UR GLAM アイブロウパウダー BR-2は、くっきりシャープな眉に仕上げられるのが魅力です。モデルの眉に塗ると、やや赤みのあるベーシックなナチュラルブラウンに発色。比較した商品にはイメージと違ったものもあったなか、見た目よりも濃く暗いブラウンになった程度でした。「発色がよくない」という口コミに反し、色づきも良好です。しかし、パウダーの粒子はやや粗め。実際に試したモニターからは、「粉が粗く、肌への密着感がない」「パウダーをブラシで取れない」といった意見が集まりました。今回の比較ではしっとりタイプの商品だと粉とびしにくい傾向があったなか、口コミ同様「ポロポロと粉とびして色がつかない」と指摘されています。水・こすれへの強さもいまひとつ。描いたアイブロウに水をかけたりコットンでこすったりすると、全体的に色が薄くぼやけてしまいました。比較したなかには描いたままの状態をしっかりキープした商品もあり、評価は伸び悩む結果に。汗をかきやすい夏場やスポーツシーンには向かないでしょう。3色入りながら、執筆時点での価格は税込110円(公式サイト参照)。比較した商品には2,000円以上のものもあるなか低価格のため、気軽に自眉や髪色にあわせたアレンジを楽しみたい人にはぴったりです。しかし、パウダーが扱いにくいうえにナチュラル感もあまり出ません。抜け感を出したい人や崩れにくさを重視する人は、もう少し予算を上げてほかの商品を検討してみてください。
ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-5は、ふんわりした印象の眉に仕上げたい人には候補となる商品です。密着感のあるパウダーで、実際に使用したモニターから「なめらかな質感でムラなく塗りやすい」と好評でした。柔らかいパウダーで塗りやすかった上位商品にも引けを取らない塗りやすさです。「自然な眉が描ける」との口コミどおり、淡い発色でふんわりやわらかいニュアンスに仕上がりますよ。こすれへの強さも申し分ありません。商品を塗ってコットンでこすると、少しの色落ちにとどまりました。比較したなかにはかなり色落ちした商品もありましたが、こちらは前髪との摩擦で落ちやすい人にも使いやすいでしょう。一方で、耐水性はあと一歩。水を吹きかけてコットンオフすると、崩れてはいないものの少し色が薄くなり、「落ちやすい」との口コミを完全には払拭できませんでした。惜しかったのは発色です。やや暗めのブラウン系ながら見た目よりもかなり明るく黄み寄りに発色し、見た目とギャップがある点で評価が伸び悩みました。比較したなかには見たままの色味・濃さで発色したものがあったのに対し、本品は想像よりも明るめです。落ち着いた色味をイメージして使うと印象が異なるでしょう。「立体的な目元を演出する」との謳い文句どおりノーズシャドウとしても使用でき、ふんわり柔らかい印象の仕上がりを目指したい人には候補となる一品です。とはいえ、上位商品のように汗をかく季節でも使いやすいものやイメージどおりに発色するものがほしい人は、ほかの商品を検討してみてはいかがでしょうか。
Celvoke インディケイト アイブロウパウダー
セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー 01は、暖色系で薄づきなトレンド眉を目指す人におすすめです。アッシュ寄りのクール系ブラウンに見えますが、モデルの眉に塗ってみると温かみのあるブラウンに発色。比較したなかにはキリッとした印象に仕上がる商品もありましたが、こちらは透け感があり今っぽいニュアンスを演出できます。「モードと正統を表現できる絶妙カラー」と謳うとおり、柔らかさのなかにキリッと感もあるバランスのよさが魅力。実際に使った5人のモニターからは、「しっとりとしたパウダーで肌に密着する」と好評でした。色ムラが出た商品もあるなかで、口コミや謳い文句どおりふんわり均一な仕上がりに。ただし、粉飛びするという声も一部あったので、パウダーを少しずつ足しながら描くことをおすすめします。腕に塗ってコットンで1回こすってみると、わずかに色が薄まったものの少しの色移りにとどまりました。描いた眉に水をかけてコットンで押さえても、眉の輪郭をしっかりキープ。「汗で色落ちする」という口コミに反して、擦れ・水分への耐性は優秀です。アッシュ系の見た目とは若干異なるものの、バランスのよい仕上がり・塗り心地のよさ・耐久性が揃った魅力的な一品といえます。薄づきなので、自眉がしっかりしている人も使いやすいでしょう。薄めの眉に存在感を出したい人は、ほかの商品を検討してみてくださいね。
無印良品 アイブローパウダー ナチュラルブラウンは、暗めの髪色にも似合うナチュラルな眉を目指す人におすすめです。モデルの眉に塗ったところ、ほぼ見たままの柔らかいブラウンカラーに色づきました。比較した商品にはイメージよりかなり明るく発色したものもあったなか、落ち着いた色味で髪色を問わず使えます。ふんわりと色づくのも特徴的。キリッとした眉には仕上がらないため、人によっては「もう少し濃く色づいてほしい」という口コミ同様に感じそうですが、ナチュラルメイク好きにはぴったりです。落ちにくさも高評価。メイクの上から摩擦を加えても、見た目はほとんど変化しませんでした。前髪が眉に触れる人にも向いています。一方で、水を吹きかけると、ややぼやけた印象に。摩擦・水の両方に強さを発揮した上位商品には及ばなかったものの、日常シーンでは問題なく使えそうです。テクスチャについては、商品を試したモニターの意見が分かれました。ベースカラーは「密着力が高い」と好印象でしたが、淡いカラーには「粉とびしやすい」「色がのりづらい」といった声が寄せられています。ベースカラーをメインに使えば、さほど粉とびは気にならないでしょう。とはいえ、比較したなかには、「テクニックいらずでムラなく塗れる」とモニター全員が粉質に満足した商品もありました。初心者でも扱いやすいテクスチャにこだわるなら、ほかの商品も検討してみてくださいね。
ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト 01 Natural Brownは、自然な眉を長時間キープしたい人におすすめです。モデルの眉に乗せると、自眉のようなふんわりとした質感に。見た目よりやや赤みがあるものの、イメージどおりのブラウンカラーでした。口コミに反して発色も良好。アイシャドウとしても使用でき、統一感のある目元が作れますよ。お直しの手間を減らせるのも魅力です。腕に塗ってコットンでこすっても、眉に描いて水をかけてからコットンを押し当てても、ヨレ・にじみ・色落ちなどはほとんどなし。比較したなかにはコットンにかなり色移りした商品もありましたが、塗りたての発色を保てました。実際に使用したモニターからは、「粉が柔らかくてサラサラ」「粒子が細かくて密着感がある」とおおむね好評。ただし、サラサラな粉質ゆえに、5人中2人が「粉飛びする」と回答しています。比較したなかでは、しっとりとした粉質の商品は粉飛びしにくい傾向があり、慣れるまで少し扱いにくいと感じそうです。また、「ブラシが少し硬くてムラになりやすい」という意見も。粉質との相性がいまひとつだと感じたら、柔らかい毛質のブラシを用意するのもひとつの手です。ほかにも粉飛びしにくい商品を紹介しています。仕上がりの美しさにこだわる人は、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
イプサ アイブロウ クリエイティブパレットは、複数のカラーを使って自然な眉毛に仕上げたい人におすすめです。実際にモデルの肌に使用すると、立体感のある自然な眉に。比較した商品には見たまま発色しないものもあったなか、イメージどおりのふんわりと赤みのある柔らかな発色でした。5色入りで濃淡をつけられて、ナチュラル眉を作りやすいですよ。オイルを配合していて、粉質がしっとりしているのも魅力。実際に使用したモニター5人からは、「肌に密着する」との声が多く聞かれました。「少し粉飛びする」との意見も少数出ましたが、比較したサラサラ系のパウダーより色がしっかり乗ります。「全然色が乗らない」との口コミは、あまり気にしなくてよいでしょう。崩れにくいのもうれしいポイント。腕に商品を塗ってコットンでこすっても、眉を描いたあとに水を噴射してコットンで抑えても、ごっそりとは色落ちしませんでした。比較した商品には輪郭がわからないほど色落ちしたものもあったのに対し、コットンに少し色移りした程度。夏場やレジャーシーンにも重宝しますよ。値段は執筆時点で税込4,620円(公式サイト参照)。比較した商品には1,000円台のものもあり、安くはありませんが、「プロが描いたような眉に仕上がる」という謳い文句どおりきれいに仕上げられます。色やブラシの使い方が記載された説明書があり、初心者でも美眉を目指せるでしょう。ブラシの使い分けが難しそう…と感じる人は、ほかの商品もチェックしてみてください。