資生堂 HAKU メラノフォーカス IVは、本格的に美白ケアしたい人におすすめです。特筆すべきは、美白有効成分として4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)・トラネキサム酸の2種類を配合している点。比較した商品の多くは美白有効成分が1種類しか見当たらなかったのに対し、こちらは多角的なアプローチが見込めます。メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ効果に期待できるでしょう。美白サポート成分として整肌成分や、肌荒れ防止有効成分を配合している点も強み。肌荒れを防ぎつつ、キメの整った明るい印象の肌を目指せるでしょう。ただし、清涼剤のメントールなど敏感肌への刺激となりうる成分も配合されているので、肌が揺らいでいるときの使用は避けるのがベターです。保湿力も高評価です。モニターの腕に塗布して2時間後の肌水分量を測ると、塗布前より38.00増加。比較した全商品の平均値30.55(※2025年3月時点)も上回り、保湿ケアも兼ねられます。実際に試したモニターからも、「肌にしっとり感ともちもち感が出た」「保湿感があった」と好評でした。香りは無臭に近く、モニターのほとんどが好印象を抱いています。比較した一部商品はモニター間で大きく好みが分かれましたが、こちらは万人受けしやすいといえます。塗布後のベタつきを感じたモニターはいなかったので、心地よく使えるでしょう。価格は45g入りで11,000円(※2025年3月時点・公式サイト参照)と比較したなかでは高めです。とはいえ、美白ケア効果に期待できる成分構成で、つけ心地・保湿力でも高い評価を得たので、美白美容液選びで迷っている人は一度試してみてはいかがでしょうか。<おすすめな人>明るくツヤやかな印象の肌を目指す人メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを予防したい人塗布後のしっとり感を重視する人<おすすめできない人>とくになし
ONE BY KOSE メラノショット Wは、保湿ケアもできる美白美容液を使いたい人におすすめです。20〜50代の女性モニターの腕に塗布して肌水分量を計測したところ、塗布2時間後の肌水分量は塗布前に比べて39もアップしました。比較した商品には満足の基準値とした+30に満たないものも多かったなか、本品は比較したなかでトップクラスの保湿力を発揮。美白ケアをしたい乾燥肌の人にもってこいです。成分表を確認した理系美容家から、美白サポート成分の充実度も評価されました。美白有効成分をサポートする成分として、植物エキス・ビタミンなどの整肌成分を配合。美白有効成分はコウジ酸のみと物足りなかったものの、肌のキメをツヤやかに整えることで、明るい印象の肌へ導く効果が期待できます。ややしっとりめの使用感も、モニターからおおむね好印象です。口コミで「肌なじみがよい」「なめらかに伸びて塗りやすい」とあったように、「さらっとしたテクスチャでなじみやすい」との声が寄せられました。一部モニターから塗布後のベタつきに指摘があったものの、保湿感を得られるのは利点です。「香りがやや強い」との口コミに反し、ほのかなフローラル系の香りもモニターに好評でした。惜しかったのが、敏感肌への刺激が懸念されるエタノールを配合している点。肌荒れ防止成分も見当たらず、デリケートな肌には不向きです。美白・保湿どちらのケアもできるのは魅力ですが、肌質問わず使いやすいものを求める人やさっぱり系の使用感を好む人はほかの商品もチェックしてみましょう。<おすすめな人>美白ケアをはじめてみたい乾燥肌の人しっとり系の使用感を好む人<おすすめできない人>敏感肌の人
オルビス アドバンスド ブライトニング セラムは、しっとり感のある心地よい使用感が魅力です。「乳液のように伸びがよい」との口コミどおり、とろっとしたテクスチャで肌になじませやすく、試したモニターから好印象。比較した一部商品のようなベタつきも気になりにくく、口コミで「サラッとしていて朝の化粧前にも使いやすい」と好評だったのもうなずけます。メイク前の肌を整える美容液としても役立つでしょう。保湿力の評価もおおむね良好です。20〜50代の女性モニターの腕に美容液を塗布して肌水分量を計測すると、塗布2時間後の肌水分量は塗布前と比べて26.92増加しました。満足の基準値に設定した+30には届かなかったものの、ひどい乾燥肌でなければ保湿ケアもできるでしょう。香りはほぼ無臭でクセが少ないため、好みを問いにくいところも利点です。肌質を問わず使いやすい組成で、敏感肌の人が取り入れやすい点もメリット。成分分析をした理系美容家の箱崎かおりさんによると、敏感肌の刺激になり得る成分数は少ないと評価されました。比較したほかの商品には敏感肌の負担になる可能性があるエタノールを含むものもあったのに対し、本品はデリケートな肌向きの成分構成です。ただし、美白有効成分はデクスパンテノールWの1種しか見当たらず、配合数は少なめでした。美白ケアをサポートする成分として肌荒れ防止有効成分のグリチルリチン酸2Kを配合していますが、美白有効成分の充実度にこだわりたい人には物足りない結果です。肌質問わず使え、心地よいしっとり感を味わえますが、高い美白ケア効果にこだわるならほかの商品をチェックしましょう。<おすすめな人>しっとり感のある心地よい使用感を重視する人肌がゆらぎやすい人<おすすめできない人>美白ケア効果にとことんこだわる人
ポーラ ホワイトショット フェイシャルセラムは、保湿・美白ケア効果に期待できる軽い使用感の美容液をお探しの人におすすめです。理系美容家の箱崎かおりさんが成分表を確認すると、美白有効成分として4-n-ブチルレゾルシン・アスコルビン酸2-グルコシドの2種類が配合されていました。比較した商品には1種類しか見当たらないものもあったなか、高い美白ケア効果が見込める成分構成です。美白サポート成分の充実度も高評価で、肌荒れ防止有効成分・整肌成分も配合しています。肌荒れ防止有効成分としてグリチルリチン酸2K、整肌成分の植物エキスを含有。肌荒れを防ぎながら肌を整える効果が期待でき、「ツヤのある柔らかな肌に整える」との謳い文句にも納得です。しかし、敏感肌への刺激が懸念される成分が含まれていたため、デリケートな時期の使用には注意しましょう。保湿力の評価は比較したなかでトップクラスです。20〜50代の女性モニターの腕に美容液を塗布して肌水分量を計測すると、塗布2時間後の肌水分量は塗布前に比べて平均35.15アップ。比較したなかには満足の基準値とした+30に届かない商品も多かったのに対し、本品は美白ケアをしながら保湿ケアもできるのがうれしいポイントです。化粧水のようにみずみずしいテクスチャで、つけ心地も良好。口コミで「サラサラしたテクスチャで肌なじみがよい」と好評だったように、塗布後のベタつきが気になりにくい軽い使用感です。実際に使用したモニターから「さっぱり感があり季節を問わず使いやすそう」とプラスの声があがりました。使用中は若干原料臭がするものの、「無香料で使いやすい」との口コミどおり香りはほぼ無臭です。16,500円(※2025年3月時点、公式サイト参照)と高価格帯なだけあって、美白ケア効果と保湿効果の両方に期待できる本商品。予算を気にせず明るい印象の健やかな肌を目指す人は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。<おすすめな人>予算度外視で美白ケアに力を入れたい人乾燥肌の人さっぱり系の使用感を好む人<おすすめできない人>敏感肌の人においに敏感な人美白美容液を試しに使ってみたい人
資生堂 HAKU メラノフォーカスEVは、高い美白ケア効果としっとり感にこだわる人におすすめです。理系美容家の箱崎かおりさんに成分表を確認してもらうと、比較したほとんどの商品は美白有効成分が1種類だったのに対し、本品はアプローチが異なる2種類を配合。加えて植物エキス・ビタミンC誘導体といった美白ケアをサポートする整肌成分もあり、明るい印象の肌へ導く効果が見込めるでしょう。実際に使った20~40代の女性モニターからは、しっとり感のあるつけ心地も好評です。「柔らかめで伸びがよい」との口コミどおり肌に伸ばしやすいクリーム状のテクスチャで、ベタつきもほぼありません。香りは「原料臭が強い」という口コミ同様の声があったものの、大半の人はにおいが気にならず日常的に使いやすいといえます。保湿力の評価も上々です。女性モニターの腕に本品をつけると、塗布2時間後の肌水分量スコアは塗布前から平均28.42増加。満足の基準とした30増加や、全商品の平均約29増加(※2025年3月時点)と大差のない良好な結果でした。極度の乾燥肌でなければ、肌に与えたうるおいを維持しやすいでしょう。一方で清涼成分のl-メントールや無水エタノールなど、デリケートな肌の刺激となり得る成分が確認されたのは惜しい点。比較した商品内で肌がゆらいでいるときでも使いやすいと評価されたものは多くはなかったとはいえ、敏感肌の人は事前にパッチテストを行うなど注意してくださいね。値段は9,000円前後(※2025年3月時点・ECサイト参照)と高めですが、「シミの原因に根本アプローチ」との謳い文句にも頷ける成分配合が魅力の本商品。容器がスリムで持ち運びしやすいのも利点です。美白ケアや肌のキメを整える効果が見込めるので、ぜひ検討してみてくださいね。<おすすめな人>美白成分の配合数にこだわる人しっとりした使い心地を求める人<おすすめできない人>購入費用を安く抑えたい人
クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサンn
クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサンnは、とにかく美白効果の高さを求める人におすすめです。理系美容家の箱崎かおりさんに成分表を確認してもらったところ、比較した多数の商品は美白有効成分の数が1つだったのに対し、本品はアプローチが異なる2種類を配合していました。美白有効成分をサポートする成分の数も多く、肌荒れを防ぎつつ美白ケアができるでしょう。保湿力(水分増加量)の評価もかなり優秀です。モニター8人の腕に本品を塗布すると、塗布2時間後の肌水分量スコアは塗布前から平均33.41も増加。満足の基準とした30増加や全体平均の約29増加(※2025年3月時点)を上回り、乾燥肌にも使いやすいといえます。実際に使ったモニターからはつけ心地も好評。「なめらかで肌にすっと伸びる」という口コミどおりの、みずみずしいテクスチャが特徴です。比較した保湿感が物足りない商品とは異なり、サラッとしていながら適度なしっとり感も得られました。香りは「独特のにおい」という口コミ同様の意見が聞かれたものの、多くの人が上品なフローラル系の香りを支持しています。一方で、デリケートな肌への刺激が懸念される成分構成は気がかりです。成分表を確認した理系美容家は、敏感肌の刺激になり得るエタノールの配合と、植物エキスの配合数の多さを指摘。美白有効成分のひとつであるトラネキサム酸単体なら敏感肌でも使いやすいですが、総合的に見ると肌がゆらぎやすい人には不向な成分構成です。容器は1回分の量を1プッシュで出せるポンプタイプで、忙しい朝でもさっと使いやすいつくり。価格は1万円台後半(※2025年3月時点・公式サイト参照)と高価ですが、美白成分にとことんこだわりたい人にはぴったりです。2種類の美白有効成分による多角的な美白ケアを行いたいなら、この機会にぜひ検討してみてくださいね。<おすすめな人>とにかく高い美白ケア効果にこだわる人保湿力も重視したい人フローラル系の香りが好きな人<おすすめできない人>購入コストを抑えたい人敏感肌にも使いやすいものを探している人