかにも録画機能を豊富に搭載。「みるコレ」を使って、好きな芸能人の出演番組・シーンの自動録画もできます。実際に操作したモニターからは、録画リスト・番組表が色分けされていて「視認性がよい」と好評でした。文字は細かいものの、「番組表が見づらい」という口コミ同様の指摘はありません。録画の操作も簡単で、「ひと目で全部の情報を理解できる」と好評でした。スマホでの録画予約も、番組タイトルを押すだけ。比較した一部商品のように、録画ボタンはどこにあるかと迷いません。おすすめ・人気ランキングのジャンル分けも細かく、見たい番組を簡単に見つけられるでしょう。録画した番組の編集も楽ちんです。録画リストのフォルダを曜日や未視聴で細かくまとめられます。再生時のオートチャプターのミスは1~2回程度で、CMのみの削除も簡単にできました。12倍圧縮で録画すると画質が落ちるものの、3倍圧縮時は地上波・4Kともに画質は良好。容量が圧迫しないように圧縮で録画したい人も使いやすいですよ。操作したモニターからは、とくにシーン再生機能が好評でした。倍速再生は一段階だけですが、番組を再生しながらシーンの説明を確認できます。比較したなかには早送りと変わらない商品もあったのに対し、「見たいシーンがすぐに検索できる」と支持されました。惜しかったのは、動作の遅さ。全体的に動作にラグがあり、電源をONにするだけでも約2.8秒かかりました。サクサク操作したい人には不向きです。録画機能が豊富なうえにシーン再生も使いやすい便利な商品ですが、執筆時点で7万円台と比較したなかでは高額。4K番組をたくさん録画したい人・操作の速さで選びたい人は、ほかの商品を検討してみてください。
レグザ ブルーレイ DBR-W1010は、短時間で多くの番組を効率よく視聴したい人におすすめです。再生機能の充実度が特徴的。倍速再生はもちろん、自動でCMを飛ばしたり、シーンをスキップしたりできる「時短ボタン」を搭載しています。比較したほかの商品にはない独自機能で、ながら見や飛ばし見に重宝するでしょう。録画機能は、比較したなかでは少なめです。他社も備えていた基本機能である「おまかせ自動録画」以外に、録画を便利にする付加機能はありません。1か月前から新作アニメやドラマを予約できるソニーや、予約いらずで連ドラを自動録画できるシャープの機種と比べると物足りなさがあるものの、シンプルな機能で十分という人には向いています。実際に使用したモニターからは、「番組表が色分けされていて見やすい」「簡単に録画予約できた」と好評。スマホでは横向きで7局表示できたソニーと比べ、最大3局までのタイトルしか表示されませんが、画面がシンプルな分外出先からでも手軽に操作できますよ。「番組表や録画予約がわかりにくい」との口コミは払拭したといえます。レスポンスやスクロール速度も申し分ありません。録画の再生までにかかった待ち時間は2.53秒・番組表をスクロールし終わるまでの時間は3.44秒と、比較した全商品の平均並み(※執筆時点)。「起動に時間がかかる」との口コミどおり、レコーダー本体の起動には約7秒もかかりましたが、一度電源を入れればあとはサクサク操作できるでしょう。チャプター・シーン再生機能は、実際に使ったモニターから「どこに飛ぶかわからない」との指摘がありました。しかし、「おまかせプレイリスト・ダビング」機能を使えばCMを自動で削除でき、本編だけのダビングも可能。「編集もラクに行える」との評判どおり、ドラマやアニメをディスクで保管したい人にもぴったりです。総合的に見て、録画よりも再生に特化している商品といえます。とくに、録画した映像を効率的に視聴したいなら、本品の右に出るものはないでしょう。圧縮した録画データも、映像と音の専門家に「粗さは気にならない」と評されました。録画しても見る時間がない人・家事や作業の合間に短時間で視聴したい人は、ぜひ候補に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
パナソニック ブルーレイディスクレコーダー DMR-4SE102は、どの商品にするか迷っているすべての人におすすめです。実際に地デジ・4K番組を録画したところ、3倍圧縮でも高画質でした。映像を見たオーディオ&ビジュアルライターも「ほとんど劣化を感じない」と絶賛。比較した商品にはノイズが気になるものもあったなか、12倍圧縮もやや画質が劣る程度でした。録画機能も充実しています。注目は、アニメ・ドラマを1話から見逃さず確認できる約90日間の録りおきが可能な自動録画。外出先でスマホから録画予約したり、録画した番組を視聴したりすることもできます。比較した一部商品は非対応だった、番組表からのキーワード候補の取得もできて使い勝手がよいですよ。録画リストが見やすいため、予約もスムーズです。テレビ画面では口コミで指摘されたように番組表が見づらかったものの、スマホでは操作したモニターから「色分けが自然で見やすい」と好評。録画ボタンも、番組名をタップするだけと簡単でした。ただし、人気ランキングはわかりにくかったため、事前に気になる番組をチェックしておくとよさそうです。見たいところをすぐに再生できるのも魅力。モニターは、「シーン再生機能の情報が細かく、想像しやすい」と高く評価しました。比較したなかには早送りと大差ない商品もあったのに対し、目当てのシーンにすぐに飛べます。地デジも4K放送も1.3倍・1.6倍の2段階で倍速再生ができ、時短視聴ができますよ。シーン削除・部分削除での編集も可能です。CM削除・チャプター削除の際は、チャプターごとの時間が表示されるのが使いやすいと感じました。オートチャプターも正確で、好みの状態に編集しやすいでしょう。起動・再生・番組表スクロールは、すべて3秒以内と動作もスピーディ。比較した商品の平均も2~3秒(※執筆時点)だったため、大きな差はないとはいえ、待たずにサクサク操作できるのはうれしいですね。執筆時点で5万円台と比較したなかでは少し安いうえ、謳い文句どおり高画質な4K映像を楽しめる商品です。ぜひ使ってみてくださいね。
今回検証したパナソニックのDMR-4X600は、ブルーレイレコーダーを検討しているすべての人におすすめしたい商品です。多数の高解像技術に加え、4Kアップコンバートする機能も搭載。録画映像でも臨場感を損なうことなく、美しい映像を楽めます。さらに操作がわかりやすく、映像の読み込みもすばやく行えました。さらに無料の専用アプリと連携させれば、スマホがテレビ・リモコン・レコーダーの3役で使えるのも魅力です。また機能性にも優れており、今回検証した商品の中で唯一、映像配信サービスにも対応しています。あると嬉しい便利な機能をすべて備えており、これを選べば間違いない1台です。