Neutrogena インテンス リペア インテンスリペア ハンドクリーム
ニュートロジーナ インテンスリペア ハンドクリームは、シーンを選ばず保湿ケアできるものをお探しの人におすすめです。モニターの腕に塗布して保湿力をチェックしたところ、塗布2時間後も塗布前より約73%増加した肌水分量をキープ。比較した商品の半数以上が高評価の基準とした+70%をクリアしましたが、こちらも同様に優れたうるおい補給力を発揮しました。カサつきがちな手肌のうるおいケアにぴったりです。無香料タイプで、香りはほぼ無臭。なかには「接着剤のようなにおい」と回答したモニターもいましたが、比較した一部商品のように香りに強いクセがなく、人と会う前や食事のシーンなどでも使いやすいのはメリットです。一方で、「気分が上がらない」というモニターの声も多く寄せられ、香りを楽しみたい人は物足りないと感じるかもしれません。「べたつかない」という口コミとは異なり、べたつきが残りやすいのは気がかり。商品を塗った手を30個のビーズに押し当てると、平均で17個が付着しました。高評価の基準とした10個には届かず、サラッと軽い使用感は期待できません。家事や作業の合間に塗りやすいとはいえず、就寝前の使用がおすすめです。チューブ容器の使い勝手もいまひとつ。「チューブから出しづらい」という口コミのとおり、絞り口が小さく、クリームも固いため、力を入れないと中身が出しにくい点が気になりました。フタの開閉は楽にできたものの、急いでいるときや外出先で保湿ケアする際は、わずらわしさを感じやすいでしょう。執筆時点の値段は、50g入りで税込700円前後(ECサイト参照)。「ガサガサに荒れた肌もうるおいに満ちた柔らかな手肌へ導く」と謳うとおり、カサつきやすい季節の乾燥対策や手荒れ予防にぴったりの商品です。香りを楽しみたい人や家事の合間にサッと塗りたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
無印良品 ハンドクリームは、持ち運びやすい無香料タイプをお探しなら候補になる一品です。「香りが独特」との口コミに反し、実際に嗅いだモニターは「不快な香りは特にしない」とコメントしました。爽やかな香りがモニターに支持されたイニスフリーの商品に比べると物足りなさはありますが、口コミにあるように仕事や食事などのシーンでも使いやすいですよ。肝心な保湿力はあまり期待できません。塗布前と塗布2時間後の肌水分量を測定すると、増加率は平均39%にとどまりました。本商品と同じく1,000円以下で買えるメンソレータム ハンドベール ハリつやバリアクリームは、塗布後の数値が約161%増加したことをふまえると、不足した肌のうるおいを補給するにはやや物足りないでしょう。塗布後に少しべたつきやすいのもネックです。塗布後の肌を30個のビーズに押し当てると、平均12個付着。比較した商品の約半数が高評価の基準値10個以下をクリアしましたが、こちらは上回りました。開閉しやすい容器や低価格で試せるのは魅力ですが、水仕事などで手指のうるおい不足が気になっている人やさらっとした使用感を好む人は、ほかの商品も検討してみてください。
結論からいうと、ジュレリッチ リュール ハンドセラムは、手のガサつきが気になる人におすすめです。理系美容家かおりさんによる成分評価では、肌荒れ予防成分・整肌成分を豊富に配合したつくりが高評価を獲得。着色料やアルコールなどを使わず、肌へのやさしさにも配慮されています。香料も含まれていないため、モニターからは「香りがなくて使いやすい」という声があがりました。やわらかく伸びのよいテクスチャは、肌によくなじむとモニターから好評。ベタベタ感が少ないのもポイントです。チューブタイプの容器はコンパクトで持ち運びしやすく、お出かけ先で使うにも便利ですよ。塗布直後の肌水分量をキープすることはできませんでしたが、3時間経っても-15.7%に抑えられていました。ハンド美容液としてはまずまずの保湿力といえます。乾燥が気になるときは、ハンドクリームを併用しましょう。
エーザイ ザーネクリームEは、軽い使い心地のハンドクリームを探している人におすすめです。塗布後の手にビーズを押し当てると、11個が付着。高評価の基準値10個とほぼ変わらず、口コミや謳い文句どおりべたつきにくいことがわかりました。比較したなかには20個以上付着した商品があったことを思っても、優秀といえます。作業の合間にも使いやすいでしょう。香りはほとんど感じません。「独特な香り」という口コミのような声はなく、試したモニターからは「しっかり嗅がないとわからない」「ほとんど無臭」という感想が集まりました。比較したジルスチュアートの商品のように華やかさがないため、「テンションは上がらない」という指摘はあるものの、苦手に感じる人は少ないでしょう。シーンを問わず使いやすそうです。保湿力はあと一歩です。モニターの腕に塗って塗布前・塗布3時間後の肌水分量を計測すると約56%の増加にとどまりました。比較した商品の半数以上が高評価の基準値70%をクリアし、なかでもメンソレータムの商品は約161%アップと好記録だったことを思うと、やや物足りない結果です。手指がひどく乾燥するときには不向きでしょう。容器の使い勝手もいまひとつ。チューブが柔らかく、「やさしく押さないとドバッと出る」という不満が聞かれました。くるくる回して開けるフタについても「回転数が多くて手間」という意見があがっています。比較したなかにはスムーズに取り出せる商品もあったのに対し、ささっと塗りたいときには使いづらさを感じそうです。手だけでなく、体にも使えるところはメリット。執筆時点の価格も税込748円(※公式サイト参照)と試しやすいですよ。とはいえ、保湿に注力したい人や容器の使いやすさを重視する人は、ほかの商品もあわせて検討してみてくださいね。
カルテHD モイスチュア ハンドクリームは、肌荒れを防止したい敏感肌さん向きのアイテムです。成分をチェックした専門家は、乾燥を防ぐヘパリン類似物質・肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムに着目。比較した商品のなかには保湿に特化したものも多くありましたが、こちらは「繰り返す手荒れを防ぐ」という謳い文句にも納得の成分構成でした。敏感肌への刺激が懸念される成分について、専門家からの指摘はありません。着色料やアルコールなどを含む商品もあるなか、こちらは香料・着色料・アルコールが不使用。アレルギーテストをはじめとする各種テストをクリアしており、やさしい使用感に配慮が感じられます。ワセリン・グリセリン・アミノ酸など、保湿成分も複数配合。一方で「乾燥する」という口コミどおり、数値的な保湿力はそこそこでした。モニター3人の腕に塗って塗布直後と3時間後の肌水分量を測定すると、11.67%減少。比較した商品の平均値である-4.69%(※執筆時点)には届きませんでした。テクスチャはこっくりしていてやや固めですが、塗布した手にビーズを押し当ててべたつきにくさを調べると付着したのはわずか4個でした。高評価の基準とした10個を下回り、べたつきにくい印象。実際に使ったモニターからも肌なじみのよい使用感が好評です。口コミ同様に「べたつく」と感じた人は少なく、「しっとりする」とプラスに捉える声があがりました。無香料タイプで、モニターからも「ほぼ無臭」という感想が集まっています。においに敏感な人も使いやすいでしょう。フローラル系で万人受けしやすい香りの商品に比べると「気分が上がらない」という意見もありましたが、シーンを問わず使えるのはメリットです。保湿力重視で選ぶなら、ほかの商品もあわせて検討してみてくださいね。