アイ・オー・データ機器 HDPD-SUTC1は、仕事用のデータのバックアップに使える、セキュリティの高いものがほしい人におすすめです。内部データは自動暗号化されており、アクセスするにはパスワード認証が必須。米国MIL規格に準拠した耐衝撃ボディに加え、IP52の防水・防塵性能も備えています。比較したなかには暗号化やパスワードロック・防水性能が非搭載のものも多数あるなか、大切なデータを守るのに十分な性能があるといえるでしょう。転送速度もスピーディです。ベンチマークテストでは読み込み139.01MB/s・書き込み140.04MB/sを記録し、比較した全商品の平均値をともに上回るスペックを発揮しました。実使用でも1GBのデータ転送がわずか8秒ほどで完了。多くの商品が15~16分かかっていた100GBの大容量データも、約13分ほどで転送できました。転送音もほとんど聞こえず、スムーズに作業が捗るでしょう。保証期間は3年あり、この期間内であれば無償での修理・交換に対応しています。期間外でも、故障した場合はメーカーに有償修理を依頼できますよ。平日9時~17時までは電話サポートも行っており、トラブル時に相談できるのもうれしいポイントです。ただし、本体の厚みは約19mm・重さは173gと少々かさばりやすい印象。耐衝撃モデルはどれも同様に大きく重い傾向がありましたが、持ち運びやすさを重視する人はよりコンパクトな商品もチェックしましょう。また、ハードに使用すると熱がこもりやすい点にも注意。故障リスクのある温度までは上昇しないものの、やや気になる可能性があります。とはいえ、ポータブルHDDに大切なセキュリティ機能・頑丈な本体・転送の速さを兼ね備えた魅力的な商品です。重要なデータを保管したい人は、ぜひ購入を検討してみてください。
TP-LinkのRE605Xは、Wi-Fi 6対応の中継機をお探しの人におすすめです。ルーターから発せられる電波を、速度を落とさずに広範囲に中継することができます。検証ではどの地点でも通信速度が安定しており、届きにくかった3階リビングでも130Mbpsを記録。通信環境を改善することができました。2部屋程度の範囲になら、しっかりWi-Fiを届けることができるでしょう。性能については、メッシュWi-Fiの構築ができるOneMeshに対応。有線LANポートも搭載しているので、テレビなどを有線でつなぐことができますよ。初期設定はアプリで簡単に行えるので、初心者にも扱いやすい商品です。上位商品と比べて通信速度はそこそこですが、ご家庭で使用する分には十分快適に利用できます。ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
バッファロー WEX-1800AX4は、家中でネットサーフィンを楽しみたい人におすすめです。比較したほかの商品には、インターネット利用時に重要な下り速度が100Mbpsに満たないものもありましたが、本品の実測値は139.89Mbpsと十分。WEB会議など負荷が大きい作業には物足りないものの、標準画質の動画の視聴やWEBページの閲覧は問題なく行えます。電波が届く範囲も広めでした。実際に戸建て3階にて使用したところ、下り速度の平均は2階の和室で139.89Mbps、3階の階段で118.60Mbpsを記録。設置場所の1階でも高速の基準となる150Mbpsを超えなかったため、口コミどおり高速とはいえませんが、親機から離れた場所でもネットを使えます。メッシュWi-Fiにも対応していますよ。初期設定にも手間はかかりません。WPSボタンがついており、親機とワンタッチで接続できます。専用のスマホアプリに加えて、公式サイトにて説明動画が公開されているのも利点。初心者でも手順に迷わないでしょう。コンパクトサイズかつコンセントに直挿しできるため、すっきり設置できるのもうれしいポイントです。一方で、接続台数を増やすと通信速度が落ちるのは気になります。実際に5台接続時の通信速度は、平均72.08Mbpsをマーク。比較したなかには1台接続時よりも速度が50%ほどしか落ちない商品もあったなか、76.3%も低下しました。スマホとタブレットなど、複数台接続したい人には不向きです。Wi-Fi6対応ですが、混雑した周波数帯を避けて接続できるバンドステアリングや、複数端末を同時接続しても速度が落ちにくいMU-MIMOなど通信を安定させる機能は少なめ。上位商品には高速通信が可能かつ機能が充実した商品もあったので、より快適にネットを利用したい人はほかの商品もチェックしてみてください。
NEC Aterm W1200EXは通信速度が遅く、接続範囲も広くありません。実際に3階建ての一戸建てで、1階にWi-Fiルーター・2階に本商品を設置したところ、中継機付近の最大通信速度ですら83.06Mbps。比較した商品の多くは100Mbps以上出ていたため、かなり遅めといえます。動画視聴やWEB会議には物足りないでしょう。「接続が不安定」という口コミどおり、中継機から離れた3階の通信速度は40〜60Mbps弱と大幅に減速しました。比較したなかには、1〜3階のすべての地点で150Mbps以上出る安定した商品もあったのに対し、接続範囲が広いとはいえません。接続機器を5台に増やした場合の速度減少率も87.6%と、1台のみのときと比べて大幅にダウン。接続台数が増えると、WEBサイトの閲覧すら十分にできなくなる可能性があります。接続機器が多い家庭やファミリー世帯での使用には不向きです。機能面では、障害物の影響を抑えるビームフォーミング・混雑を避けて通信するIPv6に対応。しかし、MU-MIMOやバンドステアリングといった通信の安定性にかかわる重要な機能はなく、上位商品に比べるとやや物足りません。新しい通信規格であるWi-Fi 6にも対応しておらず、機能性の評価も伸び悩みました。初期設定は専用アプリをインストールして行うタイプ。アプリの案内に従っていくだけで初期設定は完了します。WPSボタンもついており、親機にもWPSボタンがあればワンタッチで連携できますよ。直接コンセントに挿すタイプなので、コードが邪魔にならずすっきり設置可能。上側にあるコンセントの差し口に干渉することもありませんでした。ECサイトでは、5,000円程度(※執筆時点)で販売されている本商品。初期設定のしやすさやコンパクトさは高評価だったものの、Wi-Fi中継機の肝である通信速度の改善はあまり期待できないでしょう。予算を1万円台まで上げれば、より高速で接続範囲も広い商品もあったので、ぜひチェックしてみてくださいね。
BUFFALO Wi-Fi中継機 WEX-5400AX6シリーズ
バッファロー Wi-Fi中継機 WEX-5400AX6は、家族みんなで快適にネットを使いたいご家庭におすすめです。実際に戸建てを貸し切り、親機を1階に、中継機を2階に設置して速度を調べたところ、本商品がある2階の最大通信速度は347.2Mbpsを記録しました。比較した商品の平均159.40Mbpsを大きく上回り、トップクラスの速度です。一般的に150Mbps以上出ていれば、高画質動画の鑑賞やリモートワークも快適とされるなか、かなり余裕がある数値といえます。接続範囲も広く、通信速度を測定した1〜3階の6地点すべてで150Mbps以上を記録。メーカーが謳うように、家のすみずみまで電波を拡大できていました。家のどこにいても高画質の動画視聴やリモートワークを快適に行えるでしょう。比較したなかで同じく150Mbps以上を記録した商品は、TP-LinkのRE700X・Archer Air E5のみ(※執筆時点)でした。5台同時接続しても、動画視聴やWEB会議を快適に行える速度のままです。減少率は61.33%と高かったものの、元の通信速度が速いので、落ちても100Mbps前後と十分な速度を保っていました。比較した商品の半分は通信速度が80Mbps以下に落ちたことをふまえると、複数台接続でも通信は安定しているといえます。口コミどおり初期設定も簡単でした。Wi-Fiルーター(親機)との連携は、親機と本商品のWPSボタンを押すだけ。親機にWPSボタンがなくても、管理画面から親機のSSID(Wi-Fi名)で設定可能です。公式サイトに接続方式の説明動画もアップされており、初心者でも簡単に設定できますよ。機能面では、対応端末の位置を特定して電波を送るビームフォーミング機能と、複数アンテナで速度を安定させるMU-MIMOを搭載。据え置きタイプなので、コンセント直挿しタイプよりスペースを取るのは口コミどおりですが、ケーブルが届く範囲で自由に置けるのは魅力です。家が広い人や接続端末が多い人でも、できるだけ安定したネット環境を整えたいなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。