マイべマガジン by mybest
メニュー
ほっとくと老化する!? 年々紫外線が増える今、男性の日焼け止めは“すでに常識”です【17商品比較】

ほっとくと老化する!? 年々紫外線が増える今、男性の日焼け止めは“すでに常識”です【17商品比較】

派手に暑い日が続いています。男性の皆様は外出時に日焼け止めを塗っていますでしょうか。


「使ったことない」「海やプールなら塗る」という人が大多数かもしれません。事実、筆者(男性)もほぼ塗ったことはほとんどありませんでした。


しかし実は、日焼け、ひいては紫外線は、肌に大きなダメージを与える一因。これを放置すると肌荒れはもちろん、シワ、たるみといった肌の老化が一直線で進むんです……。


ですので、もはや「日焼け止め」の活用は必須。男が日焼け止め?という考えはもう古いんです


そこで今回、商品比較サービス『マイベスト』が日焼け止め17商品を比較した結果から、男性にマストといえる1本をピックアップしてご紹介します。


「美肌」までいかずとも、清潔感のある印象を与える方法としてこれは最重要案件です。なお、筆者もいそぎ購入しました。


本コンテンツの情報は公開時点(2024年7月17日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
2024.07.23
平岩佑梨
ガイド
マイベスト コスメ・スキンケア・ヘアケア担当

新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。

平岩佑梨のプロフィール
…続きを読む

“そのまま”だと肌が劣化?本当は怖い「男の日焼け」の話

“そのまま”だと肌が劣化?本当は怖い「男の日焼け」の話

「ちょっと焼けるくらい気にしないから、日焼け止めは使わない」という男性は多いのではないでしょうか。しかし、日焼け止めの最も重要な働きは、紫外線による肌へのダメージを予防することにあります。


実は「肌老化の8割は紫外線」といわれるくらい、紫外線がもたらす肌へのマイナス作用は甚大です。肌荒れ・シミそばかす・シワ・たるみ・ニキビの炎症が加速する……など、さまざまな症状の原因になります。


また、男性は化粧によるカバーをしていない人が多く、無防備な状態で光を浴びていることも。知らぬ間に紫外線の影響を受けていることが多いんです。


さらに辛いことに、気象庁によると地表に到達する紫外線量は増える一方で、2023年は過去26年間で最大の数値を記録しています(参考:気象庁「日積算UV-B量の月平均値」)。


これが「男性こそ、今すぐにでも日焼け止めが必要だ説」の根拠です。

平岩佑梨
マイベスト コスメ・スキンケア・ヘアケア担当
平岩佑梨

化粧水などを使ってケアしていても、日焼け止めをしないと、紫外線がバリア機能や真皮のコラーゲンを変性させてしまうので、意味がなくなってしまいます。


日焼け止めをはじめとする化粧品の基本は、「悩みがでる前の予防ケア」です。悩みが出てないからケアしないのではなく、悩みがでないようにケアすることが大事ですよ!

【SPF値?】日焼け止めを私たちはどう選ぶのか【PA値?】

【SPF値?】日焼け止めを私たちはどう選ぶのか【PA値?】

日焼け止めのポイントは、まず何よりも紫外線(UV)カットの効果です。上記のとおり紫外線は2種類ありますが、これに対するカット力が「SPF値(UV-Bを防ぐ)」と「PA値(UV-Aを防ぐ)」で表示されています。


SPF値は数値が大きいほど、PA値は+の数が多いほど紫外線に対する防御力が高いとされます。


商品選びの指針になる部分ですが、今回、「マイベスト」が分光光度計という精密機械を使用して、SPF相当値とPA相当値を検証したところ、なんと、PA値の公式表記と相当値に差がある商品があることが判明しました。


このSPF・PA相当値をベースにした商品評価は「マイベスト」でしか見られないものです。ぜひご注目ください。

平岩佑梨
マイベスト コスメ・スキンケア・ヘアケア担当
平岩佑梨

日焼け止めには、大きく分けて「ジェル」「ミルク」の2種類があります。


「ジェル」は低価格なものが多い反面、高いUVカット力が期待できない商品が多い傾向があります。


その点で、「ミルク」は手頃な価格でしっかりとUVケアができます。顔・からだの両方に惜しみなく使用できる点も含めてオススメできます。

日焼け止めミルクのマストバイ:コーセー「SUNCUT サンカットR | パーフェクトUV ミルク」

日焼け止めミルクのマストバイ:コーセー「SUNCUT サンカットR | パーフェクトUV ミルク」

今夏、みなさんに即買いしてほしいマストバイは、コーセー「SUNCUT サンカットR | パーフェクトUV ミルク」(販売価格:732円)です。


紫外線に対する防御力は、実測値で「SPF50+/PA+++」相当。これは日焼けによるシミ・そばかすの予防として十分に期待できるラインです。


そのうえ、するするっと伸びる液体は肌に馴染みやすく、塗ったあとにベタベタ引っ付いたりきしんだりが気になりません。普段、化粧品を使い慣れていない人でも違和感が少ないはずです。


外出の際、ほんの数秒のお手入れで紫外線対策ができる。ちょっとの努力で、"身だしなみに気を使っている人"という印象を与えられるのも、メリットといえるのではないでしょうか。


ちなみに、本当に「パパッと」で終わるし、香水のようなニオイも感じない。これで対策ができるのならラクすぎる!というのが筆者の感想です。

平岩佑梨
マイベスト コスメ・スキンケア・ヘアケア担当
平岩佑梨

基本的に外出前に使えばOKですが、汗や“こすれ”で落ちやすい点にはご注意ください。


なので、外回りの営業やレジャー時なら、メーカー推奨の1日2〜3回よりも使うのもアリ。できるだけ頻繁に塗り直したほうがよいです。


これは時間が経つことで「効果が薄れる」というよりも、「落ちる・剥がれる」のようなイメージ。虫除けよりももう少し頻繁に塗るくらいがベターです。

17商品を比較してわかった!コーセー「SUNCUT サンカットR | パーフェクトUV ミルク」がマストバイな3つの理由

17商品を比較してわかった!コーセー「SUNCUT サンカットR | パーフェクトUV ミルク」がマストバイな3つの理由

ここからは、SPF相当値、PA相当値といった防御力から、ベタつきにくさ、きしみにくさなどの使用感まで、検証結果をベースに「SUNCUT サンカットR | パーフェクトUV ミルク」がマストバイの3つの理由を深堀りしていきます。


理由①:通勤もレジャーも怖くない。今夏の紫外線対策、開始!

理由②:想像よりずっとサラサラ!塗るのがめんどくさくない

理由③:意外と小さい片手サイズ。カバンに入れても邪魔じゃない!


詳しい検証方法やランキング、ほかのおすすめ商品も知りたいという人は、「マイベスト」の日焼け止めクリーム検証コンテンツもチェックしてください。

理由①:通勤もレジャーも怖くない。今夏の紫外線対策、開始!

理由①:通勤もレジャーも怖くない。今夏の紫外線対策、開始!

日焼け止めの最重要ポイントである紫外線防御力は、今回検証した17商品中で総合3位という好結果でした。上位2商品はいずれも2,000円程度のお値段ですので、コスパがめっちゃ高いことは間違いありません


実際に「紫外可視近赤外分光光度計V-750」という、400万円(!)の精密機器で計測したところ、SPF相当値が平均347.42、PA相当値が平均11.07という結果に。これは、「SPF50+/PA+++」に相当する数値です!


パッケージの表記が「PA++++」なので、ちょっと残念な面はありますが、長時間外出するときにも頼りになる紫外線防御力が期待できます。日焼け対策としても、もちろん有効です。

平岩佑梨
マイベスト コスメ・スキンケア・ヘアケア担当
平岩佑梨

「ミルク」は全体的に相当値が高めでしたが、そのなかでも高い水準でした。屋外でのレジャーや短時間のスポーツの際に、日焼け防止効果を発揮できるでしょう。


ちなみに、UVライトや人体実験ではなく、統一条件下で定量の検証をしているのは「マイベスト」だけです!

理由②:想像よりずっとサラサラ!塗るのがめんどくさくない

理由②:想像よりずっとサラサラ!塗るのがめんどくさくない

男性向けとして推したい理由が、使った時の違和感のなさです。


日焼け止めミルクというジャンルの商品は、塗ったあとにどうしてもベタベタしたり、肌がきしんで感じたりするものです。


その点で「SUNCUT サンカットR | パーフェクトUV ミルク」は、評価項目の「ベタつきにくさ」で★4.90と、17商品中トップのスコアを獲得!実際に、肌にぬりこんだ直後から肌が引きつる感じはほとんどありませんでした。


同じく「きしみにくさ」も★4.28と好結果に。さらっとしたテクスチャで、肌にするするっと伸びていく感覚で、普段、肌に何かを塗る習慣がない人でも自然な感じで使えるでしょう。


検証に参加したモニターから挙がったレビューがこちらです。

  1. 「伸びやすくて手早く塗れる。肌同士がひっつく嫌なベタつきは感じません」
  2. 「薄いベールが肌にかかって、柔らかく滑りの良いオイルも感じてきしみ無し!とても満足」
  3. 「サラッとした軽いミルクタイプで、軽い力で伸びてくれた」

また、落とすときは石鹸で洗い流せばOK。専用のクレンジングなどは不要なので、毎日手軽に使うことができます。

日焼け止め特有のニオイはある。はじめはちょっと気になるかも?

ニオイについての評価はやや伸び悩みました。モニターからは「アルコールのにおいが強かった」「ツンとした香りが気になった」との意見も。


ただ、香料は入っていないため、香水や整髪料のようなほかの人に影響を与えるようなニオイは感じにくいといえます。ビジネスシーンでも使いやすいでしょう。

平岩佑梨
マイベスト コスメ・スキンケア・ヘアケア担当
平岩佑梨

なお、「肌へのやさしさ」も満足とはいえない結果でした。


アルコールや紫外線吸収剤の配合量が多めと予想され、肌が敏感な人にとっては刺激となる可能性があります。普段から肌が荒れやすい自覚があるなら、控えたほうがよいかもしれません。

理由③:意外と小さい片手サイズ。カバンに入れても邪魔じゃない!

理由③:意外と小さい片手サイズ。カバンに入れても邪魔じゃない!

先述しましたが、日焼け止めは汗をかいたら落ちるし、衣類などとの接触で剥がれてしまいます。そのため、1日の間に複数回塗るのがベターです。


コーセー「SUNCUT サンカットR | パーフェクトUV ミルク」は、意外と小さく感じる片手サイズなので、気がついた時にササっと塗りなおすのに、カバンなどに入れて持ち歩いても邪魔に感じません


キャップは回転式なので、移動時に取れる恐れも低い商品です。


容器の使いやすさについて、検証に参加したモニターからはこんな声が挙がっています。

  1. 「液が出る部分は細くなっていて、自分の思った量をポタポタと押し加減で調整できた」
  2. 「指が固定しやすくてフタを開けやすい。カチッと閉まるもの良い」
  3. 「軽くて嵩張らず、どこへでも持って行けそうなコンパクトなボトルです」

片手に収まる大きさで、持ち運びに便利な点も魅力のひとつ。


一部「量の調節がしにくい」という声が挙がったものの、フタはカチッと開け閉めできるので、液漏れの心配も少ないでしょう。

平岩佑梨
マイベスト コスメ・スキンケア・ヘアケア担当
平岩佑梨

今回は「色移りのしにくさ」を確かめるため、人工皮膚に日焼け止めミルクを塗り、その上を黒い布で擦るという検証をしました。


結果、17商品がすべて★3.00と、どれも満足とは言い切れない評価に。どの日焼け止めを使っても、基本的に白く色移りはしやすいといえます。


とくに暗い色の服を着るときは、首元や袖などに色がつかないように注意が必要です。

まとめ:高い紫外線防御力を発揮!使ってみて違和感なし!どこでも持ち歩ける今夏の日焼け止め決定版です

まとめ:高い紫外線防御力を発揮!使ってみて違和感なし!どこでも持ち歩ける今夏の日焼け止め決定版です

紫外線に対するバリアとして十分な数値を記録し、そのうえイヤな感覚もしない。男性にこそ必要な日焼け止めとして、今夏のマストといえる1本です。


通勤、外回り、現場作業からレジャーまで、随時持ち歩いて使い続けることで、紫外線対策ができる。本当にササっと使えるので、ぜひお試しください。夏場だけでなく、年間通じて使うことで、さらに効果的なUVケアが見込めますよ!


ちなみに、虫除けスプレーと併用する際には、先に日焼け止め、最後に虫除けスプレーを塗るのが基本です。


最強の対UV商品を知りたい、無印良品とかはどうなの?という人はこちらもチェックしてください!

(執筆/マイべマガジン編集部・浅沼伊織)


【関連キーワード】

#日焼け止め #紫外線 #メンズ #男の身だしなみ

こんな記事も読まれています
VIEW ALL