LIKE A SNEAKERSの「防水スプレー うみんちゅプロデュース」は、速乾性にすぐれている靴用防水スプレー。しかし、検証ではキャンバスやスウェード素材に対して撥水効果を発揮できませんでした。また、ナイロン・合成皮革に塗布した場合は水を弾き、しっかり撥水できました。防汚性も伸び悩む結果に。検証では、ケチャップをほとんど弾いた一方で、墨汁は色の誤差が大きく、シミが残りました。泥を弾きにくいことが予想され、水たまりの多い梅雨の時期やアウトドアシーンでは使いづらいでしょう。とはいえ、速乾性は期待できるレベル。塗布してから乾くまでの時間は55秒とスピーディで、出発直前にも手軽に使えます。お出かけ前の準備をサッと済ませたいなら検討できます。
AVELの「サフィールノワール 防水スプレー 9551746007」は、フローラル系の香り付きで、薬品系のニオイが苦手な人は候補になります。しかし、防汚性・撥水性はほかのスプレーに1歩およびません。スプレーを塗布したキャンバスシートにケチャップ・墨汁をかけるとほとんど弾かず、防汚性が低いことがわかりました。撥水性能の検証においても、キャンバス素材には水がしっかりと染み込んでしまう結果に。スウェード・ナイロン・合成皮革にかかった水は弾いたものの、コンバースなどキャンバス生地のスニーカーに使用したい人には不向きです。一方、塗布してから乾くまでにかかった時間は49秒で、速乾性の高さは申し分ありません。とはいえ、今回検証したなかでは価格が高く、性能にも課題が残るため、香りに惹かれる人もほかのスプレーと比較したほうがよいでしょう。
セメダインの「防水スプレー多用途+長時間 HC-010」は、出かける直前に防水スプレーを使いたい人におすすめ。塗布してから乾くまでにかかった時間は59秒と今回検証したなかではかなり短く、前日に支度が終わっていない日でもすぐに使い始められます。防汚性も高く、検証ではキャンバスシートについたケチャップをほとんど弾き、きれいな状態をキープしていました。ただし、墨汁の汚れを拭き取っても色の誤差が多少あったため、新品のような状態を保ちたい人は泥はねに注意が必要です。撥水性能もやや物足りない印象。検証では、ナイロン・合成皮革にかかった水は完全に弾きましたが、スウェード素材では一部浸水している部分もありました。また、キャンバス素材の場合はしっかりと水を吸収したため、対応できる素材は少し限られるでしょう。とはいえ、家を出る直前に使ってもすぐに靴を履けることはメリット。朝の準備をできる限りスピーディに済ませたい人は候補にしてもよいでしょう。
スリーエムジャパンの「スコッチガード 靴用防水スプレー SG-S300」は、環境にやさしいものを使いたい人におすすめ。シリコン系の成分を配合しており、フッ素系の成分を使ったスプレーよりも環境に配慮できる点が特徴です。すぐれた防汚性も魅力のひとつ。検証では、キャンバスシートについたケチャップの色がほぼ残らず、汚れのない見た目をキープできました。しかし、墨汁の汚れは色の誤差が少し目立ったため、泥はねが気になる日には頼りにくいでしょう。撥水性能も1歩およばず。検証では、ナイロン・合成皮革にかかった水をしっかりと弾いた一方で、キャンバス素材では水を完全に吸収しました。スウェード素材でも部分的に浸水したので、使用前には靴との相性を考えなければなりません。とはいえ、塗布してから乾くまでにかかった時間は50秒と、速乾性の高さは申し分なし。家を出る直前に塗布しても、少し待つだけでサッと履けそうです。防汚性と撥水性は物足りませんが、エシカルなアイテムに惹かれる人は視野に入れてもよいでしょう。
W.P.S.の「防水スプレー Ver2.0 」は、スプレーを吹きかけたあとスムーズに出かけたい人におすすめ。塗布してから乾くまでにかかった時間は65秒と長くないため、外出前に使っても出発のタイミングに間に合います。防汚性も高く、キャンバスシートを使った検証では、スプレーをすることでケチャップのシミがほとんど残りませんでした。墨汁をかけて拭き取ったあとの色の誤差も抑えられており、買った直後に吹きかけておけば、汚れの目立たない状態を長く維持できるでしょう。しかし、撥水性能には改善の余地があります。検証では、ナイロン・合成皮革にかかった水をしっかりと弾いたものの、スウェード素材では一部浸水している部分が見られました。さらに、キャンバス素材の場合は水を完全に吸収したため、対応できる素材は限られる印象です。撥水効果は惜しいものの、防汚性の高いスプレーを探しているなら使いやすいかもしれません。
Jason Markkの「Repel PFAS-Free」は、防汚性の高さが特徴の靴用防水スプレー。しかし、キャンバス生地に対する撥水性能が低く、完全に水を吸ってしまいました。コンバースやバンズなどキャンバス生地の靴には不向きな印象です。とはいえ、スウェード・ナイロン・合成皮革にかかった水はしっかりと弾きました。検証では、キャンバスシートについたケチャップをしっかりと弾き、汚れが目立ちにくい状態を保っていました。ただし、かけた墨汁を拭くと色の誤差がやや大きかったため、泥汚れには弱いといえます。新品同様のきれいさをキープしたい人には物足りないかもしれません。塗布してから乾くまでの時間は450秒と、速乾性も不満が残る結果に。外出直前に塗布しても乾いていない可能性があるので、前日に吹きかけておいたほうが安心です。防汚性は十分ですが、ほかのスプレーとの比較検討をおすすめします。
RUST-OLEUMの「Never Wet NEO」は、スウェード・ナイロン・合成皮革にかかった水をしっかりと弾く靴用防水スプレー。しかし霧吹きタイプで、スプレーのかけやすさを重視する人には不向きです。キャンバスシートにケチャップ・墨汁をかけて拭き取ると、どちらも色が残る結果に。墨汁の方が色の誤差が大きかったため、泥はねしないよう注意しましょう。スウェード・ナイロン・合成皮革に対する撥水効果は期待できるものの、キャンバス素材が水を完全に吸収してしまった点も気になるポイントです。塗布してから乾くまでにかかった時間は450秒と7分以上かかり、速乾性にも改善の余地が見られます。防汚性・撥水性・速乾性どれも1歩およばないうえに、使い勝手も期待できないため、慎重に検討したほうが無難でしょう。
クレッププロテクトの「防水スプレー」は、たまに使う人なら検討の余地があるかもしれません。しかし容量が200mLと少なめで約12足分しか使えないため、使用頻度が高い人には不向きです。肝心の防汚性も期待できず。検証では、キャンバスシートにつけたケチャップ・墨汁をあまり弾かなかったため、拭いてもシミになりやすいでしょう。撥水性能の低さも気になるポイント。ナイロン・合成皮革にかかった水は弾いたものの、スウェード・キャンバス素材にはしっかりと水が染み込んでしまいました。撥水効果を発揮する素材が限られるため、さまざまな靴に使いたい人にもマッチしません。一方、速乾性は良好。塗布してから乾くまでにかかった時間は63秒だったので、家を出る少し前に使っても出発までに靴が乾きます。とはいえ、200mLサイズしか選べないため、日常的に使う人なら買い替える手間は気になりそうです。
エス・アイザックス商会の「Collonil ウォーターストップ」は、塗ってから乾くまでがスピーディで、外出直前でも使いやすい靴用防水スプレー。しかし、防汚性・撥水性ともに低く、雨の日に履く靴には不向きといえます。検証では、キャンバスシートにかけたケチャップ・墨汁をほとんど弾かず、シミが目立ちました。撥水性能の検証においても、キャンバス素材には完全に水が染み込んでしまう結果に。スウェード・ナイロン・合成皮革にかかった水はしっかりと弾くものの、キャンバス生地の靴で出かけると浸水や汚れが気になりやすいでしょう。塗布してから乾くまでにかかった時間は42秒と、トップクラスの速さ。とはいえ、今回検証したなかでは価格が高いうえに、防汚性・撥水性もほかのスプレーにおよばないため、候補としては挙げづらいでしょう。
LOCTITE ハイクラス防水スプレー 撥 DBH-420
ヘンケルジャパンの「LOCTITE ハイクラス防水スプレー 撥 DBH-420」は、靴だけでなく幅広いアイテムに使いたい人におすすめ。靴、バッグなどの皮革製品やスポーツウェアやレインコートなどの繊維製品にも使えるため、あらゆるシーンで重宝します。検証ではスプレーを塗布したキャンバスシートにケチャップをかけてもほとんど弾き、きれいな状態をキープできていました。墨汁は色の誤差が発生し少しシミになりましたが、目立つほどではありません。スウェード・ナイロン・合成皮革にかかった水をしっかりと弾いたため、撥水性能も十分。しかし、キャンバス素材の場合は水を吸収したため、キャンバス生地のスニーカーやバッグには不向きです。塗布してから乾くまでにかかった時間は132秒と、速乾性も上位に1歩およばず。外出の支度をする前に塗布しておかないと靴が濡れたままかもしれません。時間に余裕をもって準備できる人ならば検討できそうです。