今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のフェイスパウダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、フェイスパウダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
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無印良品 UVプレストパウダーは、毛穴の凹凸をカバーしてサラサラな陶器肌に仕上げたい人におすすめです。毛穴カバー力の評価は優秀で、塗布後は目立つ毛穴の個数が平均40.5%も減少しました。比較した多くの商品で10%台の減少にとどまったなか、ベージュの色付きパウダーで毛穴をぼかし、つるんとした質感の肌を目指せるでしょう。
テカリをしっかり抑えられたのも魅力です。人工皮脂液を塗った人工皮革にパウダーをなじませて温めたところ、皮脂量の測定値は全体平均の74.78(※2025年2月時点)より低めの平均56.07を記録。皮脂が気になる脂性肌の人にも使いやすいといえます。メイク直しの際もティッシュオフやあぶらとり紙などで十分でしょう。
崩れにくさの検証でも、激しい毛穴落ちは見られません。メイクの上からスチーマーを当てても目立つ毛穴の数は平均21%しか増加せず、女性モニター10人のなかでファンデーションの薄まりを感じた人もいませんでした。鼻の横やほうれい線のヨレが多少気になった人はいたものの、汗をかきやすい環境下でもメイクが大きく崩れる心配は少ないといえます。
「持ち運びしやすい」との口コミどおり、手のひらサイズでポーチに入れやすいのも利点。比較したルースタイプと異なり、粉飛びしにくいプレストタイプなのもうれしいポイントです。ただし、ケースに鏡やパフが付属していないのは惜しいところ。パフは別売りなのであわせて購入しましょう。
総合的にみて大きな欠点はなく、毛穴をカバーしつつテカリにくさ・崩れにくさにも期待できるアイテムです。化粧下地とパウダーだけでナチュラルメイクが完成させられそうなので、ノーファンデ派の人にもよいでしょう。気になる人は、ぜひ試してみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
衣料品や生活雑貨から食品まで、幅広い商品を販売する無印良品。化粧品のラインアップも充実しており、シンプルで手に取りやすい価格帯のアイテムを多数展開しています。
今回はそのなかから、UVプレストパウダー ナチュラルをご紹介します。SPF50+ PA++++の紫外線カット力を備えた、ベースメイクの最後に使う仕上げ用パウダーです。保湿成分として、セラミドNPやアミノ酸系成分のラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)を配合しています。
カラーは、肌なじみのよいナチュラル色。ほかにもパールを配合したルーセントホワイト・自然に立体感のある印象を演出するハニーベージュの2種類を用意しています。アレルギーテスト・ノンコメドジェニックテスト・スティンギングテストを実施済み(※)で、以下の成分は不使用です。
<不使用成分>
「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
今回は無印良品 UVプレストパウダーを含む、人気のフェイスパウダーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
毛穴カバー力の評価は比較したなかでトップクラス。普段からフェイスパウダーを使用する20〜40代女性モニター10人の塗布後の肌をチェックした結果、素肌の状態と比べて目立つ毛穴の個数は平均40.5%も減少しました。全体平均の17.49%(※2025年2月時点)を大きく超え、毛穴の凹凸をぼかす効果が十分に期待できます。
比較したところ、白色やクリアタイプより色付きのパウダーのほうが毛穴カバー力に優れている傾向でした。本商品もベージュの色がついているため、ファンデの上から重ねて毛穴レスな仕上がりを目指したい人にぴったりです。ナチュラルメイク派の人であれば、下地とパウダーだけでベースメイクが完成するでしょう。
テカリにくさの検証結果も良好でした。人工皮脂液を塗った人工皮革にパウダーをはたいて温め、油分測定器でテカリ具合をチェックしたところ、皮脂量の測定値は全体平均の74.78(※2025年2月時点)より低い平均56.07を記録。パウダーで人工皮脂をしっかり抑えられたといえます。
比較では、ルースタイプよりも本商品のようなプレストタイプのほうがテカリにくい傾向が。こちらはそのなかでもとくに人工皮脂を抑えやすかったため、ティッシュオフやあぶらとり紙などで簡単にお直しできるでしょう。
毛穴落ちが気になりにくかったのも長所です。20~40代の女性モニター10人が、リキッドファンデーションの上からパウダーをしてスチーマーを5分当てたところ、目立つ毛穴の数は浴びる前と比べて平均21%の増加にとどまりました。
全体平均の16%(※2025年2月時点)には届かなかったものの、モニター全員が「ファンデーションが薄くなっていない」と回答。比較したなかにはファンデーションが薄まり赤みが気になる商品もあったのに対し、汗をかきやすい環境下でもある程度のメイク持ちが期待できそうです。
モニターによっては鼻の横のヨレが気になった人もいましたが、ほうれい線には半数のモニターが「ファンデーションがほとんど溜まっていない」と回答。普段使いでメイク崩れが気になることは少ないでしょう。
「持ち運びしやすい」との口コミどおり、コンパクトサイズで携帯にも便利です。容器の重さは49.9g・大きさは幅6.5×厚さ2.4cmと、ポーチに入れてもかさばりにくいのがメリット。比較したルースタイプと違って粉飛びしにくいプレストタイプのため、外出先でも使いやすいでしょう。
ただし鏡はついておらず、パフも別売りである点には注意。中にセットできる別売りのルースパウダー用パフ(中)もあわせて購入しておくとよいでしょう。
無印良品 UVプレストパウダーは、毛穴カバー力の評価が高く、テカりにくさや崩れにくさの検証結果も良好でした。メイクの仕上げやお直し用に、ぜひ購入を検討してみてください。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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無印良品 UVプレストパウダーはパフや化粧ブラシに適量をとり、肌にやさしくなじませて使用します(参照:無印良品公式サイト)。
パフを使う場合は、粉を取ったあとパフを揉み込んでなじませてから塗るのがポイントです。粉っぽさやムラになるのを防いで、自然な仕上がりを作れますよ。
無印良品 UVプレストパウダー ナチュラルは、無印良品ネットストアのほか、全国の無印良品の店頭で購入できます。価格は1,490円(※2025年2月時点・公式サイト参照)。公式サイトから各店舗の在庫を確認できるので、近くにお店がある人はチェックしてみてください。
また、Amazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトでも購入可能です。検証結果を参考に、購入を検討してみてください。
最後に、ほかの魅力を持つおすすめ商品をご紹介します。
脂性肌の人には、マキアージュのドラマティックフェイスパウダーもおすすめです。マット仕上がりのプレストタイプで、テカリにくさ・崩れにくさの評価はともに良好。目立つ毛穴もさりげなく隠せてサラッとした仕上がりでした。薄さ1cm未満のケースに鏡やパフが付属しているため、気になったときにすぐお直しできますよ。
ツヤ肌仕上げが好きな人は、セザンヌのUVクリアフェイスパウダーをチェック。微細なパール入りでほんのりツヤ感のある仕上がりを演出できます。テカリにくさの評価も良好で、お直しは軽いティッシュオフ程度で済む印象でした。ケースには鏡とパフがついており、持ち歩きにも重宝するでしょう。
タイプ | プレスト |
---|---|
仕上がり | マット |
粉の色 | ベージュ |
良い
気になる
分類 | 化粧品 |
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内容量 | 8g |
検証で使用したカラー | 20 ピュアオークル |
SPF | SPF18 |
PA値 | PA++ |
付属品 | パフ |
特徴 |
マキアージュ ドラマティックフェイスパウダー 20の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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