ピエラス プロポリンスは、爽快感が強すぎないものをお探しの人におすすめです。今回の比較ではかなり辛味が気になった商品があったなか、モニターからは「ほどよくスースーする」と高評価を獲得。就寝前に使用すると、寝起きのねばつきもある程度抑えられていました。一方で、不快なニオイに対するカバー力はまずまずの評価です。疑似口臭に本商品を使ったところ、臭気判定士の石川さんからは「製品の香りと混ざり合い、カバーしきれていない」との指摘が。完全にニオイを隠すことはできませんでした。1時間後には疑似口臭が戻り、持続力も物足りない印象です。「味がいまひとつ」と口コミにあったように、酸味や甘味のある独特な香味も気になります。モニターからは、「苦手」「口をゆすぎたくなる」との声があがりました。加えて、プラスチック製の容器は背が高くて滑りやすく、「ボトルが大きくて使いにくい」という口コミどおりの結果といえます。口臭のもとになるタンパク質を固めて除去するというコンセプトは魅力的ですが、マスキング力や味は上位商品には及ばず。口臭をしっかりカバーしたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
Lightee(ライティー) ハミガキPREMIUMは、ホワイトニング歯磨き粉を探しているすべての人におすすめです。ホワイトニング効果のある成分が多く入っているうえ、使用感は比較したなかでもトップレベルの評価を獲得。比較したほかの商品には苦みやクセが気になるものがあったなか、「青りんごのような爽やかさ」とモニターから好評でした。「味が甘すぎる」との口コミがありましたが、検証ではそのような意見はありません。加えて、磨き心地や使用後の爽快感についても、「しっかり泡立ち磨きごたえがある」「スースーした清涼感が持続する」と評価する声が多数みられました。口コミに反し、ステイン汚れの落としやすさも良好です。歯と成分が似ているホタテ貝を着色して磨いたところ、薄い汚れは目で見てすぐにわかるほどきれいに除去。比較したなかにはほとんど色の変化がない商品があったなか、優秀な結果です。歯科医の辻村傑さんに成分を確認してもらうと、ホワイトニングに効果的な成分は5種類と多く高評価。「着色汚れに働きかける」という謳い文句のとおり、1つしか配合されていない商品に比べて、着色汚れへの効果が一層期待できるでしょう。タバコやコーヒー・ワインを好む人におすすめですよ。使用感がよく、成分も優秀でステイン汚れも落としやすい本商品。気分がアップするようなシトラスティーミントの香りもモニターから好印象でした。気になっているなら、ぜひ一度試してみてくださいね。
コンクール クリーニングジェル ソフトは、ホワイトニング成分が充実したジェル状の歯磨き粉がほしい人におすすめです。比較した商品には、汚れ落ちが期待できる成分が1種類のみのものもあるなか、着色汚れを浮かせるピロリン酸NaやPEG-8をはじめとした成分を5種類も配合。成分を確認した専門家は、「ホワイトニング成分が豊富」と高評価をつけました。本品は、ペースト状が主流のホワイトニング歯磨き粉のなかでも珍しい、ジェルタイプ。普段からジェル状の歯磨き剤に慣れている人なら、戸惑わずに使い始められるでしょう。香り・味は謳い文句どおりの柑橘系でした。ただし、香りも味も強すぎず存在感は薄めです。「泡立たない」との口コミどおり水っぽいテクスチャのため、モニターからは「口から溢れそう」「磨きづらく、爽快感に欠ける」との指摘がありました。ゆるいテクスチャは、ステイン汚れの落ち具合にも影響が。歯に見立てた帆立貝の表面に汚れをつけて磨くと、ジェルが歯ブラシや貝にとどまらず、落ち方にムラがありました。比較した商品には、ひと目で変化がわかるほど落ちるものもあったため、「白くならない」との口コミどおりといえます。成分の充実度は魅力ですが、泡立ちのよい歯磨き粉に慣れている人は戸惑う可能性が。よりクリーミーに泡立つ商品がほしい人は、ほかの商品をチェックしましょう。
小林製薬の生葉EXは、1本で歯周病と虫歯の予防ができる点が魅力です。国際歯科衛生士学会長の辻村さんに成分を見てもらったところ、歯周病予防効果のあるβ-グリチルレチン酸など5種の有効成分が配合されていました。比較したほかの商品には、歯周病予防効果のある成分がほとんど含まれていないものがあったなか、優秀な結果です。虫歯予防効果が期待できるフッ素も配合し、歯へのやさしさも良好。歯垢を効率的に落とす研磨剤も含まれていました。ただしすでに歯周病にかかっている場合は、研磨剤が歯茎を傷つけてしまう可能性も。歯茎周辺を磨く際は、力の入れすぎに注意しましょう。実際にモニターに使ってもらったところ、磨き心地に満足する声はほぼありませんでした。比較したなかではほどよく泡立つ商品が好評だったのに対し、口内にべっとり残る独特の質感が気になるところ。モニターからは「長時間は磨けない」との声もあがっています。また、口コミにあったように生薬独特の苦味や渋みもネックに。加えて、比較したなかで人気だったほどよいミント香味の商品とは異なり、辛みや塩味がかなり強く、ザラつきが残り清涼感もいまひとつです。モニターからは、「口の中がピリピリした」との指摘も聞かれました。13種類の天然植物由来成分を配合している点は魅力ですが、独特のクセがあり使いにくいのは難点。爽快感や磨き心地を重視したい人は、ほかの商品も検討してみてください。
薬用パールホワイト プロ シャインは、4種類の洗浄成分を使用しています。歯垢やステイン汚れを落とし、歯の表面をコーティングするポリリン酸ナトリウムを配合。また、ハイドロキシアパタイトには、表面をなめらかに整えて色ムラを抑える働きもあります。1~2種類しか含まれていない商品と比較すると、多角的なアプローチが可能です。帆立貝を使った検証でも、優秀な結果を出しています。1週間着色させた帆立貝を、本品で20秒間ブラッシング。すると、汚れが大幅に落ちて、ほぼ元のトーンに戻りました。「効果を感じない」という口コミに反して、理想の白さを目指せる商品といえます。食品やタバコの着色が気になる人に好適です。また、「泡立たずシャバシャバになる」という口コミがありましたが、モニターからは「モコモコの泡が口いっぱい広がる」と好評でした。ペーストに粘度があるため、歯にしっとり絡むような感覚を味わえます。加えて、やさしいミントの香味には「適度な甘み」「まろやかでクセがない」「鼻がスーッと通るスッキリとした香り」といったプラスコメントも。ピリピリとした刺激がないので、辛みに慣れていない人でも磨きやすいでしょう。ただし、「長時間磨きやすい」という声の一方で、「メリハリのない薄い味」という意見もありました。また、口コミにもあったように、ゆすいだあとの清涼感は控えめです。スカッと爽快な磨き上がりを好む人は、ほかの商品もぜひチェックしてみてくださいね。