いなば食品 ひと口 さば水煮は、脂が控えめで食べやすいのが魅力です。実際に試食したモニター6人からは、「脂は少なめ」との意見が多数。比較した商品には、脂がのりすぎてくどく感じたものもあったのに対し、食べやすく感じました。一口サイズにカットされているのも、食べやすさへの配慮が感じられます。しかし、しょうがの効いた塩味は「クセがある」との声がほとんど。比較したほかの水煮缶はシンプルな塩味が支持されたのに対し、モニターの好みにはあまり合いませんでした。口コミ同様に青魚の臭みを感じた人もいます。そのまま食べると、臭みが気になる人もいそうです。食感もモニターの意見は二分。「噛むとほろほろ崩れる」とほどける食感を楽しめた人もいれば、口コミと同じく「パサつく」との指摘も見られました。ご飯との相性もまずまずです。比較した味噌味・カレー味の商品のように濃い味付けではないため、「存在感が薄い」と感じた人も。どちらかというと、単体で食べるよりは料理に活用するのがよいでしょう。塩気や脂がくどすぎず、食べやすいのは魅力的ですが、身の硬さや臭みが気になる人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
TOPVALU BESTPRICE トップバリュ ライトツナフレーク まぐろ油漬フレーク
細かなフレークが料理のアレンジにぴったりな一方、塩味・生臭さが評価を下げてしまいました。マイルドな塩加減・控えめな脂っぽさは、ツナ缶特有の脂っぽさが苦手な人でも安心して食べられます。ほんのりとだけ生臭さを感じる検証スタッフもいましたが、ほとんど気になりません。気になったポイントは、身がとても細かいこと。そのまま食べるには物足りなさを感じるため、サラダのトッピングや料理の具材として使うことで、美味しく食べられるでしょう。
検証の結果、美味しいツナ 水煮フレークは購入の価値ありという評価に。玉ねぎのやさしい甘みが食べやすくて美味しい商品です。口の中で玉ねぎの旨味と魚介のマイルドな塩味が広がり、細かくほぐれた身から噛むたびに味が染み出てきます。万人受けする食べやすさで、水煮を初めて食べる方や小さいお子さんにもおすすめ。身の繊維感や水分の少なさが若干気になるので、パスタやサンドイッチに合わせるとさらに美味しく食べられますよ。
木の屋石巻水産の彩 金華さば味噌煮は、甘めの味つけと脂のこってり感が好きな人におすすめです。実際にモニター6人で試食したところ、全員が「味わいがよい」と回答。比較した同じ味噌煮タイプの商品には味噌の主張が強く、サバの風味を感じられないものもありましたが、本品は素朴かつ甘い味つけで噛むほどに旨味が広がりました。甘めながらもくどさはなく、モニターからは「飽きずに食べられる」との声も。後味には味噌のクセが残ったものの、魚の臭みは気になりません。口コミ同様パサつきを指摘する声も一部寄せられたなか、原料に中型の金華サバのみを使用しているためか、脂ののりがよくこってり感もありました。味噌の味がしっかりと染み込んでおり、ご飯との相性も良好です。比較したほかの商品にはあっさりした味つけで物足りないものがありましたが、モニターからは「子ども受けもよさそう」と好評。身は肉厚で食べごたえがあるため、メインのおかずとしても活用できるでしょう。濃厚なサバの風味と甘辛い味つけは魅力ですが、「味が薄い」との口コミどおり、モニターのなかには「もう少し濃くてもよい」とコメントした人も。上位商品には味つけが甘すぎず後味に臭みが残らないものもあったので、塩気の強い味わいが好きな人はほかの商品もチェックしてみてください。
福井缶詰 鯖 味付 缶詰 本醸造醤油仕立ては、上品な味わいが好みの人におすすめです。関西風のまろやかな醤油味に仕上げたという謳い文句どおり、実食した6人のモニターからは「品のよい醤油の旨味を感じる」「ワンランク上の味わい」という声が。比較したなかには味が薄い商品もありましたが、こちらは濃いめの味付けでご飯が進みそうです。脂ののったノルウェー産の大サバを使用しており、内容量は180gとたっぷり。身が一般的なサバ缶と比べて大きく、食べごたえがありました。歯がスッと入るほどやわらかい食感で、脂がトロトロしているのも魅力。とくに、皮の部分にこってりした脂の旨味を感じます。一方、サバ特有の臭みを感じたモニターも。そのまま食べたときに感じたえぐみ・臭みが、「ご飯と合わせると強調される」と回答した人もいます。よりクセがなく食べやすいサバ缶を探している人は、ほかの商品も検討してみてください。