今までと違う!?ノンアルなのに"まるで本物"な「アサヒゼロ」が旨すぎた…!!【17商品比較】
おいしい食事の後や汗をかいた後、お風呂上がりについつい欲しくなるのがキンキンに冷えたビール。でも、運転前は飲めないし、昼から飲むのもちょっと……。
とくに多くの人が感じているのは「やっぱり本物とは違うよね……」という印象。
そこで、17商品を実際に飲んでおいしさやビールの再現度を評価したところ、あったんです、本物のビールと変わらないおいしさの激うまノンアルコールビールが!
今回はビール好きも大満足の「ビールとしての再現度が高く味わいも香りもハイクオリティ、なのにアルコールは0.00%」なノンアルコールビールを紹介します!
本コンテンツの情報は公開時点(2024年9月27日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
未成年にアルコールテイスト飲料の飲用はおすすめしません

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
「ノンアル=まずい」じゃない!本物志向のノンアルビール、見つけました
ノンアルコールビールはその名のとおりアルコールを摂取せずにビールの風味や味わいを楽しめる飲料。普通のビールに比べてカロリーや糖質が低いものが多く、健康志向やダイエットに向けた商品も数多く発売されています。
しかしノンアルコールビールには大きな弱点が。それは「ノンアルコール=微妙」というイメージが定着していること。各社努力を重ねて新商品が登場しているけれど、いまひとつ拭いきれていないのではないでしょうか。
そこで『マイベスト』では、市販されているノンアルコールビール17商品を集めて、10名のビール好きモニターとビアジャーナリストである佐藤翔平(くっくショーヘイ)さんに実際に飲んでもらって評価しました。
その結果「いわれなければノンアルコールとわからない」ほどビールの味をしっかり再現している、超おいしいノンアルコールビールがあることがわかったんです!
それが今回のマストバイ、アサヒビール「アサヒゼロ」です。
"驚きの再現度"の秘密は「脱アルコール製法」にあった!
ノンアルコールビールの製法はおもに2種類あり、それぞれで味わいや香り、ビールの再現度が違います。
ひとつはアルコールが発生するアルコール発酵を行わず、ホップや麦芽だけでなく添加物も使用して味や香りを再現する方法。しかしこの方法はアルコール発酵の過程を経ないため、本格的なビールの味わいや香りを再現するのが難しくなります。
そしてもうひとつはまず本物のビールを作り、そこから低温蒸留という方法でアルコールを除去する方法で「脱アルコール製法」と呼ばれています。本物のビールからアルコールだけを取り除いているため、ビールそのままの味わいや香りが楽しめます。
「アサヒゼロ」は国産麦芽を主原料に濃厚なビールを醸造後、2度の脱アルコール工程でアルコールを完全に除去。ビール本来のコクやキレ、香りがそのまま生かされています。
本物のビールからアルコールだけを取り除いているので、カロリーや糖質はほかのノンアルコールビールに比べると高めです。そのためダイエットや健康を意識している人には不向きな面もありますが、ビールらしさや飲みごたえを重視して選びたい人にはぴったりの1本といえます。

ハイネケンやバドワイザーなど、海外のノンアルコールビールは「脱アルコール製法」が主流でした。
一方で国内では、設備投資が必要であることから、従来の製法が主流。しかし、ついに2024年4月、大手飲料メーカーのアサヒビールが、国産の「脱アルコール製法」ノンアルコールビールとして「アサヒゼロ」を発売しました。
海外のものは青っぽい風味があり、ビール感が薄いという欠点がありましたが、アサヒビールの「アサヒゼロ」は、その欠点も克服しています。
ノンアルコールビールのマストバイ:アサヒビール「アサヒゼロ」/約140円
- おすすめスコア:★4.55(1位)
- おいしさ:★4.55(1位)
- ビールの再現度:★5.00(同率1位)
- 健康志向の高さ:★3.00(同率12位)
今回おすすめするのは、アサヒビール「アサヒゼロ」(販売価格:3,420円/1本あたり142.5円)。『マイベスト』で比較検証した結果、おすすめスコアでNo.1を獲得した、とにかくビールそのままの味わいでおいしいノンアルコールビールです。
10名のビール好きモニターによるおいしさの評価と、ビアジャーナリストの佐藤氏によるビールの再現度の評価で、いずれも高評価を獲得しました。
ノンアルコールビールは「ビール風味の炭酸飲料」のような味になってしまいがちですが、アサヒゼロは本物のビールと変わらない味わいや香りで、ビールらしい苦みやコクもしっかり再現されています。
また、なかには原料の自然発酵により1%未満のアルコールが含まれる商品もあります。これはパンやジュースなどの食品と同等もしくはそれ以下のアルコール度数ではありますが、微量のアルコールを含むため運転前に飲むことはできません。しかし、アサヒゼロは完全にアルコールを取り除き、0.00%。これならいつでも気兼ねなく飲むことができます。
本格的なビールの味わいを、時間も場所もシーンも問わずに罪悪感なく楽しめるアサヒゼロ。これまでの「ノンアルコール=微妙」のイメージを払拭できる革命的なノンアルコールビールです。
17商品を比較してわかった!「アサヒゼロ」がマストバイな3つの理由
ここからはモニターによるおいしさの評価や、ビアジャーナリストが評価したビールの再現度などの検証結果をもとに、アサヒビール「アサヒゼロ」をおすすめする3つの理由を深掘りしていきます。
理由②:ちゃんとビール!本物すぎて区別がつかない!?
理由③:ビールと同じ味なのにいつでも飲めるってかなり驚き!
ほかの商品も見てみたい人は、マイベストのノンアルコールビール検証コンテンツも参考にしてください!
理由①:「これノンアル?」ビール好きが思わず二度見!
週に3回以上ビールを飲む男女10名がモニターとして実際に飲んで、「おいしさ」を評価しました。
各項目に関するモニターの意見は
- 香り
- 爽やかなスッキリとした香りでとても好印象(30代・男性)
- 麦芽の香りが強く、香ばしい香りが漂ってくる(20代・男性)
- 麦芽の香ばしさをまず感じたが、全体に穏やか(20代・女性)
- 苦み
- スッキリとした苦味で爽快感がある(20代・男性)
- コクのある苦みが強く後を引く(30代・男性)
- 深みのある苦みを感じる。余韻が口の中に広がる(50代・男性)
- 甘み
- 若干フルーティな甘味があり、好み(20代・男性)
- 甘ったるさを感じない丁度いいバランス(50代・男性)
- ほのかにリンゴを想像させる、わずかな甘みがよかった(50代・男性)
- キレ
- 後味でスッキリした酸味がある(30代・男性)
- 炭酸の爽快感があり、ほどよく苦みが残る(20代・男性)
- しっかりと味を楽しめ、キレも両立していたと感じる(20代・女性)
- 飲みごたえ
- 麦芽が強く濃厚な飲みごたえ(20代・男性)
- 軽い飲み心地だがしっかりと後味が残り、満足感がある(30代・男性)
- 余韻が長く楽しめる。濃厚な飲みごたえ(50代・男性)
と、世代も性別もバラバラなモニターが声をそろえて「おいしい」と評価していることがわかります。
評価がイマイチだった下位商品では「味わい深いが、後味に口に苦味が残る(30代・男性)」や、「後味の余韻を感じられるが好みではない(30代・男性)」など、苦みや酸味が強く残りすぎたり、逆に全体がぼやけて中途半端な味わいと感じる評価が目立ちました。
理由②:ちゃんとビール!本物すぎて区別がつかない!?
ビールとしての再現度ではビアジャーナリストである佐藤翔平さんが、アサヒビールの定番銘柄であるアサヒスーパードライと飲み比べました。そこで「香り」、「苦み」、「甘み」、「キレ」、「飲みごたえ」の5項目について「よりビールの味わいを再現できているか」を評価、スコア化しました。
特に香りは「中程度に炒った麦の香りとホップの清涼感がある香り」、キレは「良い意味でビールらしい麦のコクと甘味を感じる」と高く評価しています。
ビールとしての再現度が高く、本格的なビールの味わいや満足感を得たい人にピッタリの商品であることがわかります。

「アサヒゼロ」は、脱アルコール製法を用いたことで、ビール特有の発酵由来の複雑な香りが残り、本格的な味わいに仕上がっています。
理由③:ビールと同じ味なのにいつでも飲めるってかなり驚き!
日本の酒税法ではノンアルコールビールの定義が「アルコール1%未満」とされているため、商品によってはわずかにアルコールを含んでいるものがあります。
しかしアサヒゼロは完全にノンアルコール(0.00%)なので、車を運転する前でも安心して飲むことができます。また、平日の昼などでも罪悪感を感じずにビールの味わいが楽しめるのは嬉しいポイント。アウトドアやキャンプなど、車の運転が控えている場合にもおすすめです。
アサヒゼロは健康志向やダイエットをうたう商品ではないため、カロリーやプリン体、糖質などはほかのノンアルコールビールと比べると多めに含まれています。
ダイエット目的やプリン体を抑える目的には不向きですが、たとえノンアルコールでもビールらしい飲みごたえや味わいを楽しみたいという人にはぴったりです。
カロリーゼロにこだわるなら「ドライゼロフリー」もアリ!
今回の検証では、アサヒビールから販売されている、他3本のノンアルビールについても比較検証しました。なかでも、健康にこだわりたいなら、4位にランクインした「ドライゼロフリー」もおすすめです。
「アサヒゼロ」には及びませんが、ビールの再現度は満足できるレベル。苦味やホップ感がほとんどなく、爽快感のある味わいでした。
カロリー・糖質・プリン体のすべてがゼロなので、健康診断の前日やダイエット中に飲むのもアリです。
まとめ:ビールが好きな人ほどこの完成度には驚きます!
普段からビールを好んで飲む人ほど、このクオリティには驚くのではないでしょうか。
かくいう筆者もビール党。これまでノンアルコールビールを口にすると「あーこれね……」という軽い絶望感を味わってきましたが、「アサヒゼロ」は一口めから「え?これノンアル?っていうかうまっ!」とプチパニックに。
普段、発泡酒やビール風味のお酒を飲んでいるなら、「休肝日が休肝日じゃなくなる」どころか休肝日のほうがむしろ本格的なビールの味わいを楽しめるようになります。
断酒が苦にならなくなるので、お酒を控えたい人も長く続けられます。
ビール党のみなさん、いちど飲んでみてください!ノンアルコールビールの革命を感じられますよ!
最後に、ほかのノンアルコールビールも確認しておきたいという人はこちらをチェックしてください。
(執筆/マイべマガジン編集部・佐藤 航)
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