ELD-HTVシリーズ TV向け外付けハードディスク
エレコム TV向け外付けハードディスク ELD-HTV040UBKは、コストを抑えながら快適にバックアップしたい人におすすめです。実際に16.6GBのゲームデータを転送すると98.7秒で完了しました。比較した商品には高評価の基準値である100秒を越えるものがあったなか、待ち時間が少なく「データの転送速度がすごく遅い」との口コミを払拭。5GBの動画・画像ファイルの転送にもあまり時間はかかりませんでした。実測したベンチマークのスコアも高記録。ベンチマークソフトを使って3回計測した平均値は、読み込みが193.22MB/s、書き込みが188.23MBで、どちらも高評価の基準値180MB/sより速い結果でした。ECサイトによっては13,000円(※22025年3月時点)で購入できる低価格帯でありながら、比較した20,000円を越す商品と比べても転送速度は大きく劣りません。コスパ重視の人にもぴったりです。大量のデータを転送し続けた際に、熱の上昇を抑えられたのも利点。100GBのダミーデータを30分間転送し続けたときの温度を計測すると、最高温度43℃と低め。比較した多くの商品と同様に熱の故障のリスクが高まる50℃を下回りました。本体にアクセスLEDがあり、接続状況がひと目でわかるのも利点です。縦向き・横向きにも置けるので、様々なスペースに合わせやすいでしょう。しかし、比較した多くの商品と同様にACアダプターが大きく、コンセントを覆いやすいのが気なるところ。ほかの機器と一緒にコンセントを使用したい人は注意しましょう。比較した多くの商品にあった故障予測機能がないのもネックです。落下を防ぐ滑り止めもありません。低価格帯でありながら、転送速度は「大容量データを軽快に扱うことができる」という謳い文句や「データコピーがスムーズ」という口コミどおりの速さの本商品。バックアップ用にコスパのよい機器をお探しの人には向いていますが、重要なデータを管理するならほかの商品を検討してみてくださいね。<おすすめな人>PCやスマホのバックアップで使用したい人低価格帯の商品からある程度性能がよいものを探している人使用頻度が高い人<おすすめできない人>重要データの管理に使用したい人
TVS REGZA THD-400V3は、レグザの純正USBハードディスクを使いたい人におすすめです。通常録画はもちろん、比較した多くの商品になかったタイムシフトマシン録画に対応しているのが利点。指定したチャンネルをまるごと録画でき、お気に入り番組の撮り逃しを防げます。4K放送録画や24時間稼動にも対応しており、見逃した番組も好きな時間に楽しめるでしょう。「音が気になる」との口コミに反し、データ転送時の動作音は平均25.7dBと非常に静かでした。比較したほとんどの商品で静音性が高い傾向でしたが本品も例外ではありません。テレビ視聴中や睡眠時も音が気になりにくく、リビング・寝室などさまざまな場所で活躍するでしょう。比較したなかでも熱がこもりにくい傾向があった据え置き型なのもポイント。実際に大容量のデータを30分間転送し続けたあとの本体温度は最高29℃とかなり低めでした。比較したポータブル型のHDDには50℃を上回る商品もあったのに対し、排熱性能が高く、熱による故障リスクを軽減できますよ。使い勝手も悪くなく、振動を防止する滑り止めや使用状況がひと目でわかるLEDランプを搭載。ただし、ACアダプターが大きく設置の際にほかのプラグに干渉しやすい点は惜しいところです。比較したほかの商品と同じくSeeQVaultにも非対応なので、テレビを買い替えるとこれまでの録画が観られなくなる点にも注意しましょう。加えて、内部の故障を予測して知らせる故障予測機能は非搭載。予期せぬ故障で録画データを紛失する可能性があることは頭に入れておいてくださいね。とはいえ、静音性や排熱性能に優れ、見たい番組の録り逃しを防げる高性能な1台です。レグザ純正品がほしい人は、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。<おすすめな人>レグザ純正品がほしい人静かで故障しにくいHDDがほしい人録り逃しを防ぎたい人<おすすめできない人>とくになし
IODATA HDPT-UTSシリーズ HDPT-UTS1Kは、効率的にデータをバックアップしたい人におすすめ。転送速度は比較した商品のなかでもトップクラスです。ベンチマークスコアは、読み込み平均147.98MB/s、書き込み平均143.12MB/sでした。5GBの動画・画像ファイルは37.70秒、16GBのゲームデータは127.7秒で転送完了。口コミで「転送速度は高速」と評判なとおりでした。熱による故障リスクが低いのも強みです。データ転送開始から30分後の温度は38℃と、比較したほとんどの商品は40~47℃だったなか、かなり温度上昇を抑えられました。付加機能が充実し、使い勝手も良好です。USBバスパワー駆動に対応しているので、使用時にACアダプタは必要ありません。付属のケーブル1本で簡単にPC・TVと接続でき、LEDランプで使用状況を把握できます。iTunesデータを簡単に移行できるアプリや、情報漏洩リスクを低減するデータ抹消アプリもついています。故障予測機能があり、内部の故障に気づきやすいのもメリット。比較した商品の半数以上に故障予測機能がありませんでしたが、本商品は事前にデータを移動するなどの対策を取ることで大事なデータを守れます。電話サポート窓口があり土日も受け付けているので、トラブルがあったときにも心強いでしょう。転送速度が速く機能も豊富ながら、1TBのモデルは12,980円(※2025年4月時点・公式サイト参照)と手頃な価格で購入できます。手のひらサイズのコンパクト設計で持ち運びしやすいのも魅力です。TV・PC・iTunesなどの大切なデータを守りたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね!<おすすめな人>素早くデータ転送できるものがほしい人PC・TVと接続できる外付けハードディスクを探している人iTunesのデータをバックアップしておきたい人<おすすめできない人>とくになし
Western Digital WD Blueは、性能・価格どちらも妥協したくない人におすすめです。ベンチマークテストでは、読み取りが約208MB/s・書き込みが約200MB/sの好記録に。いずれも今回比較した全商品の平均を上回る数値をマークしました。50GBのファイルは4分41秒・100GBは9分27秒で転送できていて、実使用速度も申し分ないスピードです。100時間稼働させましたが、初期不良やエラーも見られませんでした。平均故障時間は30万時間・2年間の保証付きというのもポイントです。データ単価が1GBあたり約1.8円/GBと比較的安いのも魅力。性能とのバランスがよく、コスパ重視の人にうってつけです。500GB~8TBまで展開していて、用途に合わせて選べるのもうれしいですね。
BUFFALO ポータブルHDD HD-PZFU3-Aシリーズ
バッファロー HD-PZFU3-Aシリーズ HD-PZF1.0U3-BKAは、持ち運びの頻度が高い人におすすめです。比較した商品の大半は本体とケーブルがわかれていましたが、本品は本体にケーブルを収納できます。ケーブルを忘れる心配がなく、コンパクトに持ち運びが可能です。自動暗号化・パスワード認証の2重のセキュリティ機能もついており、データの流出も防止できるでしょう。故障予測機能(みまもり合図forポータブル)を搭載しているのも利点。故障を検知するとLEDランプが通常時とは異なる色で点灯するため、ひと目で本体の状況を把握できます。米軍が使用する物資にも用いられる「MIL規格」の耐衝撃性能もあり、落下などによってデータを損失するリスクを減らせますよ。ベンチマークテストにおける読み書き速度はスピーディです。実際に計測したところ、読み込み速度は平均142.8MB/s・書き込み速度は平均143.87MB/sと、ともに比較した全商品の平均値である読み込み速度136.60MB/s・書き込み速度133.39MB/s(※2025年4月時点)を上回りました。実使用時の転送速度も申し分なく、5GBの画像・動画ファイルの転送にかかった時間は平均40.30秒を記録。比較したほかの商品には16GBのゲームデータの転送に160秒以上かかるものもあったなか、平均131.0秒で作業が完了しました。短時間でバックアップできるため、待ち時間を少なくしたい人に向いています。一方で、熱がこもりやすいのは気になるところ。大容量データの書き込みを30分間続けたあとの本体温度は47℃と高温でした。通気性のよい場所に置くなど設置場所を選びますが、付加機能が豊富かつ手軽に持ち運べるのは魅力です。屋外での使用を考えている人は、ぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>外出先へ持ち運んで使いたい人スムーズにバッグアップできるものがほしい人セキュリティなど多機能なものがよい人<おすすめできない人>テレビ裏や壁に囲まれた場所に置きたい人