「楽天証券」は、ECサイトなどインターネット事業を中心に展開している楽天グループのネット証券です。特徴は、楽天銀行と提携することで預金の金利が優遇されること。さらに証券口座・新NISA口座・iDeCo口座を同じ楽天IDで管理できるので、自分の資産状況を確認しやすいのがメリットといえます。今回の検証では、口座管理手数料が安く、商品ラインナップも豊富な結果に。口座管理手数料も必要経費の171円のみなので、コストを抑えて幅広い商品に投資できるでしょう。加えて、信託報酬は低めの水準です。信託報酬が0.3%以下の投資信託は相場より多いため、コスト面・商品数を重視する人で、特に楽天銀行の利用者にはおすすめのiDeCo金融機関です。
生命保険業界で最大手の「日本生命保険」は、iDeCo口座を開設するとレジャー施設の利用や旅行などを、割引価格で楽しめる会員サービスに加入できます。老後に向けた資産形成をしながら、日常生活の楽しみも増やしたい人には魅力的といえるでしょう。検証では、信託報酬が0.3%以下と低コストな投資信託が多く、高コストな商品は少ない点が評価できます。商品ラインナップも豊富で、効率よく運用できる商品はそろった金融機関といえるでしょう。加えて、手数料も口座管理手数料が171円と、余計なコストを抑えられる点が魅力です。コスト面を重視している人にとって、有力候補なiDeCo金融機関といえます。
「野村證券」は低コストな商品で運用したい人は要チェックの金融機関。商品ラインナップの数・種類ともに充実しており、低コスト商品が半分以上を占めているので、運用先で困ることはないでしょう。信託報酬が0.3%以下の投資信託が、比較した金融機関のなかでも上位の取扱数でした。口座管理手数料も171円と余計な費用は発生しません。運用中はコストを気にすることがない金融機関といえます。また、商品ラインナップも豊富な取り扱いで、バランス型がかなり充実している点が魅力です。運用中のコストや商品数どちらも重視したい人におすすめできるiDeCo金融機関でしょう。
「SBI証券セレクトプラン」はコストを抑えて、幅広い商品に投資したい人にとって注目の金融機関。手数料は必要以上にかからず、取り扱う商品の種類も幅広いため、自分の目的に合った運用資産も組みやすいでしょう。運営管理手数料は発生せず、口座管理手数料は171円と最安水準でした。加えて商品ラインナップでも、信託報酬が0.3%以下の投資信託が半分以上を占めていました。コストを抑えて運用したい人にとってぴったりの金融機関です。また、商品ラインナップが検証したなかでは豊富でした。先進国株式型の商品もトップクラスに多く、ほかの投資先の商品も充実のラインナップです。幅広い商品から自分に合ったポートフォリオを組みたい人には要チェックのiDeCo金融機関といえます。
「松井証券」はこれからiDeCoで運用を始めようと考えている人におすすめの金融機関。金融機関に支払う手数料は安く、低コストな商品も充実しているので、長期運用で重要なコストをできるだけ抑えて運用ができます。口座管理手数料は171円と安く、余計なコストである運用管理手数料が発生しません。また、信託報酬が0.3%以下の投資信託が充実しています。コスト重視の人にうってつけのiDeCo金融機関です。加えて、商品ラインナップの取り扱いが豊富でした。商品ラインナップも幅広いため、iDeCoデビューを考えている人にとって最有力の金融機関といえます。
「ゆうちょ銀行」は、全国の郵便局を活かして、金融サービスを提供している実店舗型の銀行です。商品の売買や年金資産額の照会を、インターネットやコールセンターからできます。コールセンターで注文できれば誤発注も減るので、操作に不安のある人にはうれしいポイントです。今回の検証では、バランス型商品の取り扱いが充実しています。合計商品数は相場を若干下回るものの、投資先に困ることはないでしょう。一方で、信託報酬・口座管理手数料は物足りない結果でした。口座管理手数料が430円と高いことに加え、ローコストな投資信託が少ない点はネックです。検証結果からは、費用を重視している人にとっては慎重な判断が必要なiDeCo金融機関といえます。