ニトリ やわらかトングは、さっと使えて後片付けが楽なトングを使いたい人におすすめです。ステンレス一体型でつなぎ目がなく、持ち手の凹凸も少ないため全体を楽に洗えます。先端がシリコン製の商品に比べると、油汚れがスルッと落としやすいでしょう。肝心のつかみやすさも良好で、実際に食材をつかんだ検証では、先端に隙間ができにくくパスタを持ち上げてもこぼれませんでした。持ち手が細くてやや手が滑りやすいものの、とんかつも問題なく持ち上げられます。24cmとちょうどよい長さで、調理・取り分けどちらにも役立つでしょう。しかし、少しバネが硬くてつかむときにやや力が必要なのは惜しいところ。「手が疲れやすい」という口コミのとおり、長時間の使用には不向きといえます。また先端部分に穴がなく、食材の水分や油分を切りにくいのも気になりました。スタンド付きで置いたときにキッチン台やテーブルが汚れにくいものの、ストッパーや滑り止めなどはありません。より食材がつかみやすく、便利な機能を備えたほかの商品もあったので、気になる人はあわせてチェックしてみてくださいね。
山崎実業 タワー シリコーンスプーントングは調理用・盛り付け用どちらにも使え、使い手にうれしい機能を多く備えたアイデアトングです。シリコーン製で食材が滑りにくく先の面積が大きいので、重たい食材でも安定してつかむことができました。22cmと長すぎない長さに加え、スタイリッシュなデザイン。調理用・盛り付け用どちらにも使いやすく、食卓に置いても邪魔になったり見映えを損なったりしません。山崎実業 タワー シリコーンスプーントングは機能面も優秀。先端の片側にはスリット穴があり、食材をつかむだけで油切りや水切りができます。また、持ち手の背面には小さなスタンドがついており、転がり落ちたり調理台やテーブルを汚したりするのを防止。つなぎ目や凹凸がないツルッとしたデザインで、洗いにくさは感じません。山崎実業 タワー シリコーンスプーントングはつかみやすく利便性に富んだ商品。ぜひ購入を検討してみてくださいね。
無印良品 シリコーン調理用トングは、柄が長く使いやすいトングをお探しの人におすすめです。27cmと十分な長さがあり、寸胴鍋から麺類をすくい上げるときに役立ちます。さらに片方がスプーン型なので、ポトフなどのスープと具材を一緒にすくいやすいですよ。「つかみにくい」という口コミがありましたが、食材のつかみやすさの検証では滑らずにパスタを持ち上げられました。先端がギザギザしていてほどよくしなるので、麺が楽にキャッチできます。先端がぴったりくっつくため、とんかつをつかんでも安定感は申し分なし。バネが硬すぎず、手が疲れる心配も少ないでしょう。一体型ではありませんが、持ち手の凹凸が少なくてまずまずの洗いやすさです。しかし、先端部分がシリコーンでできており、ステンレスやナイロン製のものに比べると油汚れが落ちにくいのは惜しいところ。また先端に穴がないため、揚げ物にはあまり向いていません。スタンドやストッパーなど、使いやすさにつながる工夫も見られませんでした。調理中だけでなく取り分け用として食卓でも使いやすいほかの商品もあったので、気になる人はあわせてチェックしてみてくださいね。
パール金属 H&B シリコーン トングは、調理だけでなく食卓での取り分けにもトングを使いたい人におすすめです。24cmとほどよい長さで、深めの寸胴鍋から麺を持ち上げやすいうえに、食卓に置いても邪魔になりにくいといえます。「先端が分厚くてややつかみにくい」という口コミがあったものの、実際に食材をつかんで検証してみると、一度にたくさんのパスタを持ち上げられました。とんかつもつかみやすく、安定感があります。閉じたときに先端部分に隙間ができにくく、ギザギザ部分で食材をしっかりキャッチしやすいのもよい点です。持ち手の質感がサラサラで手が少し滑りやすいのは気になりますが、バネはちょうどよい反発力がありました。上部のストッパーを引くと、閉じた状態でコンパクトに収納できます。しかしスタンドがないため、置いたときにキッチン台やテーブルが汚れやすいのは惜しいところ。先端の穴がないので揚げ物をすると油が切りにくく、滑り止めもありません。また先端と持ち手部分の間につなぎ目があるため、ステンレス一体型のものに比べると洗いにくく感じます。持ち手部分に凹凸が多く、先端は油汚れが落としにくいシリコーン製なので、汚れが残らないように丁寧に洗いましょう。比較したなかには手入れがより簡単なものもあったので、あわせてチェックしてみてくださいね。
ナガオ 調理用万能トングは、たくさんの作り置きや大人数分の調理をする機会が多い人におすすめ。「挟むのに力がいる」との口コミがありましたが、バネの反発力がちょうどよく、手の動きに合わせてスムーズに開閉できました。どんな食材でも楽につかめて手が疲れにくいでしょう。パスタ・とんかつのつかみやすさを検証で確認したところ、とんかつはトングの先端が衣に食い込むほど強くつかめました。パスタは少し隙間からこぼれ落ちたものの、使用に問題はない程度です。食材がすべり落ちそうになったほかの商品に比べ、安定感のあるつかみ心地といえます。ステンレス製で、シリコン製のものより油を落としやすいところも利点。つなぎ目のない一体型なのですみずみまでサッと洗えます。比較したなかには隙間に汚れが入り込むものもありましたが、比較的手入れがしやすいですよ。ただし、使いやすさにつながる工夫はリングタイプのストッパーのみ。先端の穴で水が切れるものやスタンド付きの上位商品と比べると、物足りなさがあります。扱いやすく手入れしやすいのは魅力ですが、より使い勝手を重視するならほかの商品をチェックしてみてください。