Kohlburg VIENNAは、頑丈さとロックのしやすさを兼ねている商品がほしい人におすすめです。実際に中型のボトルクリッパを使っても破壊できず、強度は比較したなかでも高評価。チェーンロックやワイヤーロックだと簡単に切れたものが多くあったなか、普段使いには問題のない耐久性といえます。施錠には、特殊な構造のシリンダーキー・マルチディスクシリンダーを採用しており、ピッキングのリスクを防げるのもメリットです。比較したなかでも本商品のようなシリンダーキーやディンプルキーはピッキングされにくい傾向があり、本体の頑丈さと合わせて防犯性を高められますよ。自転車のフレームと構造物をまとめてロックできる、地球ロックに対応しているのもよい点。全長の実測値が82cmとまずまずの長さがあり、近くの柱やフェンスとつなげやすいでしょう。比較した結果、全長が60cm以上あると地球ロックしやすい傾向があったため、購入の際は長さもチェックしてくださいね。ただし、重量が付属ホルダー込みで1,165gと重いのが気になるところ。ホルダーで自転車に取りつけても、長距離移動の際に重みを感じる可能性があります。比較したなかには100g以下の軽めの商品もあったため、遠出の際には使い分けてもよいでしょう。とはいえ、高い防犯性とロックのしやすさを兼ね備えた、優秀な商品といえます。なかには「サウザンドショアス Sportneer U字ロック」のように大型工具でも歯が立たない商品もありましたが、日中に外出先で使いたいという人は本商品で十分活躍しますよ。ぜひ購入を検討してみてください。
OGK KABUTO RECTはリーズナブルで被り心地のよいヘルメットがほしい人におすすめ。実際に被ったモニターからは「快適なつけ心地」「いつまでも被っていられそう」との声が続出しました。比較した海外メーカーのヘルメットよりも、きつく感じたり頭にあたったりといった違和感が少ないのが魅力です。対応する頭囲は57~60cm。少し大きめに作られているので、人によっては緩いと感じるかもしれません。「アジャスターでうまく調整できる」との口コミどおり、締めつけ感を細かく変更できるので、ズレないようにぴったりフィットさせてくださいね。通気性のよさもポイント。サイクルキャップのうえに被って扇風機の風をあてると、キャップの表面温度が2.3℃も下がりました。比較した商品は平均で2.05℃の変化にとどまっていたことを思うと、「通気性がよい」との口コミどおり。ベンチレーションがよく風を通し、夏場も快適といえます。重量は約250g。同社のREZZA-2の215gという軽さには及びませんが、極端に重いわけではありません。慣れれば問題ないレベルでしょう。機能面も充実していました。インナーパッドは取り外して洗え、虫の侵入を防ぐネットもついています。比較したなかでは半数以下の商品にしかなかった反射材がついている点も魅力。夜間も安全に走れるよう配慮が感じられます。上位モデルのREZZA-2は税込11,800円で販売していますが、RECTなら税込10,120円(執筆時点・公式サイト参照)で購入可能。はじめてのヘルメットでも性能に妥協せず選びたいなら、ぜひ検討してみてくださいね。
ダイアテック ABUS ボルドーライトミニは、ピッキングされにくい傾向があるシリンダーキーを使用しているのが魅力。しかし耐久性はあまり高くなく、全体的な評価が伸び悩みました。実際に工具を使って切断できるか検証したところ、小型のボトルクリッパーを使うと1分で壊れる結果に。比較したU字ロックの商品のなかには大型の工具でも壊れなかったものもあるのに対し、防犯性はやや物足りないといえます。内周の実測値が56cmと比較したなかでも短く、鍵をかけにくいのも気になるところ。全長60cm以上のものやチェーン・ワイヤータイプだと難なくロックできたのに対し、ポールに巻いて鍵をかけたい場合は、やや窮屈さを感じる可能性があります。メーカーは軽量と謳っているものの、重さは400gと口コミどおりやや重めです。比較した100g以下の軽い商品と比べると、長くカバンに入れて持ち運びしにくいでしょう。また、自転車に取りつけられるホルダーが付属した商品もあったのに対し、別途購入する必要があるのもネックです。ABUSには盗難に遭った場合、新車購入代金見舞金が最大50,000円まで支払われる保証制度があります。とはいえ、愛車を盗難からできるだけ守りたい人は、より頑丈な商品もチェックしてくださいね。
UVEX BOSS RACEは、暑い季節にも快適にサイクリングを楽しみたい人におすすめです。サイクルキャップを被ったうえでヘルメットを装着し風を当てると、温度は3.5℃も低下。比較したなかでも3℃以上の変化が見られたのは本品のみ(※執筆時点)で、通気性は申し分ありません。「風通しがよく蒸れにくい」という評判とも一致しました。重量は246gと、比較した全商品の平均値254.7g(※執筆時点)を下回る軽量仕様です。「非常に軽く、ロングライドでも疲れない」という口コミどおり。頭・首・肩にかかる負担が少ないため、ヘルメットを被り慣れていないサイクリング初心者にも適しています。実際にモニターが着用したところ、9人中5人がフィット感に「満足」と回答。比較したなかには横幅の狭さが気になった商品もあったのに対し、「しっかり安定する」「装着しているのを忘れるほど」と好印象を抱く人が多数。顎ひも・アジャスターともに操作性もよいため、調整すれば違和感なく着用しやすいでしょう。一方、便利な機能は少なめ。内側パッドを取り外してお手入れはできますが、虫よけネットは前側のみなので虫の侵入を完全には防げません。また、リアライト・反射材がついていない点も気がかり。夜間に走行する場合はドライバーから見えやすくするために、別途反射シールを取りつけるなど工夫が必要です。とはいえ、本品の最大の魅力は走行中に涼しさを体感できるほどの風通しのよさ。日本の自転車レースに出場することができるJCFマークを取得しているため、ロードレースにもうってつけです。1年を通してサイクリングを堪能したい人は、ぜひ検討してみてくださいね。
ダイソー ワイヤロック 45cmは、駐輪時間が短い人には検討の余地があるものの、盗まれる可能性は高め。自転車の鍵にはU字・ブレード・チェーン・ワイヤーの4種類があります。本品は直径7mmと細めのワイヤータイプで、小型のワイヤーカッターでもわずか8秒で切断できてしまいました。比較した「ABUS ULTRA MINI 410」のような頑丈なU字タイプと並ぶと、安全性は低いといえます。施錠方法にはダイヤルナンバー式を採用していますが、桁数が4つと少なくピッキングされやすいのも難点です。比較した商品には10万通り以上の組み合わせを備えたものがあったなか、1,296通りと少なく20分かからず開錠されてしまうことも。ナンバー式を選ぶなら、1万通り以上あるものを選びましょう。一方、重量88.5g・全長45cmと軽量かつコンパクトで、持ち運びやすさは非常に優秀。比較した商品内では、ポケットなどに入れやすい重量100g以下の軽いものが、手軽に携帯できると高い評価を得ました。自転車に固定できるホルダーはありませんが、持ち運びの負担は少ないですよ。ワイヤー式で形を自由に変えやすく、鍵のかけやすさも良好です。柔軟性があるため、場所を問わず施錠しやすいといえます。ただし内周は47cmと小さく、ポールやフェンスと一緒に固定する「地球ロック」には不向き。ロードバイクなどスポーツ系の自転車に使うなら、鍵の内周が60cm以上あるものを検討しましょう。価格は税込110円と、比較したなかでもかなり手頃(※執筆時点・公式サイト参照)。短時間だけ置いておきたい人や予備用として検討している人には、候補となります。とはいえ頑丈さやピッキングのされにくさを重視するなら、ほかの商品を検討してください。