ロボアドバイザーで有名な「THEO」を提供する、お金のデザインのiDeCo口座である「MYDC」。特徴は、web上で開設手続きを進められることです。手続きの進捗をリストで管理できたり、中断しても記入内容を保存できたりするのは、複雑な手続きに不安がある人には心強いサービスだといえます。検証では、信託報酬の安い商品の多さが振るわない成績でした。取扱投資信託の信託報酬が一律0.44%と、低コストではない水準で統一されています。また、商品数の取り扱いが少ないのもネックです。様々な投資先から選んで決めたい人には不向きのiDeCo金融機関でしょう。
「三菱UFJ銀行 ライトコース」は、業界でも最大手の三菱UFJ銀行が提供するiDeCo口座です。三菱UFJ銀行のiDeCo口座には、ライトコース・標準コースの2種類があります。特徴は、ライトコースから標準コースへ無料で変更できること。商品数や運用結果に満足いかなかった場合に、気軽に変更できるのは魅力的です。商品ラインナップが狭いうえ、合計取扱商品数が少なく、なかには取り扱っていない投資先もあります。幅広い商品で運用したい人にはあまり向かないiDeCo金融機関といえるでしょう。また、口座管理手数料も振るわない成績でした。特に、運用管理費用が月260円なので毎月のコストは最大431円と、割高な水準であるのはネックです。コストを抑えて長期投資をしたい人には慎重な判断が必要なiDeCo金融機関といえます。
「三菱UFJ銀行 標準コース」は、メガバンクとして有名な三菱UFJ銀行が用意したiDeCo口座。ユーザーによってwebから申し込み手続きが完結できるので、複雑な手続きで書類が多くなることなく開設できるのはうれしいポイントです。ただ、職業によってはwebで完結できないこともあるので注意してください。商品ラインナップは多くありませんでしたが、バランス型商品は豊富な取り扱いでした。シミュレーターで資産配分のアドバイスももらえるので、初心者でも安心感を持って投資ができるでしょう。一方、口座管理手数料・信託報酬の安い商品の多さは振るわない結果となりました。口座管理手数料が556円と、比較した金融機関のなかで最も割高な水準です。信託報酬が0.3%以下の投資信託も取り扱いが少ないため、費用を抑えて投資したい人には向いていないiDeCo金融機関といえます。
「第四北越銀行」は、2021年1月1日に第四銀行と北越銀行が合併して生まれた地方銀行です。iDeCoに加入すると第四北越銀行で契約した各種ローンの金利引き下げ対象になることもあるので、気になる人は確認してください。また、予約をすれば全店舗で手続きや運用の相談ができるため、初心者でも安心して投資をはじめられるでしょう。検証においては、商品ラインナップは相場程度。一方で国内株式型は充実していたため、国内株式を中心に運用したい人にとって、候補のひとつになるでしょう。しかし、口座管理手数料・信託報酬の安い商品の多さが振るわない結果でした。口座管理手数料は490円と割高で、信託報酬が0.8%以上の投資信託が多いことがネックです。検証結果からは、費用を抑えて長期運用したい人には向かないといえるでしょう。
静岡県に本店をおき、首都圏にも展開している地方銀行の「スルガ銀行」。特徴は、iDeCoだけでなく新NISAなどの税制優遇サービスにも対応している点です。これから積極的に投資をはじめようと考えている人には、税制優遇制度が充実しているのはうれしいポイントといえます。商品ラインナップが豊富であるうえ、合計商品数も充実していました。さまざまな商品で運用したい人にとって不足はないでしょう。一方、信託報酬が0.8%以上の高コスト投資信託が多い点がネックです。口座管理手数料も446円と高いため、コスト面を重視している人にとっては選びづらいiDeCo金融機関といえます。
大阪に本店を構える地方銀行の「池田泉州銀行」。年齢・年収・予定掛金などを入力するといくら節税できるか算出してくれるシミュレーターが用意されています。また、ライフプランを慎重に練りたい人は、身近な店舗で直接相談するのがよいでしょう。検証では、商品ラインナップが振るわない結果でした。とはいえ、国内株式型は豊富。ほかの投資商品も最低限は用意しているため、国内株式を中心に投資したい人は選択肢になるでしょう。一方、口座管理手数料は物足りない結果でした。信託報酬の割安な商品は充実していますが、運営管理手数料は316円と割高です。コスト面でiDeCo金融機関を探している人にはあまり向いていないといえます。
損害保険業界で最大手の「東京海上日動火災保険」。全国100以上の金融機関と連携しているので身近な代理店などでも運用相談できます。さまざまな地域で相談できるのは、転勤が多い人にはメリットです。検証では、商品ラインナップが相場よりも低い結果でした。合計商品数自体は多くはありませんが、バランス型が充実しています。手間なく分散投資したい人には豊富な商品がそろっているiDeCo金融機関といえるでしょう。一方で、口座管理手数料は振るわない結果でした。口座管理手数料が490円と割高で、毎月のコスト負担は重いといえるでしょう。動画コンテンツをはじめサポート体制も充実しておらず、初心者でコストも抑えたい人にはあまり向かないiDeCo金融機関といえます。
「三井住友銀行 標準コース」は、メガバンクの一角である三井住友銀行が提供しているiDeCo口座です。特徴は、元本確保型の商品を取り扱うなど幅広いニーズに対応していること。また、相場に動きがあったときにメールで知らせてくれるので、素早い投資判断に役立ちます。商品ラインナップは相場程度だったものの、バランス型の投資信託の種類は充実していました。手間なく分散投資したい人には十分な水準といえます。一方、運用管理費用が260円発生するので、毎月の支払いは最大431円と高コストです。ローコストな金融機関を探している人には、慎重な判断が必要だといえるでしょう。
「三井住友銀行 みらいプロジェクトコース」は、銀行業界最大手の三井住友銀行が用意しているiDeCo口座です。特徴は、ESG投資・ビッグデータ・AIなど取扱商品のテーマが先進的なものであること。利用者数に応じて、三井住友銀行が子どもたちへ寄付する金額を決めており、社会貢献をしたい人にとって要チェックの金融機関といえるでしょう。今回の検証では、口座管理手数料が好成績となりました。目を引いたのが、口座管理手数料が無条件で171円になる点です。必要以上に手数料を支払わなくてもよいのは魅力的だといえるでしょう。一方、商品ラインナップはいまひとつな成績でした。商品数自体が少なく、バランス型運用の商品が物足りない点はネックです。手数料を重視している人には検討の余地があるiDeCo金融機関といえます。
「三菱UFJ eスマート証券」は、auじぶん銀行と連携することで、入出金を無料で行えるネット証券です。特徴は、特定の商品を保有することで、残高に応じてPontaポイントがもらえること。auIDが必要になりますが、運用しながら日常で使えるポイントが貯まるのはうれしいポイントです。検証では、口座管理手数料は優秀な成績でした。特に、運営管理手数料が無料で口座管理手数料は毎月171円と余計なコストがかからない点が魅力的です。毎月のコストを抑えて効率的に運用したい人には魅力的といえます。信託報酬0.3%以下の低コストな投資信託の本数も相場より多い結果に。ローコストな商品で資産運用をはじめたい人におすすめなiDeCo金融機関といえるでしょう。