アップリカ ユラリズム エレファント ラブは、家事の合間に赤ちゃんをさっと乗せられる、手頃なものがほしい人におすすめ。モニターからは「間口が広く、赤ちゃんの体が引っ掛からない」との声が聞かれました。シートが大きく肩にベルトを通しやすい点も魅力。比較したほかの商品にはベルトの着脱に手間取るものがあったなか、「ボタンが大きく扱いやすい」と好評でした。手入れのしやすさも優秀です。比較したなかには手洗いのみ可の商品があったのに対し、本品は洗濯機でカバーやクッションの丸洗いが可能です。忙しい育児中に、手入れの手間を省けるのはうれしいポイントでしょう。「揺れに安定感がある」との口コミどおり、スイング時のがたつきもなくなめらかに揺らせました。スイング中の音も静かで、赤ちゃんの眠りを妨げずに使えますよ。衝撃吸収性の確認のためにゆで卵を上から落とすと、150cmの高さからでも割れず、クッション性も優秀です。リクライニングは5段階・テーブルは3段階に調節が可能。発育に合わせて変えられるのが便利です。操作方法も難しくなく、モニターからは「簡単に調整できる」と好評でした。一方で通気性はあまりよくありません。比較した商品内では大きな差がなかったものの、やや熱がこもりやすいといえます。動かしやすさに満足するモニターが多い一方、小回りの利きにくさやキャスターをロックするときの固さが気になりました。「ロックが固い」との口コミどおり、手ではロック操作ができず、しゃがむ必要があります。足を置くステップの角度が手動調節なのも惜しく感じました。手動でスイングさせるタイプで、赤ちゃんをあやすための特別な機能も少なめです。とはいえ最低限の機能は網羅し、価格も2万円台とリーズナブル。シンプルなハイローチェアがほしい人には向いています。自動スイングや音楽が流れる機能が必要な人は、ほかの商品も検討してみてください。
西松屋 SmartAngel ハイローベビーラック マミースイングは、静かにスイングできるリーズナブルなものがほしい人におすすめです。価格は15,000円以下と比較した全商品のなかでも非常に手頃。スイング時の騒音値も39.08dBと、比較した商品全体の平均値42dB(※執筆時点)を下回りました。赤ちゃんのお昼寝の邪魔をしない静かさが魅力です。チェアとしての機能も優秀。5段階のリクライニング調節と3段階のテーブル調節に対応し、子どもが食事をするときに食べやすい位置に変えられます。比較したテーブル調節不可の商品よりも、成長をサポートする機能が豊富でした。衝撃吸収性も申し分ありません。実際に150cmの高さからシートに卵を落としても、ひびが入らず割れませんでした。比較したなかには手洗いのみに対応している商品があったなか、カバー類が洗濯機で丸洗いできるのもうれしいポイントです。「ママの抱っこのようなスイングベッド」という謳い文句どおり、揺れもなめらか。ただし、自動スイング機能や音楽機能などがなく、あやし機能の評価はいまひとつです。可動域が狭いためか、若干のがたつきも見られました。「高さとリクライニング調節が簡単」という評判とは裏腹に、実際に使用したモニターからは「操作に力がいる」「調節方法がわかりにくい」という声があったのも気になります。回転キャスターの前輪と後輪の動きが合わず、「思ったとおりに動かしにくい」という声も寄せられました。「キャスターのロックが使いづらい」との口コミどおり、ロック時に車輪の向きをそろえる必要があるのもやや手間です。静かさ・チェアとしての使い心地・価格を優先するなら、候補に加えてもよいですが、ベッドとしての使いやすさも譲れないならほかの商品を検討してみてください。
アップリカ ユラリズム オートライトは、ハイローチェアの購入を検討しているすべての人におすすめです。比較した全商品のなかでも数少ない、自動スイング機能を搭載。手で揺らす手間がないうえに、自動で揺れの速度を変更する2種類のオートモードも備わっていました。赤ちゃんをあやすのはもちろん、寝かしつけにも活躍するでしょう。ガタつきのないなめらかな動きで、揺れの安定性もトップクラス。どっしり重厚なつくりのため、揺らしたり高さを変えたりする際に傾きにくいのが利点です。キャスターの動きについてはモニター評価が分かれたものの、「小回りが効き音も静か」との意見が寄せられましたリクライニングは5段階・テーブルの位置は前後に3段階など、子どもの成長に合わせて調整できる箇所もたくさん。「高さを調節しにくい」との口コミに反し調整方法もシンプルで、ほとんど力を入れずに操作できました。シートに障害物がなく、乗せ降ろしやすさも良好です。カバー類の着脱工程が少ないのも魅力。手入れも簡単で、ほとんどのカバーが洗濯機で丸洗い可能でした。比較したなかには手洗いしかできないものがあったことを思うと、忙しいパパ・ママにやさしい商品といえます。「作動音が静か」という口コミどおり、スイングしたときの音も静かです。電気あんかを使った熱のこもりにくさの検証では、温度上昇値が比較した全商品の平均16℃(※執筆時点)よりも低い14.45℃を記録しました。赤ちゃんを汗や暑さの不快感から守れそうです。ゆで卵をシートの上に落として衝撃吸収性も確かめると、比較したほとんどの商品と同様に高得点をマークしました。移動時の衝撃で、赤ちゃんの眠りを妨げないよう工夫されています。寝かしつけメインで使うことを想定しているなら、ぜひ本商品を試してみてくださいね。
コンビ ネムリラ BEDi Long スリープシェル EG (手動タイプ)は、寝かしつけ用として長く使い続けたい人におすすめです。ベッドとしての使用目安が約12か月までと長め。手動で前後にスイングするタイプですが、軽い力でなめらかに動かせ、稼働音も小さめでした。すべての車輪が2輪になっており、移動時の安定性も上々です。小回りが利くうえ、ちょっとした段差も楽に乗り越えられます。シートはしっかり衝撃を吸収できたため、赤ちゃんもゆったり過ごせるでしょう。シートには比較的熱がこもりにくく、大型の幌で日差しをも遮れますよ。リクライニングとステップは連動して動き、5段階に調整可能。テーブルも3段階に動かせるので、離乳食やおもちゃを置くのにも活躍します。ロックレバーの固さなど少々気になる部分もありましたが、シートやベルト類を取りはずす際の手間は少なく、すべて洗濯機で丸洗いできて衛生的です。価格は執筆時点で税込46,200円(公式サイト参照)。衛生的に使えて季節を選びにくいうえ、チェアとしては4歳頃まで使えます。ハイローチェア選びで迷ったら、ぜひ候補に入れて欲しいアイテムです。
アップリカ ユラリズム スマート プレミアムは、調整機能が充実した手動タイプをお探しの人におすすめです。高さを6段階と細かく調整できるので、楽な姿勢であやせて乗せ降ろしのときも困りません。リクライニングはステップと連動して5段階、テーブルも前後に3段階調整が可能。丸洗いできる着脱式トレイも付属していて、赤ちゃんの成長に合わせて使えます。移動に安定感があり、段差を乗り越えやすいのも魅力。段差を乗り越える際に少しガタつきを感じたモニターもいましたが、クッションは衝撃吸収性に優れており、振動が伝わりにくい設計です。スイングの動きもなめらかなので、安静に過ごせるでしょう。シートやベルト類の着脱もスムーズです。やや蒸れやすいのは気になるものの、すべて取り外して丸洗いできるため、衛生面の不安はありません。間口が広くて乗せ降ろしもしやすく、使い勝手がよい印象でした。販売価格は、執筆時点で税込27,500円(公式サイト参照)。幌や自動スイングなどがない分、比較的リーズナブルです。なるべく手ごろな価格で揃えたい人も、ぜひ候補としてみてください。
コンビ ネムリラ AUTO SWING LMは、稼働音が静かな電動タイプのハイローチェアを探している人におすすめです。揺れ幅を変えても稼働音は37.56db。ほぼ無音と感じるほど静かでした。スイングがなめらかなのも好印象です。揺れ幅・音楽のボリュームが4段階で調整できるので、シーンに合わせて使えます。高さとリクライニングは5段階・テーブルも3段階で調整が可能。操作は少し硬いとの指摘もありますが、状況に合わせて調整できるのは便利なポイントです。移動も少し音が聞こえる程度で、動き自体はスムーズでした。間口が広い設計で、赤ちゃんの乗せおろしも楽々。インナークッションやシートカバーの洗濯機洗い・ベルトの手洗いができ、衛生面にも配慮されています。執筆時点の販売価格は、税込44,000円(公式サイト参照)。今回比較したハイローチェアのなか高価な商品ですが、使いやすい電動式をお探しの人は購入を検討してみてはいかがでしょうか。