ユニクロのエアリズム 3Dマスクは、快適に花粉対策できるマスクがほしい人におすすめです。擬似花粉を吹きかけたところ、マスクの内側に疑似花粉がほとんど侵入せず約90%をブロック。比較したほかの商品には30%程度しかカットできないものがあったなか、トップレベルの評価を獲得しました。花粉が多い季節にもぴったりです。比較したなかでもつけ心地がよい傾向があったウレタン素材の商品に劣らない、フィット感の高さも好評。口コミ同様に「鼻の横が少し浮く」と感じたモニターもいましたが、不快感や違和感はありませんでした。口元に空間ができる立体形状で、口コミに反し息苦しさは少なくスムーズに会話できますよ。生地は謳い文句どおり、肌当たりがなめらかです。モニターからも「繊維感がなく、びっくりするくらい擦れない」と好印象。耳紐が太めの平紐形状で、耳が痛くなりにくい点も目を惹きました。アジャスターで調整可能で締めつけ感も気にならず、「長時間着用しやすい」との声があがっています。耐久性も申し分ありません。洗濯を繰り返すと端にわずかに毛羽立ちやヨレが見られたものの、比較した少し擦るだけでフィルターがボロボロになる商品と比べると気にならない程度。ネットに入れれば洗濯機でも洗えて、手入れの手間が省けるのもうれしいポイントです。速乾性も比較したほかの商品と同レベルで、乾きにくさやムレは特別気になりませんでした。接触冷感やUVカットなど、充実の機能も魅力です。つけ心地もカット性能も譲れないなら、ぜひ試してみてください。
ほんやら堂 お肌にやさしいマスクは、繰り返し使えるマスクがほしい人におすすめ。実際に洗濯と乾燥の工程を20回繰り返して耐久性を調べると、見た目の変化はほぼありませんでした。比較したなかにはシワや劣化が気になる商品もあったのに対し、こちらは口コミ通り長持ちしやすいといえるでしょう。カット性能にも優れています。擬似花粉を使って鼻や頬のすき間部分からの侵入した量・マスクフィルターを通過した量を調べると、ほとんどカットでき高評価を獲得。比較した商品の中には約半分の疑似花粉を通してしまった商品もあったなか、こちらは花粉対策には十分といえます。つけ心地はまずまず。4名のモニターが実際にマスクを4時間着用したところ、「チクチク感がない」と好評でした。比較した商品の中には肌触りが気になるものもありましたが、こちらは「肌触りがよい」との口コミ通り不快感なくつけられるでしょう。しかし、ズレやすく呼吸をしにくい点が惜しいところ。会話する機会が多い日には向かないといえます。また、乾きにくさも気になります。マスクに霧吹きで水を吹きかけて20分後の乾き具合を調べると、83.3%の水分が残ったため低評価に。比較したなかには10%以下しか水分が残らなかった商品もあったのに対し、こちらの速乾性は十分とはいえない結果でした。毎日使う人はいくつか予備を用意する必要があるでしょう。丈夫なつくりで耐久性は高評価を獲得したものの、乾きにくさがやはりネックといえます。使い勝手のよい、速乾性に優れたほかの商品もぜひ検討してみてくださいね。
フィリップス ブリーズマスク ACM066/01は、花粉カット力の高さが魅力の商品です。実際に疑似花粉を吹きつけてみても、花粉はほとんどフィルターを通過できず、比較したなかでもとくに高評価でした。疑似花粉が内部に多く入り込んでしまった商品もあるなか、口コミどおりのカット性能があり、花粉に悩まされる季節にも活躍するでしょう。マスクの中が蒸れにくいのもよい点です。本体についたファンで内部の換気ができ、実際に使用したモニターからも「ファンが涼しく、蒸れにくい」と好評でした。しかし、ファンの重みがつけ心地に影響し、使用感は低評価に。モニターからは「重いため耳への負担を感じる」「会話すると重みでずれ落ちそうになる」と、口コミどおりの指摘が上がりました。鼻周りがずれてくるため、フィット感もいまひとつ。比較したなかにはぴったりフィットしてずれにくい商品も多かったのに対し、こちらは顔周りの負担が気になります。さらに肌への刺激を感じたというモニターも。外側のマスクカバーが肌に当たると「チクチク感がある」「かゆくなる」との声が聞かれました。しっとり柔らかな肌あたりのマスクもあるなか、肌が敏感な人は注意が必要です。洗えるのはマスクカバーのみとなっており、フィルター部分は使い捨てのため、気軽に丸洗いができません。また、速乾性が高い傾向があったウレタン素材のマスクと比べると、乾きもやや遅めです。フィルターの性能はよいものの、使い心地やコストの面で評価を落としてしまいました。洗濯して繰り返し使いたい人や、柔らかでフィット感の高いマスクをお探しの人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
アラクス PITTA MASKは、長時間ストレスフリーで使えるファッション性の高いものがほしい人におすすめです。ふわふわの生地が顔周りにやさしくフィットし、口コミに反してつけ心地のよさはトップレベルの評価を獲得。比較したほかの商品には、頬に摩擦を感じたり耳が痛くなったりするものがあったなか、痛みを感じたモニターはいませんでした。つけ心地にもモニター全員が「満足」と回答しています。比較したなかには、顔の形状によってフィット感に欠ける商品もありました。鼻周りやあごまでカバーするため、会話の際にズレないのも高いポイント。口コミに反し、蒸れを感じたモニターがいなかったのもメリットです。ポリウレタン製で、比較した呼吸しにくい商品と比べて通気性も優秀です。モニターからは、「呼吸のしやすさはピカイチ」といった声も挙がりました。口コミどおり息苦しさがほとんどないため、気持ちよく過ごせるでしょう。耐久性も高く、日常使いしやすいですよ。一方、カット性能は評価が伸び悩む結果に。疑似花粉を使った検証では、カット率が5割未満にとどまり半量がフィルターを通過しました。普段使いやエチケット目的には十分ですが、ほとんどの疑似花粉を抑えた上位商品に比べると、本格的な花粉シーズンには物足りないといえます。また、20分間で蒸発した水は3割ほどと速乾性も低め。替えをもっておくと安心でしょう。つけ心地と呼吸のしやすさは申し分なくデザイン性の高さも魅力ですが、比較したなかには花粉カット性能により優れた商品もありました。気になる人はランクングの上位商品もチェックしてくださいね。
パステル マスク ひんやり クールは、ひんやりと気持ちよくつけられるマスクをお探しの人におすすめです。実際にモニター4人で使用してみると、やさしい肌触りが全員から好評でした。素材の硬さや耳の痛さを指摘する口コミに反し、「サラサラして気持ちよい」「耳紐がふわっと柔らかい」との声が多数。比較したなかには耳が痛くなる商品もありましたが、こちらは長く快適に装着できる印象です。鼻周りに隙間を感じた人もいたものの、フィット感も良好。隙間が大きく、会話をするとズレるマスクがあったのに対し、会話中でもほとんどズレはありません。立体構造で呼吸もしやすく、生地の張りつきがないのも魅力です。メーカーの謳い文句どおりの冷感仕様で、夏につけても不快感が少ないでしょう。メーカーが花粉カットを謳っているとおり、カット性能も高評価。実際に疑似花粉をマスクを通して吸い上げてみると、全体平均の68%(執筆時点)を上回る75%をカットできました。口元に少々花粉の付着が見られましたが、ある程度の花粉の侵入を防げているといえます。速乾性も悪くありません。霧吹きでかけた水は、20分後には比較した商品の平均44.5%(執筆時点)を上回る48.5%蒸発しました。ただ、同じポリエステル素材を使った商品の多くが60%以上の蒸発率だったことを考えると、やや惜しい結果に。洗濯物が乾きにくい季節には、洗い替え用を用意しておくとよいでしょう。また、耐久性がそこまで高くないのがネック。メーカーが10回までの洗濯を使用目安としているとおり、20回洗濯したあとは繊維のゆるみが見られました。比較したなかで、同じポリエステル素材のマスクは耐久性が高い傾向がありましたが、こちらは長くは持ちにくい印象です。さらっと柔らかな肌触りで夏に使いやすい冷感マスクですが、長持ちしにくいのが惜しいところです。耐久性のよさも考慮したいなら、ほかの商品も検討してみてください。
分子ラボ 分子マスクは、カット性能が高い洗えるマスクを探している人におすすめです。フィルターやすき間を通った疑似花粉の量を確認すると、80%もカット。比較したなかには30%ほどしかカットできず色濃く付着した商品もあったのに対し、謳い文句どおりのカット性能を発揮しました。鼻周りからは侵入がみられたので、しっかりフィットさせてくださいね。評判どおりフィット感は良好です。着用したモニターからは、「顔の輪郭にフィットする」「調節は面倒だがすき間はできない」と好評でした。比較したなかには紐が食い込んで痛みを感じる商品もあったのに対し、耳への痛みもそれほど指摘されていません。会話中にズレることもありませんでした。ただし、「少し呼吸しにくい」と口コミのように息苦しさは指摘されています。評判どおり摩擦は気にならなかったものの、「ザラッとしている」「チクッと感じる」などの声もあがりました。オーガニックコットンを使用していて肌にやさしいとする謳い文句とは、やや異なる使用感です。耐久性もいまひとつでした。20回手洗いを繰り返すと繊維の毛羽立ちが生じる結果に。摩擦によって内側のフィルターの劣化も目立ちます。比較したポリエステル素材の商品のような耐久性はなく、口コミどおりシワが気になりやすいでしょう。推奨どおり手洗いして、定期的に交換しながら使ってくださいね。乾きにくさも気になります。霧吹きをして20分おいてみると、乾いた割合は22.9%。比較した全商品の平均値の44.5%(※執筆時点)を下回りました。比較したなかではウレタン素材の商品が乾きやすい傾向があり、本品のような綿素材の乾きはいまひとつ。着用中に蒸れが気になる可能性がありそうです。謳い文句どおりのカット性能が魅力の本品。肌あたりの違和感や呼吸のしにくさ、手入れの難しさが気になるところです。比較したなかにはより手入れしやすく、快適なつけ心地だった商品もあったので、ぜひチェックしてみてくださいね。