今回検証したマクセルイズミ Z-DRIVEシリーズ 6枚刃洗浄器付き往復式シェーバーは、長く使っていきたい人におすすめです。肌の密着感はいまひとつなものの、数回剃れば問題なくきれいに剃れます。さらにシェービング後の手入れが簡単にできるのも魅力。毎日使うものだからこそ、手軽に手入れができるのはうれしいポイントです。しかしヘッド部分が大きいこと・やや重いことに加え、小回りが利かずに剃りにくい箇所もありました。髭が薄い人・やわらかい人は要検討です。きれいな状態を保ちながら、長く使いたい人はぜひ検討してみてくださいね。
今回検証した日立 エスブレード 日立往復式シェーバーは、手軽にメンテナンスをしたい人におすすめです。付属ブラシの使いやすさから、手入れのしやすさは比較したなかでもトップクラスの評価を獲得しています。使用後のブラッシングが面倒な人・簡単に手入れをしたい人に向いているといえるでしょう。一方で、肌へのフィット感は物足りず。シェービング後には、ヒリつきを感じる可能性があります。肌が敏感な人は要検討です。電気シェーバーの管理を簡単にしたい人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
今回検証した3枚刃ラムダッシュは、切れ味のよさを重視したい人におすすめです。鼻下やあごなど狭い箇所でも密着しやすく、簡単にシェービングできます。とくに口周りは濃いひげが生えてきやすいので、毎朝ひげを剃る人にも重宝しやすいでしょう。一方、5枚刃シェービングと比較すると、一度に剃れる範囲が限定されてしまいます。朝の忙しい時間帯にシェービングする人は、時間に余裕を持って使用する方法がおすすめです。切れ味のよさに優れた電気シェーバーを選ぶなら、3枚刃ラムダッシュをぜひチェックしてみてください。
Shaver series 9000 ウェット&ドライ電動シェーバー
フィリップスのS9985/50は、肌にやさしい回転式シェーバーを探している人におすすめです。過圧防止センサーを搭載し、シェービング時の強い押し当てを防止。ヘッドに、摩擦を和らげる微小球テクノロジーも採用しています。実際に使ってみると、肌への密着感は好印象でした。刃の切れ味も上々。マネキンの3mmに伸びた髭を、見た目では気にならない程度に整えました。細かい部分は、付属のポップアップトリマーで対応するとよいでしょう。取り回しをチェックすると、作動音が大きい・本体が重いなどの難点が指摘されました。一方で、手入れのしやすさは魅力。簡単にブラッシングできるうえ、コードレス自動洗浄機を使えば約1分で除菌・洗浄できますよ。専用アプリとの連携で、一人ひとりに適したシェービングを分析し、リアルタイムでガイドしてくれます。毎日の髭剃りを効率よく・快適にしたい人は、ぜひチェックしてみてください。
ブラウン シリーズ 9 pro 9477ccは、短時間で深剃りしたい人におすすめです。柔軟に動くヘッドと進化した4枚刃で、伸びきった髭だけでなく埋もれた髭もしっかりキャッチ。実際に使ってみると、広範囲を少ないストロークで剃り切れました。ヘッドが輪郭にぴったり密着するのもポイント。肌当たりがよく、強く押し当てなければヒリヒリ感はさほど感じません。口元や鼻下といった細かい部分に対応できる、キワゾリ刃も付属しています。ただし、作動音の大きさ・本体の重さが惜しい印象。同ブランドの商品にはコンパクトなものや静音性に優れているものもあるので、スペックとのバランスを見ながら選ぶとよいでしょう。最上位モデルというだけあり、付属アイテムも充実。ボタン1つで簡単に除菌洗浄できる自動洗浄機や、充電機能付きのトラベルケースがついてきます。外出先での使用も想定している人は、ぜひチェックしてみてください。
ブラウン シリーズ8 8390㏄は、狭い部分までツルツルに仕上げたい人におすすめです。ヘッドがコンパクトで小回りがきき、鼻下までしっかり深剃りできます。肌に埋もれた髭までとらえて処理できました。音波振動テクノロジーを搭載しており、肌との摩擦感・ヒリヒリ感が少ないのもポイントです。防水設計で、お風呂剃り・水洗いもOK。さらにアルコール自動洗浄機が付属しているため、手入れの手間をかけずに清潔な状態を保てます。動作音はある程度しますが、使っていて気になるほどではないでしょう。215gとやや重いのはネックですが、そのぶん機能性に優れた一品です。この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。