出典:amazon.co.jp日本海軍400時間の証言 軍令部参謀たちが語った敗戦 新潮文庫/NHKスペシャル取材班(著者)880円川邊健太郎海軍のエリート集団である軍令部の面々が戦後数十回に渡りなぜ太平洋戦争を起こし負けたのか反省会を開いていた。数年前に同タイトルのNスペをみて本当に恐ろしい気分になったが、あの番組がどのようにして生まれ、どんな取材を行ったかが書かれた本。当然、番組では取り上げ切れなかった莫大な取材対象とエピソードが書かれていて興味深い。 陸軍のクーデターによる海軍の支配を恐れ戦争に賛成し、いざ戦争が始まると予算獲得の自己効力感の虜となり戦線を拡大してった海軍の様子が当事者達によって、生々しく語られています。「東京裁判を終えた日本弁護団が異口同音に、陸軍は暴力犯、海軍は知能犯、いずれも陸海軍あるを知って国あるを忘れていた。敗戦の責任は五分五分であると」 という反省会結論が心に響きますが、組織における本質的問題はいまも変らない。同じようなミスに陥らないように本当に気をつけなければならないと思います。…もっと見る