PEACE FIT Silky FACT 半袖Vネック
イオントップバリュ PEACE FIT Silky FACT 半袖Vネックは、ワイシャツの下に着用するインナーを探している人におすすめです。メーカーが謳うとおり滑らかな質感で、実際に着用したモニターから「さらさらで薄く、肌触りがとてもよい」と好評。比較したほかの商品ではごわつきを感じたものもあるなか、快適な着心地です。ポリウレタンが混紡された生地のため、伸縮性が高く動きやすさも高評価に。比較したなかには、生地が伸びず動きづらいものもあるのに対し、こちらはモニターから「動きやすい」との声が多く寄せられました。肩まわりは少し窮屈さがあったため、体格のよい人はサイズをしっかり確認してくださいね。肝心のひんやり感も申し分ありません。接触冷温感評価値を測定したところ、Q-maxの平均値は0.339W/cm2を記録しました。比較した結果、0.25W/cm2を超える商品は冷感が伝わりやすい傾向が。本品も例外なく、触れるとしっかり冷たさを感じます。消臭性能も十分です。洗濯後1日放置したあとのにおいを臭気判定士の石川さんがチェックしたところ、「ややにおう程度で、気にしない人なら着られるレベル」とのコメントが。比較したなかには、かなり生乾き臭が強いものもあったのに対し、においを気にせず着られそうです。唯一惜しいのは、通気性の低さ。水蒸気がどのくらい通過するか確認したところ、上昇した湿度はわずか4%でした。とはいえ、速乾性は比較的高いので、多少の汗ならすぐに乾くでしょう。「ごわごわ感がなく気持ちよく着られる」との口コミどおり、肌触りがよく冷感もしっかり伝わる本品。夏場のインナーを探している人にぴったりな1枚ですよ。
ニッセン 超冷感AIR メッシュV首半袖インナーは、スポーツ時にも着やすいものがほしい人におすすめです。生地の伸びがよいため、モニターからは「動きやすい」と好評。比較したほかの商品には首や肩周りがきついと感じるものもあったなか、つくりにゆとりがあります。高い伸縮性とほどよいフィット感を備え、運動時も着やすいでしょう。消臭性能も申し分ありません。生乾き臭を発生させて、臭気判定士の石川さんにニオイをチェックしてもらったところ、ニオイはほとんど気になりませんでした。「すぐ乾く」との口コミに違わず、速乾性能も優秀。濡れても乾きやすいため、汗をかきやすい人にも向いています。口コミでは「冷たさを感じない」という気になる声がありましたが、ひんやり度を表すQ-max値は0.264W/cm2と高めでした。比較したなかにはQ-max値が0.2W/cm2に届かない商品もあったことを思うと、「ひやっとする」と謳っているとおり、生地の冷たさを感じられるでしょう。肌触りのよさも良好。比較したほかのメッシュ生地のインナーはザラつきが気になるものが多かったのに対し、モニターからは「サラッとしている」と好評でした。「サラサラで着心地がよい」という口コミどおり肌に張りつかず、チクチク感が苦手な人でも着やすいインナーです。しかし、通気性は低評価に。スモーク発生器と水蒸気を使って検証すると、「通気性とひんやり感を両立」との謳い文句とは異なり、湿気がこもってしまいました。運動後のベタつきやニオイが気にならないのは利点ですが、風通しのよさを重視する人は、ほかの商品も検討してください。
ワークマン ICE CHARGE 半袖丸首シャツは、しっとり着心地のよい冷感インナーがほしい人におすすめです。「サラサラの肌触りで涼しい」との口コミどおり、実際に着用したモニター全員が肌触りのよさに満足しました。比較したほかの商品にはザラつきが気になるものがあったなか、「素肌のようになめらか、やさしい着心地」という謳い文句どおりの結果といえます。着用時にひんやりした冷たさを感じられたのもメリットです。ひんやり感の強さを表すQ-max値を測ったところ、0.288W/cm2と高めの数値を記録。比較したなかにはQ-max値が0.2W/cm2に満たず、冷たさを感じられない商品もありましたが、本品は夏場の活躍に期待が持てます。消臭性能も良好。生乾き臭を発生させ、臭気判定士の石川さんにチェックしてもらったところ、ほとんどニオイが気になりませんでした。かすかに酸っぱいニオイがあったものの、比較した不快臭が強く残った商品と並ぶと、問題ないレベルです。比較した商品はどれも速乾性に優れており、本商品も例外ではありません。「乾きが悪い」との口コミに反し、洗濯後はスピーディに乾くでしょう。一方、通気性は高評価に届きませんでした。比較したメッシュ生地と比べると熱がこもりやすく、ムレにくさを重視する人にはやや不向きです。着用時の動きやすさもまずまず。モニターからは「首・肩周りがタイトで、やや窮屈に感じる」との声が聞かれました。とはいえ、伸縮性が高く伸びがよいので、ズボンからシャツの裾がはみ出すことはなさそうです。涼しさも快適な着心地も譲れない人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
洋服の青山 冷感インナーは、通気性がよくすっきり着られる1枚です。スモーク発生器を使用して生地を通過した水分量を確かめたところ、湿度計の湿度は62.57%上昇。比較したなかには50%以下の商品が多く、トップクラスの通気性能を発揮しました。謳い文句のとおり、暑い時期でも快適に着られるでしょう。ひんやり度を表すQ-max値を測定すると、数値は0.202W/cm2を記録。肌に触れるとやや冷たさを感じるといわれる0.2W/cm2以上なので、そこそこの冷感性能といえます。速乾性も高く、濡らした生地を20分放置すると質量が84.33%減少。ただ比較した全商品の差はあまりなく、どれも優秀でした。実際に着用したモニターからは「ズボンから裾が出にくい」といった声が聞かれ、動きやすさも高評価です。生地にさほど伸縮性はありませんが、スポーツなどの激しい動きをしない限りは問題ないでしょう。Vネックのため、Yシャツから見えにくい点もメリットです。一方で、肌触りの評価は比較した上位商品にはおよばず。メッシュ生地特有の肌触りに、モニターからは「ザラザラしている」との指摘が聞かれました。比較したほかのメッシュ素材の商品にも同様の声があがっており、なめらかな着心地を重視する人にはあまり向いていないといえます。ニオイが残りやすいのも惜しいポイントです。臭気判定士が生乾きのニオイをつけた商品を嗅いでみると、「化学的なニオイが気になる」との声が寄せられました。汗などの嫌なニオイを防ぎたい人や着心地にこだわる人は、ほかの商品も検討してみてください。
ユニクロ エアリズム メッシュ クルーネックT 半袖は、肌触りのよいメッシュ生地のインナーを探している人におすすめです。比較した商品にはごわついた着心地のものもあったなか、試着したモニターからは「肌馴染みがよい」と好評。メッシュ生地特有のザラザラした肌触りですが、謳い文句どおり着心地は快適でした。ひんやり感の強さを示すQ-max値を計測すると、比較した全商品の平均値(※執筆時点)である0.23W/cm2(ワット毎平方センチメートル)を上回る、0.255W/cm2を記録。「涼しくない」という口コミに反し、着た瞬間から冷たさをしっかり感じられました。動きやすさもおおむね良好。比較したなかには伸縮性が悪く動きづらいものもありましたが、モニターから「伸びがよく動きが制限されない」と好評でした。ただし、肩回りが窮屈という意見もあったので、体格のよい人はサイズを上げることも検討しましょう。消臭性能も、ニオイがつきにくく高評価でした。臭気判定の専門家に嗅いでもらって生乾きのニオイが残っていないか確かめたところ、わずかに感じた程度。ニオイに敏感でなければ、さほど気にせず快適に過ごせそうです。一方、スモークを生地に通して行った通気性の検証結果はいまひとつ。メッシュ生地ながらも目が細かく、あまり風の通りがよくないといえます。ムレを気にせず過ごしたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
GU スタイルドライプレーティングT 半袖は、夏にTシャツとして着たい人におすすめ。ひんやり度の強さを示すQ-max値を測定すると、比較した商品にはわずか0.161 W/cm2(ワット毎平方センチメートル)のものもあったなか、0.232W/cm2を記録。ほどよい清涼感が得られるので、暑い日も快適でしょう。水蒸気を発生させて生地にあてると、20%の水分が通過。今回の比較では、9%しか湿度が変化しなかった商品もあったなか、通気性が高く風の通りもよさそうです。また、インナーに水を吹きかけて20分後の水分減少率を算出すると83.67%を記録。速乾性に優れているので汗をかく季節に重宝します。やや厚手でスベスベとした肌触りの生地で、試着したモニターからは「普通のTシャツのように、1枚で着られる」と謳い文句どおりの声が。比較したなかには、生地がザラっとしていた商品もあったことを思うと、肌がデリケートな人でも手に取りやすそうです。一方、動きやすさはいまひとつ。「生地に伸縮性がない」「ゆとりがあるぶん、Yシャツの下でのゴワつきそう」という声が並びました。インナーとしては着るには不向きといえます。加えて、消臭性能もいまひとつ。生乾き臭を発生させると、専門家から「酸っぱいニオイが残る」とのコメントが出ました。インナーを着たくない人にはうってつけですが、Yシャツやスポーツウェアの中に着用するなら、ほかの商品をチェックしてみてください。