ミマスクリーンケア 緑の魔女ランドリーは、部屋干しが多い人におすすめです。実際に擬似汗臭や部屋干し臭を付着させたTシャツを洗濯したところ、臭気判定士からは「イヤなニオイはしない」と声が。比較した同じ液体洗剤には不快臭が残るものもあったなか、消臭力に優れていました。フローラルの香りも控えめで、使う人を選びにくいですよ。洗浄力はまずまずな結果に。実際にしょう油・ケチャップなどを付着させたTシャツを洗うと、大半の汚れを落とせました。食べこぼしなど日常的な汚れには十分対処できます。しかし「頑固な汚れは落ちづらい」との口コミどおり、口紅などの油溶性汚れや血液・泥汚れの落ち具合はいまひとつ。今回の比較では本品と同じ液体洗剤よりも、粉末洗剤やジェルボールのほうが洗浄力が高い傾向にありました。頑固な汚れが付着した場合は、予洗いしたほうがよいでしょう。口コミにて指摘されていたように、洗剤量を測る目盛り線が見づらいのも惜しいところ。キャップには3つの目盛りがついていますが、ラインの色は透明で色付けはされていません。洗濯1回分ごとに個包装されている商品やジェルボールに比べると、計量にはやや手こずる可能性があります。擬似汗臭・部屋干し臭を除去する消臭力の高さは魅力ですが、上位商品にはより汚れ落ちのよいものや計量が簡単なものもありました。使いやすさを重視する人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
結論からいうと、ヤシノミ洗たく洗剤 濃縮タイプは、なるべく肌や環境にやさしい洗剤を使いたい人におすすめです。合成香料・着色料・抗菌剤は使っていない無添加・無香料処方を特徴としています。使いやすさも良好で、比較内ではキャップの目盛りが認識しにくい商品もあったのに対し、黒字ではっきり記載されています。5mL間隔でラインが引かれているため細かく計量できますよ。洗浄力の検証では、しょう油・コーヒー・ソース・ケチャップなど水溶性の汚れは、ある程度きれいに落とせました。普段着を洗うのには十分でしょう。一方、頑固な汚れは洗浄力に優れていた粉末タイプの商品と比べ、残ってしまう結果に。普段着のちょっとした汚れを落としたいときに使用するか、汚れの種類によっては洗剤を使い分けるとよさそうです。また、消臭力もいまひとつです。同じ無香タイプのなかでも、汗のニオイなどが残ってしまう傾向にありました。部屋干しする際はニオイの原因となる汚れをしっかり落とすよう、セスキ炭酸ソーダなどの併用アイテムも活用してみてください。
ハミング FLAIR FRAGRANCE IROKA ネイキッドリリー
IROKA ネイキッドリリーは、香水のような強い香りを楽しみたい人におすすめです。柔軟剤で洗濯したタオルを嗅ぐと、ムスクとフローラルの香りがしっかり感じられました。男女6人のモニターからは「清潔感のある爽やかな香り」との声があったものの、「香水のよう」といった意見が多め。「香りが強すぎる」との口コミにも頷けます。香りの変化をチェックした臭気判定士も、「香りは長く持続するが、心地よい強さではない」と指摘。24時間経っても香りが喉に引っかかり、洗濯直後の印象とさほど変わりませんでした。一方、洗濯後の衣類はふわふわな仕上がりが期待できます。表面がざらざらになったタオルを柔軟剤のみで洗ったところ、厚みが1.3cmもアップ。比較した全商品の平均値である0.73cm(執筆時点)を大きく上回り、高評価を獲得しました。柔軟剤使用後のなめらかさも良好です。「タオルがザラつく」との口コミどおりパイルは少しダマになったものの、違和感のないレベル。比較したなかには繊維の硬さを感じる商品があったことをふまえると、それほど気にならないでしょう。総じて香りは強いものの、ふんわりした衣類に仕上がる柔軟剤といえます。毎日使うタオルで香りをしっかり堪能したい人は、要チェックです。普段使い用にやさしく香る柔軟剤がほしい人は、ほかの商品も検討してみてください。
ウタマロリキッドは、消臭力の高さとおしゃれ着も洗える点が魅力です。不快臭をつけたTシャツを洗濯して1日部屋干しすると、ニオイをかいだ臭気判定士は「疑似汗臭も生乾き臭もまったくしない」とコメント。比較した商品には温めると納豆のようなニオイがするものもありましたが、こちらはしっかり消臭できました。一方、肝心の洗濯機での洗浄力は低め。洗剤の液性やタイプにかかわらずきれいに落とせる傾向があった、コーヒーやしょう油などの水溶性汚れも残ってしまいました。ミートソースや皮脂などの油溶性汚れや血液汚れも、口コミどおり落としきれず。「よく落ちる」との口コミがあった泥汚れも、仕上がりはいま一歩です。使いやすさも口コミどおり物足りない結果に。キャップには細かく目盛りが記載されているものの、色がついていないのでどこまで洗剤を入れるのかわかりにくいのが気になりました。比較したジェルボールやプッシュタイプの液体洗剤とは違い、計量する手間もかかります。手肌や環境に配慮したつくりや、デリケートな絹製の衣類も洗えるのはメリット。しかし主に部分洗い用として作られているため、洗濯機での汚れ落ちはいまひとつでした。洗浄力を重視する人は、ほかの商品も検討してみてください。
結論からいうと、ファーファココロ洗たく用洗剤は、においの気になるおしゃれ着を普段着と一緒に洗いたい人におすすめ。絹・麻素材の衣類にも対応しているのが特徴です。漂白剤・蛍光剤は無添加なので、色褪せや淡い色合いの衣類の変色を抑えられますよ。消臭力は高く、汗や生乾き臭などのイヤなニオイをしっかり消し、ほんのりとしたフローラルの香りが残りました。使いやすさの検証では、計量カップの目盛りが透明で見づらい点が気がかりでしたが、慣れれば問題ないでしょう。一方洗浄力の検証では、しょう油・ケチャップなどの水溶性の汚れはよく落ちたものの、ファンデーション・ミートソース・泥・血液などの頑固な汚れはいまひとつ。比較したなかには、ある程度は落とせるものもあったため、やや物足りない結果となりました。公式サイトの価格は、500gタイプが税込み660円・詰め替え800mLタイプが税込み990円(執筆時点)です。また、同シリーズのファーファココロ柔軟剤も、同じ容量・価格で販売中なので、あわせて検討してみてくださいね。