今回検証したバッファロー WI-U2-433DMSは、機能面で抜きんでた評価を得た無線LAN子機です。コンパクトでパソコンに装着したまま持ち運べるため、パソコンを持って移動する機会が多い方に最適。小型でありながら、通信が安定するビームフォーミング機能付きなのも高評価のポイントです。また、気になる受信感度についても、親機の近くではかなり高い実効速度を記録しました。親機から離れた場所では速度がやや落ちたのが惜しいところですが、ウェブサイトや動画を閲覧する程度であれば問題ないでしょう。初期設定も簡単なので、初めて無線LAN子機を購入する方にも、自信をもっておすすめできる商品です。
バッファロー WEX-3000AX4EAは、家中どこでも快適に通信したい人におすすめです。実際に木造の戸建て3階建に設置したところ、1~3階までおおむねカバーできました。下りの通信速度は、計測ポイント6つ中4つで300Mbps前後を記録し、180Mbpsを下回ったところはありません。上りも6つすべてで約150Mbpsを維持。上り・下りともにすべての地点で、比較した全商品の平均を大幅に上回りました。電波が届きにくい部屋の通信改善に期待できるうえに、設置場所付近の通信速度はとくに高速でした。下りは311.30Mbpsを記録し、重いデータのダウンロードを快適に行えるレベル。上りも171.71Mbpsとスピーディだったので、オンライン会議などで自分の映像・音声をクリアに届けられるでしょう。複数台で同時に通信した際の速度低下が気になりにくいのもポイント。5台の機器で同時に使った際の通信速度は179.4Mbpsを記録しました。1台接続時に比べて速度の減衰率は44.7%と、比較した全商品の平均が74.17%(※2024年12月時点)だったなかかなり抑えられています。動画視聴程度であれば快適にこなせそうです。口コミに反して、初期設定はWPSボタンを押すだけと簡単。接続方法は説明書にイラスト付きで書かれています。スマホ用アプリからの操作も可能です。安定して通信するための機能が少なく、回線の混雑状況によっては速度低下する可能性があるのは惜しいところ。とはいえWi-Fi 6に対応し、通信速度の実測値も高速でした。価格は9,000円台(※2024年12月時点・ECサイト参照)です。同時期に発売されたWEX-3000AX4より約1,000円高いものの、設置方法をコンセント直挿し・据え置きの2パターンから選べます。コンパクトなので、メーカーが謳うように設置場所を問いません。手軽に通信環境を改善したい人は、ぜひチェックしてみてくださいね!<おすすめな人>家中のどこでも快適にネットを楽しみたい人初期設定が難しくないものがいい人コンセント直挿し・据え置きのどちらで設置するかまだわからない人<おすすめできない人>通信が安定しやすい多機能なものがほしい人
TP-LinkのRE505Xは、次世代の速さを実感できるWi-Fi6対応ルーターを持っている人におすすめです。古いモデルのルーターでもつながりやすさに問題はなく、階にかかわらず快適にネットが使えますよ。スマホアプリを利用することで、初期設定が簡単なのも魅力です。しかし、機能面では他商品に劣ってしまいました。ビームフォーミング機能・MU-MIMO機能などは搭載されていません。つながりやすいだけでなく機能面にも優れている商品はありますので、ぜひそちらも検討してみてくださいね!
TP-Link RE650は、つながりやすさ・使いやすさを兼ね備えた中継機です。非常に速い通信速度を誇るので、快適にインターネットを使用できますよ。また、有線LANポート・ビームフォーミング機能・MU-MIMO機能などにも対応し、機能性もバッチリ。専用アプリを使うことで、初期設定も簡単に行うことができます。ただし、本体が大きくてコンセントを占有してしまうため、設置スペースには余裕を持たせたほうがよいでしょう。直挿しタイプを探している方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
TP-Link Wi-Fi中継機 RE700Xは、予算を抑えつつ家のネットワーク環境を整えたい人におすすめです。実際に3階一戸建てに設置したところ、全部屋で下り150Mbpsを超えました。比較した商品の約7割が最も中継機から離れた子ども部屋では100Mbpsを下回ったなか、どの部屋でもWeb会議が行えるほどの速さが出ています。中継機を置いた2階では、最大通信速度261.74Mbpsを記録。比較したバッファローのWEX-5400AX6は最大値の347.2Mbps(※執筆時点)を記録しており、最速ではなかったものの、なかには中継機付近でも50Mbpsに届かなかった商品もありました。「より高速で、より高効率なWi-Fiを家中に」との謳い文句にも納得です。通信を安定させる機能も豊富でした。比較した約6割の商品と同様にWi-Fi 6に対応しており、通信を効率化させるビームフォーミング機能や、安定性を高めるMU-MIMO機能を搭載。ルーターの通信を妨げないIPv6にも対応しています。ただし、自動的に混雑を避けて通信できる、バンドステアリング機能は備えていません。5台同時に接続すると、通信速度は57.6%落ちました。比較したTP-LinkのArcher Air E5はバンドステアリング機能を搭載しており、減少率は約44%を記録しています。とはいえ、どちらも元の通信速度が速いため、複数台接続してもWebサイトやSNSの閲覧には困りません。「設定が簡単」という口コミとおり、スムーズに初期設定ができる工夫も見られました。ワンタッチで親機と連携するWPSボタンがあり、スマホ用の設定アプリも用意されています。比較したバッファローのWEX-5400AX6のようにわかりやすい説明動画はなかったものの、英語版の動画は公開されていますよ。上位商品は1万円を超えるものが多かったのに対し、ECサイトで7,000円台(※執筆時点)と手頃なのも魅力。本体はコンセントの直挿しや壁掛け・縦置きに対応しており、省スペースで設置できます。「通信速度が速くて快適」との評判と相違なく、インターネットが届きにくいと感じる部屋がある人に、ぜひ使ってほしい商品です。
バッファロー WI-U2-433DHPは、親機と近距離で使うぶんにはおすすめできます。親機と同じフロアで検証した際にはトップレベルの通信速度を計測。場所によってはかなりの改善が期待できるでしょう。一方、親機と距離がある地点での速度はいまいち。複数のデバイスでWi-fiをつなげる際に、通信を快適にするMU-MIMO機能にも対応しておらず、使いやすさの評価も平均的です。距離が離れても効果を実感できる商品も紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。