RAYKING アウトドアテーブル 折りたたみ式は、コンパクトで持ち運びやすい商品です。収納時のサイズは幅21×奥行16×厚み2.6cmと小さく、バックパックにしまいやすい大きさでした。比較した商品内には2kgを超えるものもあったなか、本品は660gで「とても軽い」との口コミどおり。取っ手はないものの、楽に移動できるでしょう。脚部と天板が一体型の折りたたみ式で、設営も簡単。天板を開き、脚を広げるだけで展開できます。天板が平面で、展開後に拭き掃除をしやすい点もメリットです。ただし、「バリが酷くて手を切りそう」との口コミどおり、天板の淵にバリがある点には注意が必要。使用前にヤスリで淵を整えてくださいね。使用時の高さは10.5cmで地べたスタイルのキャンプにぴったり。また、天板の広さは1人分のクッカーとコップ程度しか置けないサイズのため、ソロキャンプ向きです。比較した商品内では耐荷重が5kg以上のものが大半を占めましたが、本品の耐荷重は4kgと低め。料理の乗ったダッチオーブンやスキレットなどを置くには不安があります。素材は「耐久性・耐熱性に優れており、錆びにくい」と謳うのにも納得のステンレス製。本体に破損しそうな箇所も見当たらず、しっかりしたつくりと検証では評されました。しかし、テーブルの安定性はいまひとつ。脚部が八の字型でぐらつきにくいものの、ロック機能がないため横から衝撃が加わると倒れてしまいます。砂の上で使うと沈む恐れがあるワイヤータイプで、ビーチでの使用にも不向きです。執筆時の価格は税込1,500円前後(ECサイト参照)。比較した商品内には5,000円を超えるものもあったなか、本品はリーズナブルです。持ち運びから設営までが楽に行えるうえ、サイズも1人用に丁度よく、整備されたキャンプサイトで使用する人なら候補になるでしょう。とはいえ山や海など足場の悪いところでも使いやすいものがよい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
UPF キャンプテーブルは、持ち運びやすくサッと準備できるローテーブルをお探しの人におすすめです。「軽くて持ち運びに便利」との口コミどおり、わずか2.6kgと軽量。比較した多くの商品が8~10kgほどあったのに対し、片手で軽々と持てました。本体に持ち手がついているのでそのまま持てるうえ、持ち運びに便利な収納バッグも付属しています。広げるだけの簡単設営で、準備に手間がかからないのも利点。片づけ時にメッシュ天板を拭くのにやや引っかかった点で惜しくも上位を逃したものの、丸洗いできるので汚れが溜まる心配はないでしょう。左右にミニテーブルがあり、クッカーや調味料などのちょい置きにも便利。見た目より広々と使えて、「コンパクトながら広げると存在感がある」との口コミにも納得です。安定感も申し分ありません。脚の構造はハの字型でしっかりと広がるタイプ。比較した直立型よりも横からの衝撃に強い傾向があり、人の足がぶつかっても転倒するリスクは少ないといえます。天板も滑りにくかったので、料理や食器が滑り落ちる心配もないでしょう。天板の素材は大半がスチール製で、焚き火の近くでも使用可能。メッシュ部分には熱い調理器具を直置きできるので、座ったまま火をいじったり食事をとったりとロースタイルで楽しむのにうってつけなアイテムです。なお、スチール製は錆びには弱く、一部のMDF素材の天板もカビが発生するリスクはあるので、雨の日の使用は極力避けたほうが長持ちしやすいでしょう。価格は約5千円(※執筆時点)とリーズナブル。比較したほかの商品には1~3万円を超える高級モデルもありましたが、こちらはサブ用として2台目の購入を考えている人にも手が出しやすい価格帯です。コンパクトで車載スペースもとりにくく、1台あると何かと便利なサイズなのでぜひ候補に入れて検討してみてくださいね。
LOGOS 丸洗いアジャスタテーブル Lは、高さを無段階で調節できて組み立ても楽な商品。天板を脚にはめ込むだけの簡単設計で、力もほとんど必要ありません。無段階で脚の高さを変えられるため、凹凸が多く水平をとりにくいアウトドアシーンで活躍しますよ。くるくる巻いてしまえる天板は、広げると幅122×奥行70cmと4~6人が座れるほどの大きさ。重いものを置いてもたわまないほどの強度です。約100℃の鍋を置いても天板の変形や変色はなく、水の染みこみも見られませんでした。ただし、脚が直立なため、八の字やX字の脚に比べ安定性に欠けます。天板の上でダッチオーブンをずらすと、テーブルが横揺れして軋む音が聞こえました。天板に少し傷もついたので、重たいものをのせるときは注意しましょう。重量が約6.5kgと重たいのも惜しい点。収納時のサイズは22.5×14×高さ77.5cmとコンパクトで、収納袋も付属していますが、長時間の徒歩移動にはあまり向いていません。大幅に予算を変えなくても、もう少し安定感に優れた商品があったので、ほかの商品とも比較してみてください。
キャプテンスタッグ B5収納テーブル UM-1908は、持ち運びやすいものの、キャンプ時の使用にはやや不向きです。本品はプラスチック製で、耐久性が低め。比較した商品内には30kgの耐荷重を備えた熱に強いものもありましたが、重いものや熱を持ったものを乗せると破損する恐れがあります。錆びにくい点はメリットですが、軽いお菓子やドリンクを乗せるのにとどめるのが無難でしょう。「安定性がある」という口コミに反して、ぐらつきやすい点も気がかり。脚の構造は垂直かつ、ロック機能はついていません。比較したなかでは脚が八の字型でロックできるものが高く評されましたが、本品の安定性はいまひとつです。脚部が沈むのを防ぐバスケットが先端にないため、砂場での使用にも向いていないといえます。一方、収納時のサイズがコンパクトな点は好評。バックパックに楽々入り、「収納が簡単でコンパクト」との口コミどおりです。比較した全商品の平均重量が約1.5kgだったのに対し(※執筆時点)、300gと軽いのも魅力。メーカーの推奨どおり膝の上に乗せて使っても、苦になりにくいでしょう。天板にはカップホルダーもついていて、ドリンクやお菓子とともにスポーツ観戦を楽しみたいときぴったりです。脚部と天板が一体型の折りたたみ式で、設営は脚と天板を展開するだけとシンプル。組み立てに時間はかかりません。天板はカップホルダー部分を除いて平面なので、掃除もスムーズに行えそうです。比較した一部商品に見られたバリもなく、届いたその日からすぐに使えますよ。執筆時の値段は税込2,750円(公式サイト参照)。比較したなかには5,000円を超えるものもあったなか本品はリーズナブルで、スポーツ観戦時の専用テーブルとしても買いやすいでしょう。とはいえ、キャンプや登山などより幅広いシーンで活用したい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
オガワ ロールテーブルLは、テーブルに小物を収納しておきたい人におすすめ。目を惹いたのは、天板の下にセットできるメッシュ素材のラックや両サイドのスチールハンガー。食器やキッチンツールなどを入れておけば、調理や食事の際にすぐ道具を取り出せます。比較したほかの商品にラックつきのものは少なく、機能性の高さが光りました。高さを40~60cmの間に調節できるのも注目ポイント。無段階で調整できるので、サイトに傾斜があるときも並行を保ちやすいでしょう。加えて、脚の長さはレバーで簡単に変えられました。比較したボタン式やスクリュー式よりも手間が少なく、シーンに合わせて楽に調整できますよ。天板の強度も十分。比較した商品にはダッチオーブンを置くとたわむものが多かったなか、たわみは見られません。八の字に広がった脚と天板の重さのバランスがよく、ぐらつかず安定感もありました。ダッチオーブンをずらしても傷つきにくいうえ、水が染み込みにくいのもメリットです。組み立て式でパーツは5個と少し多めですが、組み立て自体は簡単で直感的に作業できます。重量は7kgと持ち運ぶにはやや重たい点は気がかりですが、便利なラックつきなのは大きな魅力。収納力もほしい人は、ぜひ検討してみてください。