SU-PACK SU-PACK HARD PLUS
SU-PACK HARDPLUSは、シワを気にせずスーツ一式を持ち運びたい方におすすめです。専用の板を使ってスーツを折りたたむことで、バッグ内に固定されてシワがほとんど付きません。また、ワイシャツ・ネクタイを一緒に収納できるのも魅力です。ただし、収納に手間がかかる点には注意が必要。衣類をクリアケースに入れる工程がやや面倒です。バッグの口も小さいため、出し入れに苦労することも。使い勝手を重視する方は他商品も検討してみることをおすすめします。
CLOVERS ガーメントバッグは、急なバッグの破損や雨からスーツを守りたい人におすすめです。耐久性・耐水性は、比較したなかでも高評価。アパレル・服飾雑貨の専門家に耐久性の評価を依頼したところ、生地・縫製・仕様に大きな問題は見られませんでした。また、当て布・外向きチャックを採用しており、水が入るリスクも抑えられています。しわのつきにくさの検証でも、高評価を獲得。比較したなかでも、横幅が50cm以上ある商品は袖や肩にしわがつきにくい傾向がありましたが、本商品は横幅が約55cmあります。「想像以上にしわがたくさんある」というネット上の口コミに反して、しわは気になりにくい結果でした。持ちやすさはまずまず。「かなりフィットした」「手になじむ」といった意見が複数見られた一方、「長く持っていると重さで腕が疲れてくる」という気になるコメントも。比較した際、持ち手を1つにまとめられる商品は、長時間持っても手が痛くなりにくい傾向がありました。しかしこちらは持ち手をまとめられず、食い込みや重さが気になる人も多いようです。また、スーツの入れやすさでは評価が伸び悩む結果に。実際に使用したモニターからは、ハンガーのチープさやフックのない設計など、複数のポイントに対してネガティブな意見が挙がりました。「チャックの滑りがよくない」という口コミどおり、チャック部分のカーブがきつく開閉がしにくいのも気になるポイントです。本商品は、スーツを守るための耐久性・耐水性は高評価ですが、長時間の使用で疲れを感じるリスクがある点や、スーツの入れにくさがネックです。長時間持ち運ぶ機会が多い人や、スーツをスムーズに収納できるガーメントバッグを探している人は、ほかの商品も検討してみてください。
東京ソワール フォーマルガーメントバッグは、シワが付きやすく、使い勝手もいまひとつでした。今回の検証では、スーツの背中に折りシワができてしまい、裾部分のシワも目立つ結果に。きれいめなデザインではありますが、やや大きく重さもあるため、移動時に負担を感じそうです。手提げでしか使用できない点も評価を下げてしまいました。バッグ自体の使い勝手や耐久性は問題ありませんが、総合的に見て使いやすいガーメントバッグは他にもあります。他の商品もぜひチェックしてみてくださいね。
ソロ・ツーリスト HTガーメントバッグは、スーツにシワを作りたくない方にはおすすめできません。スーツとバッグの間に隙間ができてしまうほど容量が大きいので、中でスーツがしっかり固定されず、検証後は裏面全体にシワができてしまいました。加えて、重さがあるので持ち運びにはやや不便な印象です。一方、使いやすさを重視する方にはおすすめ。シーンに応じて手持ちバッグ・ショルダーバッグの二通りの使用ができるのが便利です。また、パット付きのショルダーベルトが肩の負担を軽減してくれます。生地の強度の高さも、識者の方からお墨付きをいただきました。シワのつきにくさ、持ち運びしやすい軽さにこだわる方は、他の商品をチェックしましょう。
マックレガー ガーメントバッグは、出張などが多く、スーツを出し入れする頻度が多い人におすすめです。シンプルなデザインのため、荷物の出し入れはスムーズ。また、生地が厚めで強度も申し分ありません。パイピング処理によってほつれを防止するなど、縫製面でも工夫が見られました。しかし、持ち手が硬く、持っていると疲れやすいのが気がかり。座り移動が多い人なら気になりませんが、長時間持ち歩くには不向きといえます。加えて、ジャケットの裾にシワができやすいのも懸念点です。使いやすさにこだわった商品も紹介しているので、そちらもチェックしてみてくださいね。