まとまるくんは、よく消せて、消しカスの処理を楽に済ませたい人におすすめな消しゴムです。検証では2回の使用で文字や線がきれいに消えました。また名前の通り、消しカスがしっかりとまとまるのも魅力。消しカスは切れずに消しゴム本体にくっつくので、そのままつまんでパッと捨てられます。柔らかいため消し心地がやや重いですが、総合的に使いやすい消しゴムです。
ぺんてるのマークシート用消しゴムは、目立っておすすめできるポイントがありませんでした。3回こすってもきれいに消すことができず、黒鉛が余計に広がってしまいます。薄い形状のため、力を入れて広い範囲を消そうとすると、消しゴムが折れてしまうのも残念でした。また消しカスが粉っぽくてまとまりにくく、片付けも面倒です。ピンポイントで消せるのは良い点ですが、使い勝手を重視する方にはおすすめできません。消しやすいだけでなく、消しカスがまとまりやすい商品は他にもありますので、あわせてチェックしてみてください。
uni まとまる消しゴムは、デスク周りをきれいに保ちたい方におすすめです。何度も擦らなくても文字を消してくれますし、消しカスをしっかりとまとめてくれます。カスの量も少なめなので、散らばりが気にならず、指でつまんで簡単に捨てられますよ。消し心地が重い点はやや惜しいものの、まとまりの優秀さで十分カバーできるレベルと言えます。よりまとまりやすく、消し心地の軽い消しゴムもありますので、ワンランク上の使い心地を求める方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
カドケシの購入はおすすめできません。文字の上を2~3回滑らせた程度では消えず、特に濃い鉛筆で書いたものは、そのまま残ってしまいました。筆圧が濃い方は扱いづらい商品です。常に消しゴムの角を使えるユニークな形で、細かい部分を消す作業には長けてますが、日常使いには不向き。また、消しカスもまとまりにくいので、片付けにストレスを感じます。消字性の高さ・消しカスの処理のしやすさを重視するなら、他の商品を検討してみてください。
MONO ダストキャッチは、消しカスが圧倒的によくまとまるのが魅力。消しカスを集める作業がいらないほどです。また、検証では、2回擦っただけでどの濃さで書いた文字もきれいに消すことができました。よく消せて、きれいに消しカスがまとまる商品を探している人におすすめです。スリーブは本体が食い込んで切れないように、四隅がカットされています。消しゴム自体が黒いため、汚れが目立ちにくく、消しカスが見つけやすいのも便利。消しカスは散らばるものというイメージを覆した、使いやすさに配慮された商品です。
今回検証したクルトガ ハイグレードは、普段クルトガを使っている方や、クルトガのデザインが気に入らないという方はチェックしてみてもいいでしょう。程よい重みがあるうえに重心が低いので、スムーズにコントロールできます。また通常のクルトガ同様自動芯回転機能を搭載しており、常に芯が尖った状態で書き進められるのも魅力です。ただし、ペン先が少しガタつくのが気になります。波打つような特徴的な形状のグリップですが、特別持ちやすいとは言えません。また芯の折れやすさも普通レベル。実際に試してみたところ、通常のクルトガと比較して際立ったおすすめポイントはありませんでした。自動芯回転機能つきのシャーペンをお探しの方は、候補に入れてもよいでしょう。