小久保工業所 カワーク トイレブラシ・ケース付は、便器のフチ裏のような磨きにくい箇所も掃除したい人におすすめです。実際に使用したところ、ブラシのカーブした先端がフチ裏の奥まで届き、しっかり磨くことができました。比較したなかにはヘッドが大きく隅まで磨けないものもあったなか、こちらのブラシは水ぎわやノズル部分にも引っかかりなく当てられます。泡立ちもよく、細かな箇所まで洗えるでしょう。持ち手は上部に向かって太くなっているつくりで、握りやすさも高評価。比較したブラシには水はねしやすいものも多くありましたが、本商品はウエーブ加工が施されており、水際付近を擦っても水の飛び散りはありませんでした。「収納しにくい」との口コミに反し、ブラシを取り出すとケースが開いたままになるので、収納もスムーズですよ。水切れのよさも優秀です。ブラシを2回振っただけで中の水が落ち、収納ケースにも水たまりができることはありませんでした。なかにはスポンジタイプでポタポタ落ち続けた商品もあるのに対し、汚水を気にせず使えるのが魅力です。ブラシがケースの底につかないため、乾燥もさせやすいでしょう。しかし、衛生面の工夫についてはそこそこの結果に。ブラシが交換できるものや抗菌加工つきの商品があるなか、どちらにも対応していません。清潔に使い続けたい人には物足りない印象です。取り回しがよく、隅々まで磨ける使いやすい商品ですが、衛生面も重視したいならほかの商品を検討してください。
激落ちくん 激落ち ワンタッチ交換 トイレクリーナー
激落ちくん ワンタッチ交換クリーナー(ラバー) B00168は、ブラシ自体の掃除に手間をかけたくない人におすすめです。比較した商品は、ブラシの交換ができないものが大半を占めていたのに対し、本品は汚れてもワンタッチで取り替えられます。ケース内で浮かせて収納はできませんが、こまめに交換すれば衛生的に使い続けられるでしょう。水切れもよく、濡らしたブラシを2回振って4時間放置したところ、ケース内に残った水は7.6mLと少量でした。比較した全商品の平均が11.98mL(※執筆時点)だったなか、本品は軽く振るだけで水を切れます。ただし出し入れ時にブラシに残った水が飛び散りやすいため、念入りに水分を切りましょう。一方で、取り回しやすさはいまひとつ。持ち手はほどよい太さですが、上部にあるブラシ交換用のレバーが指に当たり、カチカチと音がするのは気になります。収納する際は、口コミにて指摘されていたようにブラシを固定する部分がわかりづらく、ケースへスムーズに置けませんでした。また「小さくて掃除しにくい」との口コミどおり、磨きやすさもまずまずな結果に。実際にトイレ掃除をしたところ、ブラシ幅が30mmと小さく、便器全体を磨くにはかなりの時間がかかりました。小回りは効きやすいため、フチ裏など細かい部分の汚れを掃除したいときには適しています。ブラシを交換して清潔に使えるのは大きな魅力ですが、上位商品には広範囲を一度に磨けるものや持ち手が握りやすいものもありました。すばやくトイレ掃除を済ませたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
オーエのスリム トイレブラシ ケース付きは、細かい部分までしっかり掃除したい人におすすめです。ブラシは細長いうえに、先端にかけてカーブしています。実際にトイレ掃除をしたところ、フチ裏・水回りともに毛がしっかり届きました。比較した商品には、ブラシが硬めで隅々までこすりづらいものもあったなか、口コミに反して楽に磨けます。四角い形状の持ち手は握り心地がいまひとつだったものの、全長が短いため、フチ裏を磨く際に手が便器にあまり触れません。ヘッド全面が毛で覆われておらず、水ハネも抑えられていました。ブラシは、浮かせた状態で保管できます。デザインもスタイリッシュなので、生活感が出にくいですよ。水切れも良好です。実際に濡らしたブラシを2回振って4時間放置したところ、ケース内にはわずか0.6mLしか水が溜まりませんでした。比較した全商品の平均である11.98mL(※執筆時点)を大きく下回っており、ブラシに水が残りにくいといえます。水が垂れて床が汚れないのはうれしいですね。ただし「収納時の安定感がない」との口コミどおり、ケースがスリムなため、勢いよく入れると倒れる可能性も。ブラシ幅が20mmと小さく、便器全体を磨くのにも時間がかかります。洗剤もあまり泡立ちませんでした。掃除の際に、ヘッドの植毛されていない部分が便器内に当たるのも気になります。衛生面を重視したい人には不向きです。上位商品には、広範囲を掃除できるものやブラシを清潔に保てるよう配慮されているものもありました。さらなる使いやすさを求める人は、ほかの商品も検討してみてください。
結論からいうと、ニトリの持ち運べる磁石収納トイレブラシは、ブラシをなるべく衛生的に保ちたい人におすすめです。ケースにたまった水の量から水切れのよさを検証したところ、わずか1.15mLと比較内でもトップクラスの少なさでした。磁石で簡単に浮かせて収納できる点も特徴的。水切れがよいうえブラシがケースの底につかないため、乾きやすく菌が繁殖しにくいでしょう。一方、磨きやすさの検証では、ブラシ幅が68mmと小さいため便器全体を洗うのに時間を要しました。さらに毛が短く、水たまり部分やフチ裏がこすりにくいのも惜しいポイント。柄は握りやすいものの磨きやすさはいまひとつのため、しつこい汚れには不向きな印象です。執筆時点の価格は、税込1,958円(公式サイト参照)でした。衛生的には使いやすいものの、磨きやすさや取り回しのよさを重視する人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
結論からいうとフロート トイレクリーナー&ケースは、トイレをなるべく傷つけたくない人におすすめです。実際に使ったところ、スポンジは柔らかく、強めに磨いても便器を傷つけてしまう感覚はありませんでした。コーティングトイレにもよいでしょう。ヘッドはボール型のスポンジタイプで比較した商品のなかではやや小さめですが、水たまり部分など表面の磨きやすさは問題ありません。洗剤の泡立ちも良好です。また、ほどよい太さの柄で持ちやすいほか、磨いている最中の水ハネも気になりませんでした。磁石でブラシを浮かせるので、衛生的に収納できるのもメリットです。比較したなかでブラシが底につかない商品は半数程度で、衛生面の工夫の検証では高い評価を獲得しました。しかし、収納時に垂れた水が41.1mLと多めなのはネック。また、「丸くて溝の奥まで入らない」という口コミのとおり、フチ裏の奥には届きにくい印象です。フチの凹みが深い便器は洗いにくい可能性があります。より水切れがよく磨きやすいものがほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
結論からいうとCLAIRE トイレブラシは、おしゃれで重厚なトイレブラシを使いたい人に向いています。比較した商品にはプラスチック系のものが多かったなか、天然大理石が使われた高級感あるケースが目を惹きました。シンプルで洗練されたデザインも魅力です。実際に使って磨きやすさを検証したところ、ドーム型の大きめなブラシで効率よく磨けました。とくに水たまり部分はくるくると回すだけで、ブラシを持ち替えることなく楽に掃除できます。一方、フチ裏部分は押し当てれば奥まで届くものの、スリムなブラシに比べてフィット感はいまひとつでした。ブラシの柄は幅17mmとちょうどよい太さで、筒形で握りやすく取り回しは良好。比較したほかの商品では、角ばった柄のものや収納時に倒れそうなものもあったなか、使用後は置くだけで簡単に収納できます。ケースの重量があるので安定感もありますよ。水切れは比較した商品のなかではまずまずといったところ。ブラシは直置きするタイプなので、使用後はしっかり水を切ってから収納しましょう。フチ裏も磨きやすく水切れのよいものがほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。