RMK リクイドファンデーション フローレスカバレッジ
RMK リクイドファンデーション フローレスカバレッジは、素肌のようなナチュラルな仕上がりが好みの人におすすめです。女性モニター5名が使ったところ、厚塗り感のない自然な仕上がりに全員が満足。「もとからきれいな肌に見える」などプラスの声が多数寄せられました。「つけ心地が重い」という口コミに反し「肌との一体感があって心地よい」との意見も出ています。崩れにくさも高評価です。塗布して8時間たっても、「しっとり感はつけたてのまま」とモニターから好評。比較したなかでも本品を含むツヤタイプは、マットタイプに比べてうるおい感を持続しやすい傾向がありました。ただ「ファンデーションが薄くなった」との意見もあるので、気になる人はこまめにお直ししましょう。テクスチャも良好です。「さらっとして伸びがよい」「しっとりしているのにべたつき感がない」など、塗りやすさに満足する声が集まっています。比較した緩いテクスチャの商品には液だれが気になるものがあったのに対し、さらっとしていながら液だれしにくく扱いやすい点が目を惹きました。ほぼ無臭なのも使いやすいポイント。「人工的な香りはない」との声が聞かれ、香りに敏感な人でも気軽にトライしやすいといえます。香りを楽しみたいモニターからは「気分が上がる感じはない」との意見もありましたが、比較した化粧品らしいツンとする香りの商品と並ぶと、使う人を選びにくいでしょう。円柱型の容器も「持ちやすい」と好評です。しかし、フタやポンプの扱いやすさは意見が分かれる結果に。「キャップが大きめでスムーズに開けられた」「適量が出てきて使いやすい」との声がある一方、「フタが開けにくい」「一度にたっぷり出てしまう」との指摘も。比較したなかでもポンプタイプは、人によって量の調節が難しい傾向がありました。肝心のカバー力は、「薄づきなのにカバー力が高い」との口コミに反してもう一歩。塗布前後に肌診断機で撮影して目立つ毛穴・シミの個数を確かめると、平均減少率は毛穴約50%・シミ約21%と、高評価基準の各70%・40%に届かず。色展開も9色と比較したデパコスのなかでは少なめでした。カバー力や色の豊富さを求める人は、ほかの商品も検討してみましょう。
KohGenDo マイファンスィー アクアファンデーション
この商品は、ナチュラルな仕上がりで崩れにくいリキッドファンデーションを探している人におすすめ。伸びがよいためムラになりにくく、上品でツヤのある肌に仕上がります。保湿感があることから乾燥が気になる人にもぴったりです。香料やパラベンなどを含んでおらず、敏感肌を配慮した成分構成をしているのも魅力。さらに、汗や摩擦に非常に強く、夏場やスポーツ時にも適したアイテムといえるでしょう。一方で、カバー力の低さは気になりました。赤みやシミは隠しきれず、すっぴんに近い印象を受けます。肌悩みが気になる部分には、しっかりとパッティングするように叩き込んでくださいね。
コーセー メイク キープ パウダーは、ファンデーションの色はそのままに崩れを抑えたい人におすすめです。実際に塗布してスチーマーを浴びたあとの肌をチェックしたところ、浴びる前より目立つ毛穴は平均11%増えたのみ。比較した商品内には20%以上増加し、毛穴落ちが目立ったものもあったなか、やや凹凸が見える程度にとどまりました。口コミには「すぐに崩れてしまう」と指摘されていましたが、ファンデーションは鼻の横やほうれい線に少し溜まっただけです。テカリも抑えられており、軽くティッシュオフすればきれいな状態を長く保てます。パウダーは白色なので、ファンデーションの色を変えずにサラサラ感をプラスできるでしょう。容器は直径5.5×厚さ3cmと小さめかつ、重さは37.7gと軽量です。粉飛びしやすいルースタイプですが、容器内に収納できる専用のパフつきなのはよい点。鏡こそないものの持ち運びやすく、外出先のお手洗いでサッとお直しできます。またECサイトでの販売価格は800〜1,300円ほどと手頃(※2025年3月時点)なので、気軽に試せますよ。ただし、毛穴カバー力の評価は伸び悩む結果に。実際に塗布前後で目立つ毛穴の数を調べたところ、平均12.30%しか減少しませんでした。比較した商品内には目立つ毛穴を40%以上隠せたものもありましたが、本品は色がつかないため、毛穴を隠しきれません。ハイカバーなものを求める人には不向きです。崩れやテカリを抑えられるのは魅力ですが、毛穴をカバーするにはコンシーラーやファンデーションでしっかり仕上げる必要があります。上位商品には毛穴カバー力でより高評価を獲得したものもみられたため、毛穴が気になる人はほかの商品もチェックしてみてください。<おすすめな人>ファンデの色を変えたくない人崩れにくさを重視する人<おすすめできない人>毛穴の凹凸をカバーしたい人鏡のない場所でも使いたい人
CHANEL プードゥル ユニヴェルセル リーブル N
シャネル プードゥル ユニヴェルセル リーブルは、仕上がりのナチュラルさを重視する人におすすめです。下地・ファンデーションのどちらに重ねても、粉っぽさのない上品なセミマット肌に。フカフカのパフが適度に粉を含むので、しっかり揉み込めば誰でもきれいに仕上げられるでしょう。また、耐水性も十分。検証では擬似汗をしっかり弾きました。摩擦にはやや弱いため、汗をかいたら拭わずにやさしく押さえましょう。サイズが大きいため自宅向きですが、フタは開閉しやすく、粉飛びもほとんどありません。さらに、石けんのようなほんのりとした香りもモニターから大好評でした。価格は執筆時点で税込6,930円(公式サイト参照)。今回検証した商品のなかでは比較的高価格ですが、気品ある陶器肌を作りたい人はぜひチェックしてみてください。
KATEの「バーチャルスキンメイカー」は、ナチュラルな仕上がりと軽やかな質感にこだわったリキッドファンデーション。時間が経ってもファンデーションの色がくすみにくいと謳っています。厚塗り感のなさの検証では高評価で、モニターからは「ほんのりとツヤが出て厚塗り感がない」「重ねづけをしても自然に見える」との声が多く挙がりました。作り込みすぎていないナチュラルな仕上がりを求めている人におすすめです。崩れにくさの検証でもおおむねよい評価に。カサつきやひび割れなどの乾燥崩れは防ぎやすかったものの、一部のモニターからは「毛穴落ちが気になった」との声もありました。気になる人はフェイスパウダーを重ねてお直しするのがよいでしょう。毛穴・シミカバー力の検証では、塗布後の目立つ毛穴の数は63%減少、シミの数は31%減少とナチュラルにカバーできました。肌悩みがそれほど気にならない人なら選択肢になるでしょう。香りの検証では、一部のモニターから「原料のようなにおいが気になった」とのコメントが。よい香りの化粧品で気分を上げたい人には不向きな印象です。素肌感を残した仕上がりを求めるナチュラルメイク派におすすめのリキッドファンデーションです。
ESTEE LAUDER ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ
エスティ ローダー ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ 36サンドは、つけたての美しい仕上がりを長時間キープしたい人におすすめです。商品を塗って6時間過ごしたモニターからは「乾燥感がなく、きれいな肌をキープできた」「メイク直しなしでも快適」と好意的な声が相次ぎました。比較したほかの商品には皮脂または乾燥で崩れやすいものもあったなか、「長時間崩れない」という口コミどおりです。カバー力も非常に優秀。40代モニターに商品を塗って肌診断機で測定すると、目立つ毛穴の数は66%、目立つシミの数は36%減少しました。とくに毛穴カバー力は、比較したなかでもトップクラス。リキッドタイプは総じてカバー力が高い傾向があり、こちらも「毛穴やシミをちゃんと隠せる」という口コミと一致しました。使用感はいまひとつ。テクスチャは伸ばしやすいものの、速乾性が高くムラになりやすいのが気がかりです。実際に試したモニターからは、「すぐ乾くので重ね塗りがしにくい」「重ねると重たい印象」と扱いにくさが指摘されました。比較したリキッドタイプの商品はカバー力が高い反面、厚塗り感が出やすい傾向が。スポンジを使って素早く伸ばし、なるべく薄づきに仕上げるとよいでしょう。ガラス製の容器は、中身がドバっと出て量の調節がしにくいといえます。香りはアルコールのような化学的なにおいが強いので、敏感な人は注意が必要です。とはいえ、毛穴やシミなどの肌悩みをなめらかにカバーし、皮脂にも乾燥にも強くつけたての仕上がりが長時間続く一品です。湿気や汗で崩れやすい夏場や、肌がカサつきやすい秋冬にも季節を問わず頼れる一本になるでしょう。40代向けファンデーション選びで迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。