SUNEAST ULTIMATE PRO SDXC UHS-II Card
SUNEAST ULTIMATE PRO SDXC UHS-II V60は、連写シーンに使えるUHS-II対応のSDカードがほしい人におすすめです。実際にベンチマークテストを実施した結果、書き込み速度は平均105.23MB/sを記録。比較した全商品の平均である65.51MB/s(※2024年8月時点)を超えており、4K動画の長時間撮影も可能な性能を備えています。「書き込み速度は遅い」との口コミに反して、実使用時の速度も十分な速さです。実際にバッファMAX分のデータを転送したところ、わずか26.95秒で作業は完了しました。比較した全商品の平均が48.42秒(※2024年8月時点)だったことをふまえると、バッファがすぐに空くため次の撮影にすぐ取りかかれますよ。書き込みの最低保証速度を示すUHSスピードクラスは3、動画の書き込み速度であるビデオスピードクラスはV60に対応しています。SDカードとほかの機器の互換性と速さを示すバスインターフェーススピードは、UHS‐Ⅰよりも高速なUHS‐Ⅱ規格です。連写性能を重視する人も満足できるでしょう。ただし公式サイトでの販売価格は容量64GBで税込8,170円(※2024年8月時点)と、比較した全商品のなかでも高めなのは懸念点です。上位商品にはより実使用時の書き込み速度が速い・価格が手頃なものもあったので、UHS‐Ⅱ規格にこだわらない人はほかの商品もチェックしてみてください。
Professional 1800x SDXCカード
Lexar Professional 1800x SDXCカードは、ハイスペックなSDカードがほしい人におすすめです。最大の特徴は、バスインターフェースUHS-Ⅱに対応している点。書き込み速度を測るベンチマークテストでは平均185.33MB/sと、SDカードとしてかなり高速でした。公称値の210MB/sには届かなかったものの、比較した商品には90MB/sに満たなかったものもあったなか、4K動画の撮影も快適に行えそうです。また、UHSスピードクラス3に加え、ビデオスピードクラス60と、多くのカメラが必要とする規格をクリア。ハイエンドのミラーレスカメラでも、安定して撮影できるでしょう。加えて、バッファMAX分のデータ処理時間は、平均13.98秒とスピーディ。高速モデルなだけあり、書き込み速度はかなり優秀といえます。加えて、比較したUHS-II非対応の商品には、バッファMAXから次の1枚を撮るまでに、約4秒を要したものもあったのに対し、1秒程度で撮影成功。連写してベストな1枚を撮りたい運動会などににぴったりでしょう。耐水性・耐衝撃性・耐X線性能対応である点や、無期限保証(制限つき)がついているのもうれしいポイントです。ただし、持っているスペックを最大限発揮するには、カメラがUHS-II対応かのチェックが必須。UHS-Iしか対応でないカメラでも使える場合はあるものの、せっかくの性能を発揮できず、コスト面でももったいないといえます。動作環境は0~70℃なので、極寒の地域の撮影には向きませんが、UHS-IIに対応のカメラを持っている人はぜひ購入してみてくださいね!
SanDisk Extreme SDXCメモリーカードは、UHS‐Ⅱに対応していないカメラを使っている人におすすめです。デジタル一眼カメラで連写を行ったところ、データが一時保存されるバッファが一杯になっても、2秒以内に次の1枚が撮影可能でした。比較した商品には、数秒間も次の一枚が取れないものもあったことをふまえると、非常にスピーディです。MAX分のバッファ解消までにかかった時間はわずか27.5秒。比較した全商品の平均約55.86秒を大幅に上回る高記録を達成しました。UHS‐Ⅰ対応の商品のなかでは、トップクラスの速さ記録しており、「動作が安定している」という口コミにもうなずけます。公称値の最大書き込み速度80MB/sに対して、ベンチマークテストでの実測値でも77.7MB/sと大きなズレは生じず、ほぼ表記どおり。比較した全商品の平均である約56.11MB/s(※執筆時点)を大幅に上回りました。4K動画の撮影もスムーズに行える性能を備えているといえます。同じUHS‐Ⅰ対応の商品のなかでかなり高い処理能力を発揮しながらも、価格は1,300円~1,800円(※執筆時点)とリーズナブルなのもポイントです。UHS‐Ⅱに対応していないカメラでの処理性能を重視したい人は、ぜひ本商品をチェックしてみてください。
IODATA SD2U3-64Gは、UHS‐Ⅱ対応カメラで高速連写をしたい人におすすめです。実際に行ったベンチマークテストでの書き込み速度は平均212.14MB/sと、比較した全商品の平均71.67MB/s(※)を大きく超える結果に。公称値の250MB/sには届かなかったものの、4K動画の撮影を難なくこなせます。実際にデジタル一眼カメラを使ってバッファMAX分のデータ転送にかかる時間を調べたところ、わずか17秒で完了しました。比較した全商品の平均が約47秒(※)だったことをふまえると、実使用時における書き込み速度もスピーディです。ほかの機器の互換性と速さを示すバスインターフェーススピードがUHS‐Ⅱ、書き込みの最低保証速度を示すUHSスピードクラスが3に対応しているため、バッファの処理性能に優れています。バッファの処理が速いと連写開始からすぐに次の1枚を撮影をスタートできるため、大切な一瞬を逃しません。動画撮影時の書き込み速度にかかわる、ビデオスピードクラスがV90なのも魅力です。フルHD・4K30fpsの動画撮影であればV30でも可能ですが、V90であれば4Kはもちろん、6K・8K動画の撮影時にも活躍しますよ。UHS-Ⅱ・ビデオスピードクラスV90とハイスペックな分、ECサイトでの販売価格は64GBの場合で10,000円前後と安くはありませんが、プロの写真家やフォトグラファーも満足できる性能です。4K以上の高画質動画を撮影したい・連写機能をよく使うという人は、この機会にぜひ購入を検討してみてください。2024年11月時点・UHS-Iを含む<おすすめの人>カメラの連写機能をよく使う人6K・8Kの高画質動画の撮影をする人<おすすめできない人>フルHDや4K30fpsの動画が撮影できればよい人UHS‐Ⅱ非対応のカメラを使用している人
SanDisk Extreme SDカード 64GB
サンディスクのエクストリーム SDカードは、読み取り速度を重視する方にはおすすめできません。検証では約5MBのデータ転送にかかった時間は約2分04秒。遅いわけではないものの、読み取り速度は約42MB/sと上位商品に一歩及ばない結果となりました。ただし、純正のカードリーダーを使用すれば、読み取り速度の向上が見込めるでしょう。一方、書き込み速度においては優れています。9枚の写真を連続撮影した際の時間は7.3秒と、比較した商品の中でもトップクラスの数値を記録しました。連写後もスピーディに次の撮影に取り掛かれます。SDカードとしての性能は十分ですが、より読み取り速度にこだわる方は他の商品も検討してみてください。