"タオル前に塗る"が新常識!ズボラでも続くボディケアは、「キュレル」一択でした【26商品比較】
冬は"乾燥"の季節。顔だけでなく、手足のカサカサが気になったり、気がついたら粉を吹いていたりしませんか?
対策は、お風呂上がりにボディクリームを塗ればいいだけ。とはいえ「冬のこの時期だけだから」「わざわざ全身ケアするのはめんどう」と、なかなか続かないという人も多いはず。
でも、「めんどくさくない。なのにちゃんと保湿ができる」ボディケアアイテムがあるなら、試してみようと思いませんか?
そこで商品比較サービス『マイベスト』では、ニベア・ヴァセリンなどの市販のプチプラからジョーマローン・ローラメルシエなどのデパコスまで、ボディクリーム26商品を比較。
そのなかで見つけたのが今回のマストバイ、"お風呂の中"でサクッと保湿が完了する、お手軽ボディクリームです。本格的な冬を迎えるまえに、今から毎日の対策をはじめましょう!
本コンテンツの情報は公開時点(2024年11月11日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
“インバスケア”って知ってる?ボディケアは浴室内で終わらせる、がトレンドです
“インバス”というとおり、“浴室でスキンケアを行う”こと。スキンケアのここ数年のトレンドです。顔用のケアアイテムだけでなく、ボディクリームも各社が対応商品を発売しています。
インバスケアできるボディクリームを使用する大きなメリットがこちら。
- 入浴後の肌がうるおっている状態でケアできる
- お風呂場なので床が汚れるのを気にする必要がない
- 一度体を拭いてから洗面所で準備をするのに比べて手軽
入浴後は急激に肌水分量が減少することから、10分以内の保湿が重要といわれています。インバスケアができるボディクリームなら浴槽から出てすぐ全身に塗れるので、肌の乾燥をしっかり防げるんです。
また、ボディクリームを洗面所で使うと、体を拭いている間に水滴が垂れる、クリームが床に落ちて汚れてしまう、といった不便が……。
一方で、お風呂場なら床がクリームで汚れてもお湯で流すだけ!なにより手軽に使えるので、「ボディクリーム=インバスケア」は大正解なんです。
26商品比べたら……成分の配合によって、「保湿力」に大きな差が出た!
「で、結局、肝心の"保湿力"はどうなの?」というところですが、今回はよくある浴室の外で使うタイプを含めて、26商品のボディクリームの保湿力を比較。その結果、配合されている成分で大きく違いが出るとわかりました。
そもそもボディクリームに配合されているのは、大きく分けて「水性成分」「油性成分」の2種類ありますが、重要なのは、この水性成分と油性成分の「配合バランス」だったんです。
グラフを見ると、油性成分と水性成分のバランスのいいと予想されるボディクリーム(上)は潤いをチャージして肌水分量をアップさせたのに対して、油性成分のほうが多いと予想されるボディクリーム(下)は肌水分量の変化が小さくなっています。
つまり、ボディクリームだけで十分に保湿するためには、油性成分と水性成分のバランスがいいと予想されるボディクリームのほうがおすすめなんです。
そして今回紹介する「キュレル」のボディクリームは、そんな保湿力の検証でNo.1を獲得したアイテム。お風呂場でササっと使える手軽さがありながら、十分な保湿力が見込めると証明されたマストバイ・ボディクリームなんです!
ボディクリームのマストバイ:花王「キュレル バスタイム モイストバリアクリーム」/約2,000円
- おすすめスコア:★4.80(1位 / 26商品中)
- 保湿力:★5.00(1位)
- 香りのよさ:★4.50(6位)
- 伸ばしやすさ:★5.00(1位)
- ベタつきにくさ:★4.17(9位)
- 肌へのやさしさ(成分分析):★5.00(1位)
肌に潤いをチャージして、それをしっかりキープする。ふたつの役割をはたしてくれるボディクリームが花王「キュレル バスタイム モイストバリアクリーム」(販売価格:1,980円)です。
「保湿力」の検証で、実際に塗布したモニターの肌水分量を測定した結果、4時間後の数値が平均107.32%も増加。肌に潤いをチャージしながら、しっかりキープしてくれることを実証しました。
「バスタイム」という名前のとおり“インバスケア”のための商品なので、パッケージも浴室での使用に最適化。専用のフックでタオルハンガーに逆さに引っかけておけるので、保管場所にも悩みません。
クリームはもともと軽めの乳液のようで、伸びがよく全身にスーッと塗ることができます。さらに入浴後なら肌の水分となじむことでローションのようになり、とても軽やか。
理系美容家に成分をチェックしてもらったところ「敏感肌への刺激の懸念となる成分がほとんど見当たらない」という評価。「弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー」の、家族みんなで使えるボディクリームです。
310gと大容量で、適量を1日1回だけ使用するなら半年以上はもつ計算。お得な「つけかえ用」もあるので、お財布にやさしいのもうれしいですよね。
入浴後、体を拭くまえに浴室でひと塗り。毎日の習慣にして乾燥肌対策を行いましょう。

お風呂のなかの濡れた肌にも使える、というのがこの商品の大きな魅力。
ボディケアは意外と時間が取れず、面倒になってケア自体を怠る人が多いと思うので、毎日のルーティンのなかに取り入れてみてください。腕・足などの全身の乾燥ケアを手軽に行える点でQOLが上がると思います。
26商品を比較してわかった!花王「キュレル バスタイム モイストバリアクリーム」がマストバイな3つの理由
理由①:潤いチャージ&キープを両立!しかも、敏感肌でも使いやすい配合です
理由②:お風呂でサッと、濡れた肌にそのまま塗れる
理由③:強い香りがしないから老若男女問わず使いやすい
詳しい検証方法やランキング、ほかのおすすめ商品も知りたいという人は、「マイベスト」のボディクリーム検証コンテンツもチェックしてください。
理由①:潤いチャージ&キープを両立!しかも、敏感肌でも使いやすい配合です
<個人の結果(4時間後の肌水分量)>
- 131.99%(モニターA)
- 125.34%(モニターB)
- 72.89%(モニターC)
- 119.89%(モニターD)
- 86.51%(モニターE)
26商品のなかでも平均100%を超えたのは2商品のみだったことからも、たくさんの水分を長時間キープしやすいアイテムだといえます。
成分表をチェックすると、「①水」「②水性成分(濃グリセリン、ソルビット液)」「③油性成分(流動パラフィン)」の順に表記されていますが、実はこれが要チェックポイント。
成分が「①水」「②水性成分」「③油性成分」の順になっている商品は、“水性成分”と“油性成分”のバランスがいいと予想されるため、潤いのチャージとキープを両立できるんです。
「キュレル」らしい、デリケートな肌にも使いやすい成分構成
また、キュレルブランドの特徴ともいえるのが、潤い成分である「疑似セラミド」と「ユーカリエキス」が配合されていること。もともと角質層に存在するセラミドを増加させることでふっくらと潤い、乾燥を防ぐべくバリアするように働きかけます。
有効成分(※)としては「アラントイン」を含有。肌荒れを防いでくれるのも見逃せません。
「医薬品」「医薬部外品」に含まれる成分のなかで、商品の目的である効果をもった成分のこと。
加えて「弱酸性」「無着色」「アルコールフリー」のため、敏感肌にも配慮されていることにも注目。シニアから子どもまで、家族で共用しやすいのもうれしいですね。
理由②:お風呂でサッと、濡れた肌にそのまま塗れる
①入浴が終わったら、②クリームを手にとって、③タオルで体を拭くまえにサッとひと塗り。
濡れたままの肌に塗ると、クリームが水分となじむことでローションのように肌の上で伸びていきます。
ふつうのボディクリームだと、濡れた肌にはなじまずに白くなってしまいがちですが、"濡れたまま"を前提としているこの商品なら、気になることはありません。とにかくスーッと伸びて全身に塗りやすいんです。
"インバス"に特化した容器で、使いやすい!
吊り下げて保存するように設計されたパッケージの形状も、まさにインバスケア専用です。専用フックでタオルかけに引っかけておけば、場所をとらないのも◎。
ノズルにはらくらくスイッチを搭載しているため、クリームを素早く手に取れます。準備に手間取って肌が乾燥してしまうような隙は一切なし。ムダに垂れてくることがなく、中に空気や水が入る心配がないのも衛生的です。
もちろん、床にこぼしてしまってもシャワーでサッと流すだけ。子どもがふざけてクリームを飛ばしてしまっても、洗面所のように掃除に時間がかからない!
なお、使用後は体をタオルで拭いてOK。塗った直後は控えたほうがよいですが、しっかりなじんでからなら、保湿成分が落ちてしまうことはありません。

理由③:強い香りがしないから老若男女問わず使いやすい
ボディクリームというと、香りが気になる人もいるかもしれません。実際に、プチプラ・デパコスともに香りが強い商品もありました。
香りが強い商品はその系統によって好みが分かれるため、万人向けとはいえません。ある人には気分が上がる香りでも、別の人にとっては不快なニオイなんてこともめずらしくないですよね。
「キュレル バスタイム モイストバリアクリーム」は「無香料」。20〜50代の女性モニター10人に試してもらったところ、全員が好評価でした。
<香りついてのモニターコメント>
- 「無香料で原材料の香りもなく、人を選ばずいつでも利用しやすいです」(50代女性)
- 「無香料でケミカル臭なども感じず、不快な香りはしなかった」(20代女性)
- 「やや原材料の香りがありましたが、ほとんど気になりません。香りがないので気軽に使えます」(30代女性)
わずかに原材料の香りを感じた人もいましたが、ニオイに敏感な人でも気持ちよく使えそう。出勤するのに「香りが残るのはちょっと」という人にもピッタリです。
一方で、こんな意見も。
- 「やわらかい香りで不快感がなく、場所や人を選ばず使用できそうです。ただ、香りが弱いので、物足りないと感じる人もいるかもしれません」(30代女性)
香りで気分を上げたいという人は、香りが強めのアウトバス用ボディクリームと併用するのもありです。
おすすめは、同じくモニターの評価が高かったこちらの3商品。
- ELC JAPAN「Jo MALONE LONDON イングリッシュ ペアー&フリージア ボディクレーム」
- クリスチャンディオール「Dior ミス ディオール ボディ クリーム」
- Laline「オリーブ&ババス ボタニカル リッチボディクリーム」
リッチな気分が味わえますよ。
まとめ:乾燥が気になる、でもめんどくさい!な人の正解は、キュレルの"インバス"ボディクリームでした
(執筆/マイべマガジン編集部・ハナゾノゴウ)
【関連キーワード】
#キュレル #ボディクリーム #インバスケア #保湿ケア #乾燥対策 #レビュー #おすすめ