こちらは、コンロの上に置いて手動で回すタイプのロースターです。ロースターは大きなロットで豆を購入する前に、商社やオークションのサンプルを取り寄せますが、そのサンプルを焙煎するためのロースターですので、このような名前がついています。
一度に500g程度まで焙煎できますので、小さいロースタリーカフェならば、サンプルロースターで営業しているところもあります。有名店では、いまはなくなってしまいましたが、表参道にあった名店大坊珈琲さんが、この半熱風タイプのサンプルロースターをお使いでした。
豆が直接炎に触れない半熱風式のロースターは、豆の香りを閉じ込めます。ただし、深煎りするとスモーキーな仕上がりになってしまうので注意が必要です。