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【寒波襲来!!!】最強の冬対策はモンベル?ノースフェイス?スノーブーツは“摩擦係数0.4μ”のグリップ力こそ正義です【20商品比較】

【寒波襲来!!!】最強の冬対策はモンベル?ノースフェイス?スノーブーツは“摩擦係数0.4μ”のグリップ力こそ正義です【20商品比較】

「世にあふれる数々の商品のなかから一体どれを選べばいいの?」という疑問に答えるべく、 "1番いいもの"を探して日々検証している『マイベスト』 。のべ3万2000点もの商品を使い比べたなかから、テーマ別にべストバイ・アイテムを紹介していくのが本特集です。


今回は「#あったかグッズ」をテーマに、 スノーブーツ20商品の比較検証で上位になった商品をピックアップ。雪が降った日の通勤・通学に、都会での寒さ対策に、「雪も寒さも気にせずに歩きたい!」すべての人に注目してほしいアイテムです。


本コンテンツの情報は公開時点(2025年2月3日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
2025.02.04
マイベマガジン編集部
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世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。

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スノーブーツ20商品を集めて徹底検証しました!

スノーブーツ20商品を集めて徹底検証しました!

スノーブーツの機能は、「寒い日でも足が冷えにくく、滑りにくい」こと。冬場のタウンユースとして日常的に使用するほか、雨の日の外出、寒い場所への旅行やアウトドア、雪が降った日に雪道や凍結した路面を歩く目的で購入を検討している人も多いはず。


そこでスノーブーツの検証ではモンベルやノースフェイスなど人気の20商品を集めて、「滑りにくさ」「暖かさ」はもちろん、「防水性」と「歩きやすさ」を加えた4項目を比較しました。


その結果わかったのは、「滑りにくさ」と「暖かさ」、どちらを重視するかによって選ぶべき一足が違うということ。


ここからは、その理由も含めて、「20商品使ってみてどこが違ったのか」検証結果をダイジェストでお届けしていきます。

【ポイント①】滑りにくさ重視なら「摩擦係数」に注目。雪の日でも転びたくないなら「0.4μ」以上のものが安心

【ポイント①】滑りにくさ重視なら「摩擦係数」に注目。雪の日でも転びたくないなら「0.4μ」以上のものが安心

スノーブーツの「滑りにくさ」を表しているのが、「摩擦係数」です。

「摩擦係数」はすべてマイベストによる実測値です

一般的なスニーカーで凍結した路面を歩く場合の摩擦係数は0.2μ程度ですが、スノーブーツの多くは、グリップ力の強いラバーやガラス繊維などアウトソールに滑りにくい工夫が施され、摩擦係数が大きくなっています。


凍結した路面で摩擦係数が0.4μ以上あれば、雪道や溶けた雪の上でも滑りにくいと感じるほどのグリップ力があるといえるでしょう。


ところが、検証を行った結果、同じく「スノーブーツ」と銘打たれていても、実は摩擦係数に大きな差があることが判明。今回検証した商品のなかには、摩擦係数がスニーカー並みか、それ以下のものもみられました。雪道や凍結路面を歩くことが多い人は、摩擦係数0.4μ以上のものを選ぶのがおすすめです。


滑りにくい靴であれば、雪道での通勤・通学に限らず、アウトドアなどの場面にも幅広く活躍します。小さなお子さん連れや高齢者の人も、ぜひ選択肢に加えてみては。

【ポイント②】「暖かさ」と「防水性」が優秀なら、寒い日はもちろん雨の日やアウトドアにも活躍

【ポイント②】「暖かさ」と「防水性」が優秀なら、寒い日はもちろん雨の日やアウトドアにも活躍

「滑りにくさ」と共に外せないのが、「暖かさ」ですよね。


検証では、人の足に見立てた37℃のお湯を袋に入れてスノーブーツに入れ、冷蔵庫で5分間おきに温度を測定。その結果、約半分の商品が検証開始から40分経過の時点で30℃以下に温度が下がってしまいました。


そんななか、60分間もの長時間にわたり30℃をキープできた商品も。「足を冷やさないことが最優先!」という場合は、特に「暖かさ」のスコアが高いものを選べば快適に過ごせるはずです。


寒さ対策の点からは、「防水性」も重要ですが、水が入ったバケツに足を入れる検証を行った結果、ほとんどの商品が浸水せず、十分な防水性を発揮しました。この点では今回取り上げた


雪が多く降る地域で履く場合は、より防水対策がしっかりしたものを選べばカンペキです。靴底から履き口までの丈が10cm以上あり、靴紐下の布などの隙間から浸水しにくく、止水ファスナーが用いられているものを選びましょう。


それでは、以上の2つのポイントごとにおすすめの商品を発表します。

まずは、滑りにくさ&防水性No.1のこちら!

【滑りにくさ&防水性No.1】コロンビアスポーツウェアジャパン「イエローテイル ショーティー アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ YU2038」(販売価格:14,470円)

【滑りにくさ&防水性No.1】コロンビアスポーツウェアジャパン「イエローテイル ショーティー アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ YU2038」(販売価格:14,470円)

  1. おすすめスコア:★4.52(1位/20商品中)
    1. 滑りにくさ:★4.78(1位/20商品中)
    2. 暖かさ:★4.17(10位/20商品中)
    3. 防水性:★5.00(1位/20商品中)
    4. 歩きやすさ:★3.90(15位/20商品中)

「とにかく高性能なスノーブーツがほしい」という人にまずおすすめしたいのが、コロンビアスポーツウェアジャパンの「Columbia イエローテイル ショーティー アドバンス ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ YU2038」です。


滑りにくさは、検証したなかでもトップクラス。都心部だけでなく、雪の多い地域に住んでいる人など、路面が凍結しやすい場所を歩くことが多い人にもぴったりです。


防水性も文句なし。ブーツを履いた足を水の中に入れる検証では、水位が10cmに達しても内部にはまったく水が染みませんでした。濡れても中まで水が浸入しないので、雪の日だけでなく雨の日でも気兼ねなく履けそうです。


フィット感については意見が分かれ、「ちょうどよいゆるさ」という声がある一方で、「足の甲に空洞があった」との声も。


とはいえ、それを上回る基本性能を備えたスノーブーツです。滑らずに歩けるスノーブーツを求めるなら最有力候補になるでしょう。

【暖かさ&防水性No.1】moz「チェックボアライニング スノーブーツ」(販売価格:4,180円)

  1. おすすめスコア:★4.52(1位/20商品中)
    1. 滑りにくさ:★4.19(5位/20商品中)
    2. 暖かさ:★5.00(1位/20商品中)
    3. 防水性:★5.00(1位/20商品中)
    4. 歩きやすさ:★3.92(14位/20商品中)

「滑りにくさももちろん重要だけど、暖かさ最優先!浸水してこない商品がほしい!」という人におすすめなのが、mozの「チェックボアライニング スノーブーツ」です。


さきほど紹介したコロンビアの商品以上に優れている点が、寒い屋外でも長時間足元を暖かく保てること。保温性が高く、ブーツの中にお湯を入れて冷蔵庫で冷やす検証で、60分間も30℃台をキープできた数少ない商品の一つです。


毎日の通勤・通学時はもちろん、アウトドアでも足先に冷えを感じずに過ごせそうです。裏地のボアのおかげで、足全体がほどよくフィットする点も評価されました。


防水性もバッチリです。水位10cmの水中にブーツを履いた足を入れても、中に水が入ってくることはありませんでした。雨だけでなく、溶けた雪もしっかりガードしてくれるでしょう。


購入しやすい価格ながら、滑りにくさも優秀。街なかで履くスノーブーツとしてぜひおすすめしたい選択肢です。

全20商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!

全20商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!
「好きなブランドの商品を探したい!」「歩きやすい商品ってどれ?」と思ったら、 検証コンテンツも要チェックです。全20商品を使い比べたランキングも掲載しています。 

(執筆/マイベマガジン編集部・増山かおり)


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