アスクル スティックのり 色ナビは、効率的に貼りつけ作業をしたい人におすすめ。比較した商品の大半は無色だったなか、「塗った部分を確認できる」との謳い文句どおり、色つきで塗った場所がひと目でわかりました。「どこに塗ったかわかりやすくて感動した」との口コミのように、同じ場所に何度も塗ってしまうことなく効率的に作業できるでしょう。比較したほかの商品にはサイズが大きく使いづらいものがあったのに対し、直径20×高さ82mmとコンパクトで操作性も良好。「柔らかくて塗りにくい」との口コミがありましたが、なめらかで均一に塗り広げられました。ただ端まできれいに塗るのは難しかったため、隅々まで塗る際は下敷きなどを活用するのがおすすめです。仕上がりも良好でした。比較した結果、液体タイプの商品は水分量が多く、貼った紙がかなり波打ったものも。スティックタイプの本品は、わずかな波打ちがあった程度できれいに仕上がりました。のりの青色も乾くと消えるので、見た目を重視したいビジネスシーンにも重宝します。一方、粘着力は評価が伸び悩む結果に。封緘した当日に剥がして粘着力をチェックする検証では、弱い力で開封できてしまいました。比較した商品には封筒が破れるほど粘着力が強いものもありましたが、「剥がれやすく貼り直しの手間がかかる」との口コミ同様、粘着力はあまり期待できません。粘着力の持続性もまずまずの評価です。封緘した封筒を15日間開ける動作を繰り返すと、少し封が開いてしまいました。色つきののりで塗った場所がわかりやすいのは魅力的ですが、粘着力を重視するならほかの商品も検討してみてくださいね。
サンノート テープのりは、貼りやすさを重視する方におすすめです。軽やかな引き心地と、ドットタイプならではのキレのよさは魅力的。素早く動かしてもしっかりと貼れるので、作業をスムーズに進めることができますよ。しかし、粘着力は強いとはいえず、郵送する封筒など大切な書類ののり付けには向きません。家庭で使う場合には問題ありませんが、重要な書類を扱う場合はより粘着力の強い商品を検討してください。
プラス スムーズプリット レギュラー NS-721は、とにかくきれいに仕上げたい人におすすめ。比較したほかの商品には、のりの水分が紙に浸透し凸凹が気になるものがあったなか、波打ちがなく非常にきれいに貼れました。シワになりにくいうえのりづけした場所も目立ちにくいので、見た目に気をつかうビジネスシーンにもぴったりです。四角形や円形の紙に使ったところ、取り回しやすいコンパクトなサイズで塗りやすさも高評価を獲得。「スーッと伸びて塗りやすい」との口コミどおり、スムーズに塗れました。スティックタイプのため液体タイプとは異なり、残りが少なくなってもサッとのりを出せる点もうれしいポイントです。比較したなかには力を入れると欠けてしまう商品があったのに対し、途中で欠けることなく塗れたのも利点。「ダマが出やすい」という口コミに反し、まんべんなくきれいに塗れます。ただし、はみ出さずに隅まで塗るのは難しかったので、下敷きなどを活用するとよいでしょう。粘着力は、いま一歩な結果です。封筒ののりづけ部分にマーカーで線を引き、封を閉じたあとに剥がすと、弱い力で開封できてしまうほど。比較した商品には、封筒が剥がれてマーカー線が8割以上消えるほど強力なものがあったのに対し、マーカー線はほとんどそのまま残りました。また、各商品を使って閉じた封筒を15日間開封する動作を繰り返し、長期的な接着力も確かめると、繰り返すうちに封筒の一部が開いてしまう結果に。「接着力が弱く何回も貼り直しが必要」との口コミ同様、高い粘着力は期待できません。しっかり貼りつけたい人は、ほかの商品も検討してみてください。
コクヨのドットライナー ノックはペン型で持ちやすく、保管時に粘着部分が出ない仕様が魅力の商品。ペンケースに入れて持ち運びたい方におすすめです。余計な力を入れる必要がないうえ、ドットタイプののりはズレたりはみ出したりせずに貼ることができますよ。一方、のりを塗った直後の粘着力には少し不安が残ります。テープ幅が狭いこともあり、上位商品と比べ心細い粘着力でした。粘着力の強さを重視する方は、他のテープのりを検討してみてください。
今回検証したニチバン tenori 強粘着の購入は要検討です。テープを絞り出すのに少し力がいるのに加え、ゆっくりと引かないときれいに貼れないのもネックです。貼るのにちょっとコツがいるため、小さなお子さんの使用にはおすすめできません。しかし、粘着力は強力です。封筒などの紙類なら、一度貼りつけば、日数が経過しても剥がれることはないでしょう。検証でも封筒の口は15日間しっかり貼りついたままでした。特に、粘着力を重視している方におすすめです。軽い力で貼れるテープのりをお探しなら、他の商品をチェックしてみてくださいね。