ACTHREAD BALMORALは、履き心地がよく歩きやすいものをお探しの人におすすめです。実際にモニター6人で着用したところ、全員が「履き心地がよい」と回答。比較したほかの商品には、履き口の硬さを感じるものもありましたが、本品はニット素材使用により柔らかく、スニーカーのような着用感でした。防水性・ムレにくさはまずまずです。実際に靴を履いた足を水位4cmのトレイに5分間浸してみると、靴下の周辺がやや湿った程度にとどまりました。ニット素材により、ある程度の通気性も確保されています。汚れても手軽に洗濯できるため、雨の日でも履きやすいでしょう。縫い目はきれいに縫われており、左右のつくりにブレはありません。靴を裁断して断面を専門家にチェックしてもらったところ、「ソールに厚みがある」と好評。靴の背骨ともいえるソールのシャンクには金属製のものが使われ、歩行をサポートする工夫が施されていました。一方デザインは、革靴に比べてカジュアルな要素が強め。オフィスカジュアルの職場では問題なさそですが、着用シーンは限られるでしょう。形状は横幅がやや狭く、専門家からは「若年層の足に合う」との声も寄せられました。謳い文句どおり天気をあまり気にせずに済むのは便利ですが、幅広いビジネスシーンで着用したい人には向かないかもしれません。上位商品にはスマートな見た目でフォーマル・ビジネスの両方に使えるものもあったので、気になる人はほかの商品もチェックしてみてください。
テクシーリュクス ゴアテックスは、防水性と耐久性を求める人におすすめです。革質はよく、芯材の厚さや縫製のていねいさは好評でした。専門家による検証では、左右のブレや甲部のスポンジの薄さが指摘されましたが、強度面は安心できるつくりです。ゴアテックスを使用していることもあり、防水性が高くて雨の日でも履くことができるでしょう。ムレもそれなりに軽減されるので、汗やニオイ対策も十分と言えるでしょう。価格は執筆時点で16,500円(税込)。革靴らしい硬さはないものの、スニーカー感覚で柔らかく履ける1足です。
セダークレスト ビジネスシューズ ウォッシャブルは、雨の日でも履ける防水性の高さが魅力です。検証では、水の中に5分間足を入れても、靴下まで濡れることはありませんでした。ムレにくさも高評価で、悪天候でも不快になりにくい印象です。また、丸洗いができるので、雨の日やサブのために1足持っていると便利に履き回せそうです。執筆時点の価格は5,379円 (税込)と、今回検証した中でもリーズナブル。かかとの芯の薄さや貼り付けているだけの裏地は耐久性が気になりますが、中敷きが厚くてクッション性は高いです。お手頃価格 のビジネスシューズをお求めの方にはオススメですよ。
ハルタ レースアップシューズは、耐久性が高く履き心地のよい革靴がほしい人におすすめです。実際に靴を裁断したところ、芯材や土踏まずの部分に埋め込まれたシャンクは頑丈で、アウトソールも厚め。比較した商品には地面の硬さを感じるものもありましたが、こちらはしっかりとしたつくりで、専門家からも「堅牢なつくり」と耐久性の高さが評価されました。履き心地についても、比較したなかでは高評価。使用したモニターからは「フィット感があり歩きやすい」とのコメントが多く寄せられました。ふかふかで軽い履き心地の商品と比べると革靴らしい重さはあるものの、ビジネスシューズとして気になるほどではありません。口コミのとおり硬めの革質ですが、肌に当たるような痛みはなく、外回りなどにも活躍するでしょう。つま先が丸いラウンドトウやゆったり履ける外羽根で、専門家からも「着用感はよい」と好評でした。さらに縫製も丁寧で、クオリティの高い見た目も高ポイント。比較した商品には左右で長さが違うものや縫い目が甘いものもありましたが、本商品には気になる粗さは見受けられません。しかし防水性が低くムレやすいのがネック。実際に靴に水を浸したところ、靴下まで水が染み込んでしまい、中の湿気を上手く逃すことができませんでした。雨の日の使用は避けたほうがよいでしょう。丁寧なつくりと快適な履き心地は魅力ですが、湿気に弱いのが気になるところ。比較したなかには防水加工をした商品も多いので、雨の日でも履ける革靴をお探しの人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
JOURNAL WORKS ストレートチップシューズ
AOKIの3E 防水・防滑 ストレートチップシューズ JOURNAL WORKSは、雨天時用の靴としておすすめです。実際に靴を水位4cmのトレイに浸したところ、比較したほかの商品には靴下がびっしょり濡れたものもあったのに対し、内部はほぼ濡れませんでした。アッパーの裏側には防水レザーも使われており、雨の日でも快適に履けるでしょう。履き心地は革靴らしく、ソールが硬め。「歩き心地がやや硬い」といった口コミの指摘どおり、クッション性はあまり感じられません。しかし着用したモニターからは「かかとが高く、つま先にかけて傾斜があって歩きやすい」との声も。革がなじんでくれば、歩きづらさは解消されるでしょう。耐久性も申し分ありません。実際に靴を裁断して断面を専門家にチェックいただくと、芯材は硬くしっかりしていました。アッパーの革には厚みがあり、全体的に堅牢なつくりです。型崩れしにくいため、歩く機会が多い営業職の人にも適しています。デザインは左右で差がなく、やや幅が広めに作られています。専門家からは「細部の縫製まできれい」とつくりのよさを支持する声も。横一文字に切り替えが入ったストレートチップデザインなので、フォーマル・ビジネスどちらでも履きやすいですよ。しかし、ムレやすいのは惜しいところ。防水性は高いものの、通気性をアップさせる工夫はされていません。足裏に汗をかきやすい人には不向きといえます。上位商品には履き心地がよさと、防水性・ムレにくさを兼ね備えたものもあったので、気になる人はほかの商品もチェックしてみてください。