シチズン 上腕式血圧計 CHU302-CCは、複雑な操作が苦手な人におすすめです。操作方法はボタンを押すだけと、メーカーの謳い文句どおり非常にシンプル。比較したなかにはボタンが小さく操作しにくいものもありましたが、本品は大きなボタンが1つのみ。実際に使用したモニターからは「直感的に扱える」と好評でした。イラストつきの説明書もわかりやすく、複雑な操作が苦手な人にも使いやすいでしょう。口コミどおり画面の文字は大きく、本体も斜めになっているため、モニターからは「座っていても文字が読みやすい」と好印象でした。1回分のメモリー機能もあり、前回値との比較もしやすいですよ。測定時には、腕部にしっかりと圧迫感や空気の抜ける感覚があるので、測定開始と終わりのタイミングもわかりやすいでしょう。測定方式は、正しい姿勢で測定しやすい上腕式カフ型。比較した手首式の商品は測定値がバラつく傾向がありましたが、本商品はちょうどよい測定位置に調整できます。「血圧が高めに出る」という口コミがありましたが、まっすぐな姿勢を保ちやすく安定して測定できるでしょう。測定スピードは、比較したなかでもトップクラスの速さ。実際に測定開始から終了までの速さを計測したところ、23.55秒を記録しました。比較した全商品の平均34.73秒(※執筆時点)を上回る結果です。20秒台で計測できるので、日々の測定に負担がかかりにくいですよ。一方、口コミに反してソフトカフがズレやすく装着しにくいのは惜しいところ。モニターからは「1人では固定しにくい」という意見もありました。ハードカフの商品と比べると、片手での装着には時間がかかりそうです。しかし、測定の正確さや簡単な操作性は大きな魅力。血圧の記録をはじめるなら、ぜひ検討してみてくださいね。
オムロン 上腕式血圧計 HCR-7201は、はじめてでも装着・測定しやすい商品を探している人におすすめ。腕に巻く上腕式カフ型で、片手で簡単に巻けると謳う独自の「フィットカフ」が特徴です。比較した本体に腕を通す上腕式アームイン型や、手首で測る手首式に比べ、適切な測定姿勢をとりやすいのが魅力。「測定しやすい」との口コミどおりの結果で、高評価を得ました。装着のしやすさも十分。実際に使ったモニターから「簡単に装着できた」「形がしっかりしていて装着しやすい」と好評です。腕に沿う形がついた硬めのハードカフで、比較した柔らかめのソフトカフに比べて1人でも簡単に装着できますよ。「巻くのに手間がかかる」との口コミもありましたが、慣れれば手間なく測定できるでしょう。カフをきちんと巻けたかを画面で確認できる機能も搭載。正しく巻けると測定画面に「OK」と表示されるので、初心者も迷わず使用開始できそうです。「画面が大きくはっきり見える」との声があり、操作性も良好。ボタン1つで測定できるうえ、説明書もイラストつきでわかりやすく優秀でした。複雑な操作が苦手な人でも使いやすいでしょう。しかし、測定スピードが平均36.81秒とやや遅い点は気がかり。「測定時間が長く感じる」との口コミがあったように、サッと測りたい人には向かないでしょう。上位商品には、測定時間が20秒台でより負担なく測れたものも。素早く測定結果を知りたい人は、ほかの商品も検討してみてください。
パナソニック 手くび式血圧計 EW-BW15-Tは、出先でサッと使えるものがほしい人におすすめです。本品はハードカフを採用した手首式。上腕式に比べて小型でかさばりにくいうえ、装着したモニターからは「カフに形がついていて簡単」「すぐに装着できた」と好評でした。比較したソフトカフの商品は柔らかくて扱いにくかったのに対し、片手でスムーズに装着できるでしょう。巻き心地も良好です。ハードカフのためやや硬めですが、「フィットして心地よい」「違和感はない」との声が聞かれました。測定スピードも遅すぎず、平均30.89秒で測定は完了。20秒台で測定が完了した上位商品には及ばないものの、比較した全商品の平均値34.73秒(※執筆時点)を上回りました。「測定時間が長い」との口コミはさほど気にせず使えそうです。ボタンは2つしかなく、家電に不慣れでも使いやすい設計。開始・終了は空気圧で判断する仕様で、モニターからはわかりやすいとおおむね好評でした。一方で、ボタンや画面・説明書の文字が小さいのはネックです。モニターからは「重みで緩んでしまう」との指摘もありました。手首式で、正しい位置に合わせにくいのも気がかりです。比較したところ、手首式は上腕式より測定値がばらつきやすい傾向があり、常用というよりは持ち運び用向きでした。本品も「手首の高さによって数値が変わる」との口コミどおりで、手首高さセンサーのマークを確認しながら測定を行う必要があります。サッと測定できるため、旅行や出張などで使うサブ機を探している人にはおすすめですよ。自宅で毎日使うなら、より測定しやすかった上位商品をチェックしてみてください。
CITIZEN 手首式血圧計 CH-650Fは簡単に装着でき、操作もしやすいのが魅力です。硬めのハードカフを採用しており、使用したモニターからは「手首に掛けるだけでよい」「巻くだけなので簡単」と好評でした。比較したソフトカフのモデルよりスムーズで、片手でも装着しやすいでしょう。操作性も良好です。ボタンが大きいうえ色分けされていて、直感的に操作しやすい仕様でした。液晶の文字が大きく、数値が縦に配列されている点もモニターから好評。「画面も文字も大きくて見やすかった」との声があり、口コミにあったように高齢者でも使いやすいでしょう。比較した一部商品のように開始・終了時に音は鳴りませんが、空気圧の感覚で判断できますよ。一方で、説明書の文字は小さいうえ情報量が多く、目的の項目を探すのが大変でした。肌触りもいまひとつで、モニターからは「生地がザラついている」との指摘が。当たる面積が小さいため、締めつけ感はほとんど気になりませんが、カフやエッジが当たるのが気になる場合がありそうです。正しい位置に合わせにくい手首式で、測定しにくいのもネック。比較したところ、手首式は測定値がブレやすく、口コミで指摘されていたように適切な角度をキープするのは難しい傾向がありました。本品のような手首式は持ち歩き用とし、常用するなら比較したなかでも安定性に優れていた上腕式カフ型を選ぶのがおすすめです。平均40.29秒と測定時間が長いのも難点。高評価の基準とした30秒を上回っており、サッと測定したい人には向いていません。画面やボタンが見やすく上腕式より小型なのは魅力ですが、肝心の数値がブレやすいうえ時間もかかり、日常使いには不向きです。上位にはより測定しやすかったものがあったので、ほかの商品も検討してみてください。
ドリテック 手首式血圧計 BM-110は、外出先でも気軽に血圧を測れるのが魅力の商品です。手首式のためコンパクトで持ち運びしやすく、測定スピードも平均22秒と、検証トップクラスの速さ。比較したなかには30秒を超える商品も多数あったなか、時間がないときでもサッと測れますよ。手首に巻くだけの装着方法も簡単で、実際に使用したモニターからも「1人でも簡単につけられる」と好評でした。比較した商品には薄く硬い生地もあったのに対し、肌あたりも柔らかく、刺激を感じにくいのもよい点です。「カフを巻きつけにくい」との口コミどおり、カフの滑りやすさが気になるモニターもいましたが、慣れれば楽につけられるでしょう。しかし「精度が低い」と口コミにもあるとおり、肝心の測定結果にブレがあるのが難点。検証の結果、手首式はどれも測定値がばらつきやすい傾向があり、実際に5回測定してみても最低値・最高値ともにブレが出てしまいました。正確な血圧値を測りたいなら、上腕式カフ型の商品がおすすめです。測定ボタンが色分けされるなど、操作性に配慮されているのは魅力。モニターからも「ボタン1つで簡単に使える」との声が多くあがりました。しかし小さな手首式はボタンも画面も上腕式と比べて小さいうえ、「液晶表示が薄くて見づらい」との声もあがっています。説明書の文量も多いため、見たい箇所を探しにくいのもネックです。コンパクトで巻きやすく、すぐに測定結果が出るのが魅力の商品。記録に便利なメモリー機能もついていますが、数値にブレがあるためあくまで参考値として知りたい人向けといえます。正しい血圧値を毎日測りたい人は、ほかの商品を検討してください。