WEIRUIXIN 64G SDカードは、口コミに反して書き込み速度が遅く、連写・4K動画の撮影には向きません。ベンチマークテストを行った結果は、書き込み速度が平均29.45MB/sと、比較した商品のうちUHS-Ⅰの平均値54.39MB/s(※2025年2月時点)を下回りました。公称値の最大80MB/sにも届いていません。4K動画撮影時にデータを送る速度が追いつかず、撮影が止まる可能性があります。実際にデジタル一眼カメラへ挿入して連写したところ、MAX分のバッファが解消するまでに平均76.49秒かかり、比較した商品のうちUHS-Ⅰの平均値51.45秒(※2025年2月時点)よりも遅い結果に。処理が追いつかずに約5秒間撮影できない時間が発生したので、大量に連写するとシャッターチャンスを逃すことがあるかもしれません。ただし、連写したときの設定はRAW+JPEG Lサイズでした。JPEG・RAWの連写であればある程度対応できるでしょう。連写ではなく画角などにこだわって1枚ずつ撮影するときにも使えます。ECサイトでの価格が約800円(※2025年2月時点)と安いのもうれしいポイントです。とはいえ、比較した商品内にはより書き込み速度が速く、あらゆる撮影シーンに対応しやすいものもあります。カメラのスペックどおりに連写撮影・動画撮影したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。<おすすめな人>とにかく安くSDカードを買いたい人1枚ずつ撮影する派<おすすめできない人>連写・4K動画などを撮影したい人
SanDisk Extreme PRO SDXCメモリーカードは、連写・動画などをスムーズに撮影したい人におすすめです。実際にデジタル一眼カメラに挿入して使用したところ、MAX分のバッファが解消するまでにかかった時間は29.1秒。比較した全商品の平均が約55.86秒(※執筆時点)だったなか、非常にスピーディにデータ転送できました。ベンチマークテストでも、書き込み速度78.0MB/sをマーク。比較した全商品の平均値約56.08MB/s(※執筆時点)を大きく上回り、「転送速度が速い」との口コミにも納得です。バッファの解消スピードが遅いと撮影が止まることもありますが、本品は子どもの運動会やスポーツシーンなどでも、途切れることなく次々とシャッターを切れるでしょう。比較したUHS‐Ⅱ規格のカードには及ばなかったものの、UHS‐Ⅱ対応のカメラ自体それほど多くはありません。本品は比較したUHS-Ⅰ規格のなかではトップクラスの性能を発揮したため、UHS-Ⅰ対応のカメラをお使いの人にはうってつけの1枚です。ちなみに、比較した同社の「Extreme」と比べて、実使用時の書き込み速度は数秒劣ったものの、ベンチマークはこちらの「PRO」のほうが高スコアでした。データ復旧を試せるソフトウェアを2年間無料で使えるのもうれしいところ。大切なデータをしっかり保護したい人には、こちらがおすすめです。値段は執筆時点で1,500円前後とリーズナブル。比較した商品には2,000円以上の高級カードもありましたが、処理能力が高く保護機能も申し分ない商品です。大切な一瞬を撮り逃がしたくない人は、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
Professional 1800x SDXCカード
Lexar Professional 1800x SDXCカードは、ハイスペックなSDカードがほしい人におすすめです。最大の特徴は、バスインターフェースUHS-Ⅱに対応している点。書き込み速度を測るベンチマークテストでは平均185.33MB/sと、SDカードとしてかなり高速でした。公称値の210MB/sには届かなかったものの、比較した商品には90MB/sに満たなかったものもあったなか、4K動画の撮影も快適に行えそうです。また、UHSスピードクラス3に加え、ビデオスピードクラス60と、多くのカメラが必要とする規格をクリア。ハイエンドのミラーレスカメラでも、安定して撮影できるでしょう。加えて、バッファMAX分のデータ処理時間は、平均13.98秒とスピーディ。高速モデルなだけあり、書き込み速度はかなり優秀といえます。加えて、比較したUHS-II非対応の商品には、バッファMAXから次の1枚を撮るまでに、約4秒を要したものもあったのに対し、1秒程度で撮影成功。連写してベストな1枚を撮りたい運動会などににぴったりでしょう。耐水性・耐衝撃性・耐X線性能対応である点や、無期限保証(制限つき)がついているのもうれしいポイントです。ただし、持っているスペックを最大限発揮するには、カメラがUHS-II対応かのチェックが必須。UHS-Iしか対応でないカメラでも使える場合はあるものの、せっかくの性能を発揮できず、コスト面でももったいないといえます。動作環境は0~70℃なので、極寒の地域の撮影には向きませんが、UHS-IIに対応のカメラを持っている人はぜひ購入してみてくださいね!
SanDisk Extreme SDXCメモリーカードは、UHS‐Ⅱに対応していないカメラを使っている人におすすめです。デジタル一眼カメラで連写を行ったところ、データが一時保存されるバッファが一杯になっても、2秒以内に次の1枚が撮影可能でした。比較した商品には、数秒間も次の一枚が取れないものもあったことをふまえると、非常にスピーディです。MAX分のバッファ解消までにかかった時間はわずか27.5秒。比較した全商品の平均約55.86秒を大幅に上回る高記録を達成しました。UHS‐Ⅰ対応の商品のなかでは、トップクラスの速さ記録しており、「動作が安定している」という口コミにもうなずけます。公称値の最大書き込み速度80MB/sに対して、ベンチマークテストでの実測値でも77.7MB/sと大きなズレは生じず、ほぼ表記どおり。比較した全商品の平均である約56.11MB/s(※執筆時点)を大幅に上回りました。4K動画の撮影もスムーズに行える性能を備えているといえます。同じUHS‐Ⅰ対応の商品のなかでかなり高い処理能力を発揮しながらも、価格は1,300円~1,800円(※執筆時点)とリーズナブルなのもポイントです。UHS‐Ⅱに対応していないカメラでの処理性能を重視したい人は、ぜひ本商品をチェックしてみてください。
キングストンのCanvas Go!Plus SDカードは、特に読み取り速度にこだわる方におすすめです。5GBの大容量データを約1分31秒で転送でき、読み取り速度は約54MB/sを記録。比較した商品の中でもトップクラスのスピードとなりました。待ち時間が少なく、スムーズに作業を進められます。また、書き込み速度も約49MB/sと良好です。写真9枚の連続撮影は、わずか7.3秒で完了し、次の撮影にもすばやく取り掛かれます。読み取り速度・書き込み速度ともにバランスのよい性能を備え、ストレスなく使えるSDカードです。