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折原一也
オーディオ&ビジュアルライター

ボーズ
Bose Ultra Open Earbuds
39,600円

2024年のワイヤレスイヤホンは、耳を塞がず周囲の音が聞こえる、“ながら聞き”ができるオープン型ワイヤレスイヤホンが来ます!! そんなトレンドの定番モデルが「Bose Ultra Open Earbuds」です。2024年3月の発売以来、個人的にかなり愛用している一台です。

「Bose Ultra Open Earbuds」はまず、装着スタイルも面白いんです。左右分離した完全ワイヤレス型で、イヤーカフのように耳に横から挟むような装着をします。これは耳の穴を完全に塞がないので周囲の音が聞こえます。

例えば電車内や街中でも周囲の音が聞こえると、もし誰かに呼びかけられたりしても安心ですよね。あと、自宅で音楽を聴いていても、家族の呼ぶ声も聞こえます。これって結構大事なポイントです。IPX4の防水対応でもちろんスポーツでも使えますが、個人的にはこの機種は日常使い向けだと思います。

音質はというと……そもそも論として、骨伝導イヤホンなど耳を塞がないイヤホンは、一般的なカナル型(耳栓型)イヤホンと比べて、音質面で不利。

……なのですが、「Bose Ultra Open Earbuds」はこのタイプとして予想外な高音質です。耳がオープンなので開放的な音を想像と思いきや、重低音志向で密度感があって音楽リスニングにも十分。通常(カナル型)のワイヤレスイヤホンで例えると1万~2万円の機種相当かな。価格から考えると音質のコスパはよくないですが、それは利用シーンが違うので仕方ありません。

一方で、それを補うほどに効果的なのが“BOSE Immersive Audio”の空間オーディオの機能。頭の周りに音空間が広がります。開放的かつ音の距離感まで出る所が音楽リスニングに最高。専用の音源でなくてもSpotifyやAppleMusic、更にはYouTubeなどでもうまく働いて臨場感は最高。これは他機種にはない付加価値です(通常のカナル型のBOSEのQC UltraEarbudsにもあります。同機種はリストの最上位にあります)。

音質面では注意点もあります。オープン型で常に周囲の音が聞こえるので、電車内や街中の騒音があると周囲の音に負け気味。特に低音の聞こえ方が悪くなります。そういった用途には、やはりカナル型でノイズキャンセル対応のBOSEのQC UltraEarbudsの方が合っていますね。なお、音漏れを心配する人もいると思いますが、音漏れ防止構造(打ち消す音を同時に放出する仕組み)なので意外と周囲の人は気づきませんよ。

Bose Ultra Open Earbudsは39600円もするので、オープン型としては最高価格、高額な機種です。でも、装着感や音質、そして“BOSE Immersive Audio”の付加価値もあって納得度は十分。高音質の本命ワイヤレスイヤホンを所有している人も、周囲の音が聞こえて結構音質のいいサブのイヤホンに最高だと思いますよ。

この商品が含まれるリスト

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